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11,爆発
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シオンはこの1か月のモヤモヤした気持ちを晴らしたかった。どうしたら、サンカは自分を受け入れてくれるのか。そして、王は何を言いたかったのか。今、あの公園なら、サンカと王と3人で話が出来る。城だとどうしても邪魔が入ってしまうから。ふたりは話を聞いて答えてくれるかと、流れる車窓の景色を見つめた。
街に着き、シオンはバスを降りた。5分も歩けばあの公園に着く。早く会いたい。シオンは足を早めた。その時
「!!?」
激しい爆発音。地震かのように建物が、足元が揺れ、立っていられなくて地面に座り込む。
「な、に…?」
揺れがおさまり、シオンはおそるおそる顔を上げる。土埃が舞う視界の向こう、真っ黒い煙が立ち上っている。
公園だ…!
その場所があの公園だと気づき、何事かとざわつく周りの人々を縫い、走り出した。
シオンが公園に着くと、すでに街の人々が集まり始めていた。その人々の間から見えた公園の様に言葉を失う。緑に囲まれ、広く美しかった公園は一変していた。敷地の半分以上が深くえぐれ、緑の木々も街灯もベンチも跡形もなくなっていた。
聞いたことのない爆音。見たことのない黒い煙。初めて嗅ぐ火薬の臭い。武器も爆薬もないウェア王国では、こんな大規模な爆発を起こせるような物は存在しない。それでも、集まった街の人々は危険だということはわかり、近づくことも出来ずにただ戸惑う。
「サンカ…っ!」
「おい、君!危ないぞ!!」
「離して!!」
シオンは引き止める男性を振り切り、公園の敷地にかけ込む。サンカと王がここにいるはず。キョロキョロと周りを見渡し、散らばっている残骸を見てまわる。
「あ…!」
敷地の隅、見覚えのある木片が目に入る。見る影もないが、あの時、座って休んだベンチのもの。シオンはそれにかけ寄る。
「サンカ!王さま…っ!」
地面にめり込んだ大きな木片をつかみ、なんとか押して退かすと、土埃にまみれた、見慣れた黒髪と黒いコートが現れる。
「サンカ!!」
やはり、サンカはここにいた。シオンが叫ぶと、うつ伏せた身体が動き、パラパラと木片や小石が落ちる。
「ぅ…シオン、か…?」
サンカはうめきながら、血と土埃で汚れた顔を上げた。
「なん、で…ここに…」
「サンカ!大丈夫?!どうして、こんな…っ!?」
城にいるはずの弟がいることに驚くサンカの横に、シオンは泣きそうになりながら膝をつく。
「ぐ…多分、この前の奴らの残党だ。チッ…クソが」
「あっ!王さま…っ」
舌打ちして身体をずらしたサンカの下には、ウェア王が横たわっていた。目を閉じ、ピクリとも動かない。
さっきの爆発は1か月前に捕らえた外国人らの残党によるものだろうと、サンカは考えていた。おそらくベンチ付近に爆発物が仕掛けてあり、時限式か遠隔操作かわからないが、王を狙ったものなのは間違いない。
「気ぃ失ってるだけだ…。シオン、今すぐ、この人を連れて逃げろ」
「逃げ…?何で…?」
何故逃げるのか、シオンはわからずにサンカを見つめる。
「奴ら、俺とこの人が生きてっか見に来るはずだ。その前に逃げねぇと…っ」
「ぼ、僕ひとりじゃ無理だよっ。サンカも、一緒に…!」
「俺はもう、動けねぇ」
「え…?」
サンカの目線を追い、シオンはうつ伏せたままの彼の足元を見る。
「…っ!!あ、あぁ…っ?!」
サンカの両足はなくなっていた。護衛の象徴、黒いコートと共に膝から下が千切れ、赤黒い血溜まりを地面に作っていた。千切れた先はどこにあるかすらわからない。シオンは一気に血の気が引き、ガクガクと身体を震わせる。
「な?だから、お前が…」
「や、ヤダよ!サンカもっ、サンカも一緒に行こう!!」
あまりの状態に混乱し、ブンブンと首を横に振る。
「言っただろ?俺は王室護衛だ。この人を守るためなら、命も惜しくねぇ」
「ヤダ!ヤダ…っ!」
違うと言いたい、サンカの命は王のものじゃないと訴えたい。この現実を見たくなくて、目をつぶり、耳をふさぐ。
「シオン!!」
「!!」
サンカが名を叫び、シオンはビクッと身体を強ばらす。
「このままじゃ、俺どころか、この人も、お前まで殺される!!それでいいのか?!」
「…っ」
みんな、殺される。サンカの言葉がシオンを現実に引き戻す。
