1 / 1
1
しおりを挟む
「緊急速報です。ただいま婚姻不可能症の法案が可決されました。これにより、30歳に到達した未婚者は強制的にマッチングされる事となります。」
テレビのワイドショーが国会から速報として伝えていた。
「なんだよこれ。ほぼニートみたいなオレに嫁をくれるのか?養ってくれる奥様最高じゃねーかよ。」
隆太は昼間から高アルコールサワーを胃に流し込み程よく気分が良かった。
ドンドンドン
安アパートのドアチャイムもない薄っぺらい玄関ドアが乱暴にノックされた。
「開いてるよー。」
隆太は立つのも面倒で四畳半にトイレと粗末なキッチンの部屋でベッドに寝転がったまま声を出し玄関ドアを見つめた。
すると、鍵のかかっていないドアが力いっぱい開けられスーツを着た人間が数人押し入ってきた。
「お、おい。お前ら誰だよ。人んちに勝手に入ってきやがって。」
スーツを着た人間のうち1人の女性が前に出て手帳のような物を開いて言った。
「厚労省婚姻不可能者対策班主査、橘美玖だ。片桐隆太だな?」
「え、あ。はい。」
「先程成立した婚姻不可能症法とその関連法は即時施行され、あなたはその対象患者として選定されたのでこれより法第17条3項により連行する。」
「逮捕ってことですか?」
「逮捕ではない。法に定める患者の緊急収容である。」
美玖は強い口調で告げた。
「尚、我々には大きな権限が与えられている。抵抗したり円滑な収容作業を妨害する行動が見られた場合、拘束や薬剤による制圧も可能ではあるのだが出来る限りそのような手段を使う事態は避けたい。大人しく来るか?」
「そーですよね。なんだか腰にぶら下がってるモノもチラチラ見えてますし…抵抗した所で良い未来は見えないんで。」
「理解が早くて助かる。持ち物は一切不要だ。後のことに関しても全てこちらが処理するのでそのまま付いてくればいい。」
隆太はテレビではまだコメンテーターがスタジオで適当な論説を交わしているのを横目に部屋を出た。
「着いたぞ。降りろ。」
美玖に促され、隆太は車から降りると学校のような建物に来ていた。周囲の塀だけは学校とは似つかわしくないほどに高かく、建物の入口まで来ると入口には銘板が付いていてそこには『厚生労働省 富士特別研修学校』と書かれていた。
まず通されたのが取調室のような机1つに椅子が対面で1つずつに窓は鉄格子といった場所だ。
隆太は1人椅子に座らせていると酔いもようやくさめてきたのか今になって急に怖くなっていた。
自分はほぼニートの様な生活をしていて社会に貢献するどころか年金はもちろん家賃やら公共料金の支払いさえ出来ない事がしばしばあったから、社会のお荷物として体よく処分されるのでは…という恐怖だった。
そんな考えに支配されていると美玖が今度は1人で部屋に入ってきた。
「さて、これより本人確認と生体サンプルの提出及び説明に入る。」
そう言うといくつかの書類に記入し、綿棒のオバケの様なもので頬の内側をぐりぐり拭われ遂には眼の前で採尿しろと言い出した。
「さすがに女性の前でちんこ出しておしっこを出すなんてプレイは勘弁してくださいよ。そういう性癖はありませんって。」
「私に従えないのか?」
「滅相もない。採尿しろと言われれば従いますよ。」
「じゃあ出せ。」
「いやいやいや、橘さんは採尿する時に人前でしますか?普通採尿室とかトイレでするもんですよね!!」
「なるほど。日々の生活にも困窮する割にまともな事を言うのだな。税金すら未納の分際で国民の義務も果たさないお前に人権があるとでも思ってるのか?」
「ええ。人権は人が生まれながらに持っている権利ですよ!」
「ほう。言うじゃないか。その権利は誰が保証するのだ?」
「国に他者全てです。」
「その国には税金も払わず多くの人間が権利ばかり主張してもはやこの国には金もなければ人材もいない。そんな国がお前になにが出来る?他者に権利の保証を求めてお前は他者に何を捧げられる?最低限、未来を担う子供すら作れずにお前たちはこの国を蝕む病巣でしかないだろ。」
隆太は何も言い返せなかった。
全て事実だからだ。
この国に税金を収める人間が減り、生活保護や老朽化したインフラの再整備など出費ばかり増えれば当然国は立ち行かなくなり、その先の未来は破滅しかない。
「なんでここまで言われなきゃいけないんですか!」
「この日本に住む日本人の為だ。」
「オレだって日本人ですが!」
