ぼくのかみさま

紅月 燐

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ぼくのぞくせいとまちでごはん

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2人きりになった部屋。ソファに隣同士で座る。鑑定の紙を持ってるリュイさまが見せてくれた。

リラ(Ω)
HP510 MP98500
属性魔法…【闇魔法】
耐性…物理耐性 魔法耐性 苦痛耐性 

何が書かれてるかはわからなかったけど、リュイさまが読み上げてくれた。

「黒い光で、かなり強い光だったのでMPの量も多いとは思ってましたが…予想以上ですね…」
「えむぴーって…?」
「あぁ、魔法を使う時に消費する魔力の量のことですよ。とっても魔力量が多いので、闇魔法だけではありますがいろいろな使い方が出来るでしょうね。」

そう教えてくれた。ぼくの属性魔法は闇だったんだって。闇…どんな魔法があるのかな……

「闇魔法は…どんな魔法がありますか…?」
「そうですね…私も闇魔法を持っていますが、姿を消したり、影を操ったり…ですかね。自分の想像次第で使い方も変わってきますからね。」

うーん…ちょっとわかったような…わからないような…首を傾げていると…
 
「ふふ…今度の授業の時にアイザック先生にたくさん質問するといいですよ。」

って。魔法のじゅぎょうたのしみになってきた。それから、たいせい?のことも聞いた。あのお屋敷での生活で頑張ってきたからたいせいがついたんだって。それから、ちょっとだけお話してお部屋を出た。少し離れたところにしさいさまがいてこっちにきた。リュイさまがお話してまた、礼拝堂に戻ってきた。しさいさまとはここでお別れなんだって。さようならってしてから礼拝堂を出た。約束通り、礼拝堂から外に出る扉までステンドグラスをじっくりと見せて貰えた。やっぱりキラキラしててきれいだった…!

また、馬車に乗ってまちへ。
しばらく乗ってると…ぐうぅぅぅ…ってお腹がなった…思わずお腹に手を当てると…

「いいお腹の音ですね。お昼ご飯にしましょうか…オススメのお店があるのでそこに行きましょう。」

馬車を動かしてる人にリュイさまが行き先を言う。
また、街を眺めて数分。馬車が止まった。
扉が開くとリュイさまが先におりて次にぼくが降りる。目の前の建物はちょっと小さなお店。

「リラ、ここは夜烏亭(よがらすてい)というお店です。時々、来るんですよ。あっ、ここでは私のことはリューと呼んでね?」

そう言ってぼくの手を引いてお店に向かう。中に入るとお客さんが少し居た。

「おや?リュー様じゃねぇですか!いらっしゃいませ!」
「やぁ、ガスト。今日も元気だね」
「えぇ!元気だけが取り柄ですぜ!おや?珍しいお連れ様ですかい?お連れ様小さいですねぇ」
「紹介するよ。リーだ。私の運命の番だよ。これから、ちょくちょく来るだろうから顔を覚えておいてください。」

お店の人の大きな声にびっくりしたままリュイさまの会話を聞く。じっと見つめられてぺこりと頭を下げる。

「可愛らしいですね~!さあ、こちらへどうぞ!」

案内されたのは奥に行ったところの小さなお部屋。そこに入るとなんだか不思議な感じがした…なんだろう?首を傾げていると…

「おや?リラ気付きましたか?」
「え…っ?」
「防音の魔法です。中の声が外に聞こえないようにするんですよ。」

お部屋に魔法がかけられたから不思議に感じだったのはそれだったみたい。

「はぁ~本当に小さいですね…」
「小さくて可愛いんだよガスト。改めて、リラだよ。外ではリーと呼ぶけど覚えておいてね。」
「わかりました!リラ様!この夜烏亭の店主をしておりますガストっと言います!そのまま、ガストとお呼びくだせぃ!」
「えっと…よろしく…お願いします…?」
「声にびっくりしたんですかね…街で何かあった時にはこの夜烏亭二逃げこめばガストが助けてくれますからね?」


リュイさまの知り合いみたい。道覚えれるかなって心配だったけど、一緒に着いてきてたルイザさんを見たらにこにこしていたのできっと道も大丈夫だと思う。
自己紹介の後はメニューを見せてくれたし、教えてくれた。
コケとりのとまとにこみとかしちゅーとかいろいろあって迷っちゃった…でも、とまとにこみが気になったからそれをお願いした。
ガストさんが注文を聞き取るとお部屋を出ていった。それから、数分したらまた扉が開いてご飯がやってきた。

ぼくの前に置かれたのは木の器に入ったモノ。上に白いとロリとしたものがかかってて美味しそうだった。
じっと見ていると…

「食べていいんですよリラ。ですが、熱いのでふーふーしてから食べてくださいね?」

こくりと頷きスプーンを持つ。器の中に入れてすくい上げる。白いものはチーズだったようでよく伸びた。ふーふーして少し冷ましてから口に入れる。とまとのすっぱいのと甘いのとチーズの味がとっても美味しい…!熱かったからゆっくりとだったけど黙々と食べていった。


いつもよりたくさん食べほっとしているとリュイさまがじっと見つめていた。ふっとリュイさまは食べたのかな?って思っていたけど目の前のお皿は真っ白。なんにも入ってなかった。いつも間にかリュイさまも食べてたみたい。

「美味しかったですか?」

ぼくの口を拭きながらリュイさまが聞いてくる。

「とっても美味しかったです!」

そう答えるとまたにっこりしたリュイさまだった。そのあとはガストさんにバイバイをしてまた馬車へ。お屋敷に帰る途中…お腹もいっぱいで馬車の揺れも気持ちよくなってきてうとうとしてしまった……
気づいたらお屋敷で自分のベッドで寝ていた。ルイザさんに聞いたら寝てたからリュイさまが運んでくれたんだって。もっともっとたくさんお話したかったのに…って寝ちゃったのをちょっと後悔した…。



 
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