「この人はまだこの国に必要だ。お前も死なせられねぇ。だから、頼む」
「あ、ぅ…」
優しくなった声色に、シオンの左目からポロポロと涙があふれ出る。
「シオン、顔…見せろ」
「ひ…っう、ぅぐ…っ」
サンカはなんとか肘で身体を支え、泣きじゃくるシオンの顔に手を伸ばす。
「俺をお前の兄貴にしてくれて、ありがとうな。お前は俺の…この世で一番大切な弟だ」
流れる涙を拭ってやり、頭をくしゃくしゃなで、にっと笑う。
「サンカ…っ」
大好きな兄の、あたたかい手と笑顔。シオンはその血だらけの手をぎゅっと握った。
「シオン、急げ。城に戻って、助けを呼べ。出来るな?」
サンカは近づいてくる複数の悪意ある気配を感じ、シオンを急かす。
「うん…っ!」
シオンは涙をこらえ、気絶している王の腕を持ち上げて肩にかける。
「待ってて、サンカ!僕、絶対、助けを呼んでくるから!」
王を探しているレイニーやシャウアに知らせれば、サンカも助けられる。いつも助けてくれた兄を、今度は自分が助けるのだ。シオンは力強く言い、背負った王の足を引きずりながらよろよろと歩いて行く。
「ああ」
サンカは笑み、その背を見送った。
「…ふぅー」
シオンが公園を出たのを見送ると、サンカは大きく息を吐く。後は少しでも時間稼ぎが出来れば、シオンと王は大丈夫だろうと安堵する。
「ゲぇ…っがはっ!!」
そして、顔を歪め、咳き込むと大量に吐血する。爆発で足だけでなく、内臓も激しく損傷していた。いくら金眼の血縁でも治療が不可能なレベルだという自覚もある。震える肘で身体を持ち上げ、ごろんと仰向けに寝転がる。抜けるような青空。それを隠す影が、サンカの視界に入ってくる。
「すげー…生きてんのか?」
「どれだけ頑丈なんだよ」
驚きを口々に話しながら、10人ほどの外国人がぞろぞろやって来ると、サンカの周りを取り囲む。
「…」
ヒューヒューとやっと呼吸を保ち、サンカは彼らに目だけを向ける。顔立ちを見て、1か月前に捕らえた者たちの残党だと確信する。
「列車ごと何十人も殺った爆弾と同じヤツだぜ?」
「…!」
8年前、サンカの家族を襲ったトロッコ列車の爆破事件。外国人が関わっていると考えられていたが、まさかそれも彼らの仕業だとは。
「は、そっか…アレも、お前らか…」
サンカは運命的と言えるような偶然に苦笑いする。
「うお、しかもしゃべれんのか!信じられねえ」
虫の息だと思っていたサンカの声を聞き、彼らは引くほど驚く。
「王室護衛ナメんな。クソが」
サンカはギロリと彼らをにらむ。
「ふん…話せるなら、答えてもらおうか。ウェア王はどこだ?」
「死体がないってことは、お前が逃したんだろ?」
彼らは仲間が捕まり、もう王が死んでも構わないと半ばヤケクソで爆弾を仕掛けた。しかし、生きているなら本来の目的の金眼を奪ってやろうと、サンカに拳銃を突きつける。
「へ…っバーカ。答えると思ってんのか?アタマ湧いてんな」
拳銃などに怯むサンカではない。瀕死とは思えない言い草で、彼らを煽る。
「チッ…いちいち腹立つ奴だな…!」
「別にいいさ。そう遠くには行ってないだろ。すぐに見つかる」
「そうだな。で、こいつはどうする?」
「放っておいても死ぬだろうが…仲間をやられた恨みは晴らさないとな」
彼らはニヤリと笑み、冷たい銃口をサンカの額に押し当てた。
「…」
終わり、か。サンカはもうかすんで見えない目を閉じる。
王は怪我をしなかっただろうか。突然の爆発に自分を助けた父親のようには出来ず、この身体を盾にすることが精一杯だった。王室護衛として不甲斐なかったと思う。
それから、シオンにはかわいそうなことをした。最期の会話が、あんな無理難題を背負わせるものになってしまった。それに『目的』は結局果たせず、望みにも応えられなかった。それでも、弟は、シオンはこんな自分を一生懸命愛してくれた。何もかも失った自分を救ってくれた、綺麗でかわいい弟。
もっと素直にこう言えたら、シオンは喜んでくれただろうか。
「俺も、愛してる…シオン」
乾いた銃声が、青空に響き渡った。
街に着き、シオンはバスを降りた。5分も歩けばあの公園に着く。早く会いたい。シオンは足を早めた。その時
「!!?」
激しい爆発音。地震かのように建物が、足元が揺れ、立っていられなくて地面に座り込む。
「な、に…?」
揺れがおさまり、シオンはおそるおそる顔を上げる。土埃が舞う視界の向こう、真っ黒い煙が立ち上っている。
公園だ…!