「非国民の間違いだろ。現状はな。」
「クソ!オレだってこんな生活をしたくてしてんじゃない!必死に頑張って、頑張って……負けたんだ…。」
隆太は思い出したくない過去をふと思い出し涙が溢れ出した。
「情けない。負けを認めるのか?負けって言うのは負けを認めた時が負けなんだ。勝つまでやりゃ負けじゃない。」
「そんなのただの言葉遊びだろ。」
「そうか?死ぬまで負けを認めずに必死にあがきゃ負けてもないし、勝つために常に必死だった良い人生だろ。」
不意に隆太は虚を突かれた気分になった。
いや、自分でも薄々分かっていたのだ。
失敗に囚われ、周りの言葉に打ちひしがれ、周りの人間を遠ざけ、腐り怠惰な生活で可哀想な自分を生きているだけだと。
「話しがそれたがその隅っこのバケツにやれ。恥も何もかも捨ててやるべき事をやれ。それで良い。」
「そうだな。」
隆太はそう言うとおもむろに立ち上がりスウェットをボクサーパンツごと降ろすと美玖に向かって見せつけるように採尿をした。
「ほらよ。これで良いだろ?」
「採尿ごときで偉そうにするな。だがモノは中々じゃないか。」
「さて、いよいよ本題だ。本事業では非国民の状態にある国民を再教育し、立派な国民へと育て仕事と家庭を盤石なものとして送り出す趣旨で立案されている。」
「なんかスゴく多方面から怒られそうな感じしません?」
「そう思うならそう思えばいい。だが、40を過ぎて知力、体力そして生殖能力も衰えた氷河期世代は既に棄民の扱いになっていることに比べればお前らはまだチャンスがあるだけマシだと思うがな。お前のあの生活を一生続ける未来を考えた事があるか?」
「んー…まぁ確かに。病気でもしたら最期、あの家ですら追い出されたら分かっていても闇バイトとかに望みを託そうなんて気にもなってたかも知れませんね。」
「そうだろう。まずは最低限の金銭面の悩みを払拭する為に職業適性試験の後に適性のある職業の訓練へと移行する。今日はこのあと住居棟で自分の部屋を確認した後に夕食調理実習からプログラムが開始される。」
「夕食調理実習?」
「食事も生活に欠かせないスキルの1つだ。外食にばかり頼らず最低限の調理スキルを身に付けてもらう。そして、すべてのスケジュール管理や連絡事項諸々はこの支給品のスマホで行われるから生体情報の登録と部屋に行ったらこのジャージに着替えておけ。特段の指示が無ければ常時このジャージでの生活となる。」
「さながら刑務所っすね。」
「刑務所の方がまだマシだ。地獄を覚悟しておけ。」
係の人に案内されて住居棟の自分にあてがわれた1号棟の514号室に隆太は到着した。
「うぉ、すげぇ。新築の1LDKじゃん。最上階の5階で見晴らし最高!富士山も間近に見えて迫力すげー!」
家具に家電に一通り揃っててベッドもキレイに整えられ、さながらホテルのような感動を覚えた。
一通り部屋を見て回るとリビングのテーブルに置かれたしおりに気付いた。
~特別研修学校生活のしおり~
【特研校厳守事項】
・時間
・ルール
・マナー
その他事項はスマホを確認すること。
以上。
「強制マッチングなんて話しだったのに美玖さんが言ってたように再教育とか…一体なんなんだよここは……。」
不安を募らせる隆太のスマホが不意に振動した。
『生体情報を登録してください。』
赤い文字でデカデカと表示され、謎のカウントダウンがスマホの上部にあり焦って登録を済ませた。
すると、さらにチェストに入っていたスマートウォッチと連携させて着けるよう指示され従った。
ようやくスマホが起動するとマップ、アシスタント、メッセージアプリがインストールされていて通常の電話やインターネットは制限されているのかSNSをチェックしたりネットをチェックするのは一見無理そうだ。
通知:調理実習室へ移動
タスクの10分前通知だった。
慌ててジャージに着替えながら通知をタップするとマップアプリが起動して実習室へのルートが表示された。
「やべ、結構距離あるじゃん。美玖さんが刑務所より地獄って言ってたしどうみても遅れたらヤバいヤツでしょ。」
ダッシュで実習室に駆け込むと既に大方集まっていて、それぞれ4人一組なのかテーブルには1-xxxと2-xxxと部屋番号なのかプレートが置いてあり各々席に座っていた。
「えーっと、1-514は…あった。」
席を見つけて先に来ていた皆に挨拶しようとした瞬間、チャイムが鳴り響き実習室の扉が自動で閉まるとカチッと施錠されたような音がした。
テレビのワイドショーが国会から速報として伝えていた。
「なんだよこれ。ほぼニートみたいなオレに嫁をくれるのか?養ってくれる奥様最高じゃねーかよ。」
隆太は昼間から高アルコールサワーを胃に流し込み程よく気分が良かった。
ドンドンドン
安アパートのドアチャイムもない薄っぺらい玄関ドアが乱暴にノックされた。
「開いてるよー。」
隆太は立つのも面倒で四畳半にトイレと粗末なキッチンの部屋でベッドに寝転がったまま声を出し玄関ドアを見つめた。
すると、鍵のかかっていないドアが力いっぱい開けられスーツを着た人間が数人押し入ってきた。
「お、おい。お前ら誰だよ。人んちに勝手に入ってきやがって。」
スーツを着た人間のうち1人の女性が前に出て手帳のような物を開いて言った。
「厚労省婚姻不可能者対策班主査、橘美玖だ。片桐隆太だな?」
「え、あ。はい。」
「先程成立した婚姻不可能症法とその関連法は即時施行され、あなたはその対象患者として選定されたのでこれより法第17条3項により連行する。」
「逮捕ってことですか?」
「逮捕ではない。法に定める患者の緊急収容である。」
美玖は強い口調で告げた。
「尚、我々には大きな権限が与えられている。抵抗したり円滑な収容作業を妨害する行動が見られた場合、拘束や薬剤による制圧も可能ではあるのだが出来る限りそのような手段を使う事態は避けたい。大人しく来るか?」
「そーですよね。なんだか腰にぶら下がってるモノもチラチラ見えてますし…抵抗した所で良い未来は見えないんで。」
「理解が早くて助かる。持ち物は一切不要だ。後のことに関しても全てこちらが処理するのでそのまま付いてくればいい。」
隆太はテレビではまだコメンテーターがスタジオで適当な論説を交わしているのを横目に部屋を出た。
「着いたぞ。降りろ。」
美玖に促され、隆太は車から降りると学校のような建物に来ていた。周囲の塀だけは学校とは似つかわしくないほどに高かく、建物の入口まで来ると入口には銘板が付いていてそこには『厚生労働省 富士特別研修学校』と書かれていた。
まず通されたのが取調室のような机1つに椅子が対面で1つずつに窓は鉄格子といった場所だ。
隆太は1人椅子に座らせていると酔いもようやくさめてきたのか今になって急に怖くなっていた。
自分はほぼニートの様な生活をしていて社会に貢献するどころか年金はもちろん家賃やら公共料金の支払いさえ出来ない事がしばしばあったから、社会のお荷物として体よく処分されるのでは…という恐怖だった。
そんな考えに支配されていると美玖が今度は1人で部屋に入ってきた。
「さて、これより本人確認と生体サンプルの提出及び説明に入る。」
そう言うといくつかの書類に記入し、綿棒のオバケの様なもので頬の内側をぐりぐり拭われ遂には眼の前で採尿しろと言い出した。
「さすがに女性の前でちんこ出しておしっこを出すなんてプレイは勘弁してくださいよ。そういう性癖はありませんって。」
「私に従えないのか?」
「滅相もない。採尿しろと言われれば従いますよ。」
「じゃあ出せ。」
「いやいやいや、橘さんは採尿する時に人前でしますか?普通採尿室とかトイレでするもんですよね!!」
「なるほど。日々の生活にも困窮する割にまともな事を言うのだな。税金すら未納の分際で国民の義務も果たさないお前に人権があるとでも思ってるのか?」
「ええ。人権は人が生まれながらに持っている権利ですよ!」
「ほう。言うじゃないか。その権利は誰が保証するのだ?」
「国に他者全てです。」
「その国には税金も払わず多くの人間が権利ばかり主張してもはやこの国には金もなければ人材もいない。そんな国がお前になにが出来る?他者に権利の保証を求めてお前は他者に何を捧げられる?最低限、未来を担う子供すら作れずにお前たちはこの国を蝕む病巣でしかないだろ。」
隆太は何も言い返せなかった。
全て事実だからだ。
この国に税金を収める人間が減り、生活保護や老朽化したインフラの再整備など出費ばかり増えれば当然国は立ち行かなくなり、その先の未来は破滅しかない。
「なんでここまで言われなきゃいけないんですか!」
「この日本に住む日本人の為だ。」
「オレだって日本人ですが!」
「非国民の間違いだろ。現状はな。」
「クソ!オレだってこんな生活をしたくてしてんじゃない!必死に頑張って、頑張って……負けたんだ…。」