その場所があの公園だと気づき、何事かとざわつく周りの人々を縫い、走り出した。
シオンが公園に着くと、すでに街の人々が集まり始めていた。その人々の間から見えた公園の様に言葉を失う。緑に囲まれ、広く美しかった公園は一変していた。敷地の半分以上が深くえぐれ、緑の木々も街灯もベンチも跡形もなくなっていた。
聞いたことのない爆音。見たことのない黒い煙。初めて嗅ぐ火薬の臭い。武器も爆薬もないウェア王国では、こんな大規模な爆発を起こせるような物は存在しない。それでも、集まった街の人々は危険だということはわかり、近づくことも出来ずにただ戸惑う。
「サンカ…っ!」
「おい、君!危ないぞ!!」
「離して!!」
シオンは引き止める男性を振り切り、公園の敷地にかけ込む。サンカと王がここにいるはず。キョロキョロと周りを見渡し、散らばっている残骸を見てまわる。
「あ…!」
敷地の隅、見覚えのある木片が目に入る。見る影もないが、あの時、座って休んだベンチのもの。シオンはそれにかけ寄る。
「サンカ!王さま…っ!」
地面にめり込んだ大きな木片をつかみ、なんとか押して退かすと、土埃にまみれた、見慣れた黒髪と黒いコートが現れる。
「サンカ!!」
やはり、サンカはここにいた。シオンが叫ぶと、うつ伏せた身体が動き、パラパラと木片や小石が落ちる。
「ぅ…シオン、か…?」
サンカはうめきながら、血と土埃で汚れた顔を上げた。
「なん、で…ここに…」
「サンカ!大丈夫?!どうして、こんな…っ!?」
城にいるはずの弟がいることに驚くサンカの横に、シオンは泣きそうになりながら膝をつく。
「ぐ…多分、この前の奴らの残党だ。チッ…クソが」
「あっ!王さま…っ」
舌打ちして身体をずらしたサンカの下には、ウェア王が横たわっていた。目を閉じ、ピクリとも動かない。
さっきの爆発は1か月前に捕らえた外国人らの残党によるものだろうと、サンカは考えていた。おそらくベンチ付近に爆発物が仕掛けてあり、時限式か遠隔操作かわからないが、王を狙ったものなのは間違いない。
「気ぃ失ってるだけだ…。シオン、今すぐ、この人を連れて逃げろ」
「逃げ…?何で…?」
何故逃げるのか、シオンはわからずにサンカを見つめる。
「奴ら、俺とこの人が生きてっか見に来るはずだ。その前に逃げねぇと…っ」
「ぼ、僕ひとりじゃ無理だよっ。サンカも、一緒に…!」
「俺はもう、動けねぇ」
「え…?」
サンカの目線を追い、シオンはうつ伏せたままの彼の足元を見る。
「…っ!!あ、あぁ…っ?!」
サンカの両足はなくなっていた。護衛の象徴、黒いコートと共に膝から下が千切れ、赤黒い血溜まりを地面に作っていた。千切れた先はどこにあるかすらわからない。シオンは一気に血の気が引き、ガクガクと身体を震わせる。
「な?だから、お前が…」
「や、ヤダよ!サンカもっ、サンカも一緒に行こう!!」
あまりの状態に混乱し、ブンブンと首を横に振る。
「言っただろ?俺は王室護衛だ。この人を守るためなら、命も惜しくねぇ」
「ヤダ!ヤダ…っ!」
違うと言いたい、サンカの命は王のものじゃないと訴えたい。この現実を見たくなくて、目をつぶり、耳をふさぐ。
「シオン!!」
「!!」
サンカが名を叫び、シオンはビクッと身体を強ばらす。
「このままじゃ、俺どころか、この人も、お前まで殺される!!それでいいのか?!」
「…っ」
みんな、殺される。サンカの言葉がシオンを現実に引き戻す。
「この人はまだこの国に必要だ。お前も死なせられねぇ。だから、頼む」
「あ、ぅ…」
優しくなった声色に、シオンの左目からポロポロと涙があふれ出る。
「シオン、顔…見せろ」
「ひ…っう、ぅぐ…っ」
サンカはなんとか肘で身体を支え、泣きじゃくるシオンの顔に手を伸ばす。
「俺をお前の兄貴にしてくれて、ありがとうな。お前は俺の…この世で一番大切な弟だ」
流れる涙を拭ってやり、頭をくしゃくしゃなで、にっと笑う。
「サンカ…っ」
大好きな兄の、あたたかい手と笑顔。シオンはその血だらけの手をぎゅっと握った。
「シオン、急げ。城に戻って、助けを呼べ。出来るな?」
サンカは近づいてくる複数の悪意ある気配を感じ、シオンを急かす。
「うん…っ!」
シオンは涙をこらえ、気絶している王の腕を持ち上げて肩にかける。
「待ってて、サンカ!僕、絶対、助けを呼んでくるから!」
王を探しているレイニーやシャウアに知らせれば、サンカも助けられる。いつも助けてくれた兄を、今度は自分が助けるのだ。シオンは力強く言い、背負った王の足を引きずりながらよろよろと歩いて行く。
「ああ」
サンカは笑み、その背を見送った。
「…ふぅー」
シオンが公園を出たのを見送ると、サンカは大きく息を吐く。後は少しでも時間稼ぎが出来れば、シオンと王は大丈夫だろうと安堵する。
「ゲぇ…っがはっ!!」
そして、顔を歪め、咳き込むと大量に吐血する。爆発で足だけでなく、内臓も激しく損傷していた。いくら金眼の血縁でも治療が不可能なレベルだという自覚もある。震える肘で身体を持ち上げ、ごろんと仰向けに寝転がる。抜けるような青空。それを隠す影が、サンカの視界に入ってくる。
「すげー…生きてんのか?」
「どれだけ頑丈なんだよ」
驚きを口々に話しながら、10人ほどの外国人がぞろぞろやって来ると、サンカの周りを取り囲む。
「…」
ヒューヒューとやっと呼吸を保ち、サンカは彼らに目だけを向ける。顔立ちを見て、1か月前に捕らえた者たちの残党だと確信する。
「列車ごと何十人も殺った爆弾と同じヤツだぜ?」
「…!」
8年前、サンカの家族を襲ったトロッコ列車の爆破事件。外国人が関わっていると考えられていたが、まさかそれも彼らの仕業だとは。
「は、そっか…アレも、お前らか…」
サンカは運命的と言えるような偶然に苦笑いする。
「うお、しかもしゃべれんのか!信じられねえ」
虫の息だと思っていたサンカの声を聞き、彼らは引くほど驚く。
「王室護衛ナメんな。クソが」
サンカはギロリと彼らをにらむ。
「ふん…話せるなら、答えてもらおうか。ウェア王はどこだ?」
「死体がないってことは、お前が逃したんだろ?」
彼らは仲間が捕まり、もう王が死んでも構わないと半ばヤケクソで爆弾を仕掛けた。しかし、生きているなら本来の目的の金眼を奪ってやろうと、サンカに拳銃を突きつける。
「へ…っバーカ。答えると思ってんのか?アタマ湧いてんな」
拳銃などに怯むサンカではない。瀕死とは思えない言い草で、彼らを煽る。
「チッ…いちいち腹立つ奴だな…!」
「別にいいさ。そう遠くには行ってないだろ。すぐに見つかる」
「そうだな。で、こいつはどうする?」
「放っておいても死ぬだろうが…仲間をやられた恨みは晴らさないとな」
彼らはニヤリと笑み、冷たい銃口をサンカの額に押し当てた。
「…」
終わり、か。サンカはもうかすんで見えない目を閉じる。
王は怪我をしなかっただろうか。突然の爆発に自分を助けた父親のようには出来ず、この身体を盾にすることが精一杯だった。王室護衛として不甲斐なかったと思う。
それから、シオンにはかわいそうなことをした。最期の会話が、あんな無理難題を背負わせるものになってしまった。それに『目的』は結局果たせず、望みにも応えられなかった。それでも、弟は、シオンはこんな自分を一生懸命愛してくれた。何もかも失った自分を救ってくれた、綺麗でかわいい弟。
もっと素直にこう言えたら、シオンは喜んでくれただろうか。
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乾いた銃声が、青空に響き渡った。
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