隆太は思い出したくない過去をふと思い出し涙が溢れ出した。
「情けない。負けを認めるのか?負けって言うのは負けを認めた時が負けなんだ。勝つまでやりゃ負けじゃない。」
「そんなのただの言葉遊びだろ。」
「そうか?死ぬまで負けを認めずに必死にあがきゃ負けてもないし、勝つために常に必死だった良い人生だろ。」
不意に隆太は虚を突かれた気分になった。
いや、自分でも薄々分かっていたのだ。
失敗に囚われ、周りの言葉に打ちひしがれ、周りの人間を遠ざけ、腐り怠惰な生活で可哀想な自分を生きているだけだと。
「話しがそれたがその隅っこのバケツにやれ。恥も何もかも捨ててやるべき事をやれ。それで良い。」
「そうだな。」
隆太はそう言うとおもむろに立ち上がりスウェットをボクサーパンツごと降ろすと美玖に向かって見せつけるように採尿をした。
「ほらよ。これで良いだろ?」
「採尿ごときで偉そうにするな。だがモノは中々じゃないか。」
「さて、いよいよ本題だ。本事業では非国民の状態にある国民を再教育し、立派な国民へと育て仕事と家庭を盤石なものとして送り出す趣旨で立案されている。」
「なんかスゴく多方面から怒られそうな感じしません?」
「そう思うならそう思えばいい。だが、40を過ぎて知力、体力そして生殖能力も衰えた氷河期世代は既に棄民の扱いになっていることに比べればお前らはまだチャンスがあるだけマシだと思うがな。お前のあの生活を一生続ける未来を考えた事があるか?」
「んー…まぁ確かに。病気でもしたら最期、あの家ですら追い出されたら分かっていても闇バイトとかに望みを託そうなんて気にもなってたかも知れませんね。」
「そうだろう。まずは最低限の金銭面の悩みを払拭する為に職業適性試験の後に適性のある職業の訓練へと移行する。今日はこのあと住居棟で自分の部屋を確認した後に夕食調理実習からプログラムが開始される。」
「夕食調理実習?」
「食事も生活に欠かせないスキルの1つだ。外食にばかり頼らず最低限の調理スキルを身に付けてもらう。そして、すべてのスケジュール管理や連絡事項諸々はこの支給品のスマホで行われるから生体情報の登録と部屋に行ったらこのジャージに着替えておけ。特段の指示が無ければ常時このジャージでの生活となる。」
「さながら刑務所っすね。」
「刑務所の方がまだマシだ。地獄を覚悟しておけ。」
係の人に案内されて住居棟の自分にあてがわれた1号棟の514号室に隆太は到着した。
「うぉ、すげぇ。新築の1LDKじゃん。最上階の5階で見晴らし最高!富士山も間近に見えて迫力すげー!」
家具に家電に一通り揃っててベッドもキレイに整えられ、さながらホテルのような感動を覚えた。
一通り部屋を見て回るとリビングのテーブルに置かれたしおりに気付いた。
~特別研修学校生活のしおり~
【特研校厳守事項】
・時間
・ルール
・マナー
その他事項はスマホを確認すること。
以上。
「強制マッチングなんて話しだったのに美玖さんが言ってたように再教育とか…一体なんなんだよここは……。」
不安を募らせる隆太のスマホが不意に振動した。
『生体情報を登録してください。』
赤い文字でデカデカと表示され、謎のカウントダウンがスマホの上部にあり焦って登録を済ませた。
すると、さらにチェストに入っていたスマートウォッチと連携させて着けるよう指示され従った。
ようやくスマホが起動するとマップ、アシスタント、メッセージアプリがインストールされていて通常の電話やインターネットは制限されているのかSNSをチェックしたりネットをチェックするのは一見無理そうだ。
通知:調理実習室へ移動
タスクの10分前通知だった。
慌ててジャージに着替えながら通知をタップするとマップアプリが起動して実習室へのルートが表示された。
「やべ、結構距離あるじゃん。美玖さんが刑務所より地獄って言ってたしどうみても遅れたらヤバいヤツでしょ。」
ダッシュで実習室に駆け込むと既に大方集まっていて、それぞれ4人一組なのかテーブルには1-xxxと2-xxxと部屋番号なのかプレートが置いてあり各々席に座っていた。
「えーっと、1-514は…あった。」
席を見つけて先に来ていた皆に挨拶しようとした瞬間、チャイムが鳴り響き実習室の扉が自動で閉まるとカチッと施錠されたような音がした。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる