裏社会に巻き込まれたらセックスを強要された件

こうたろ

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2章

夜会

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夜会が行われる日の夜。

俺とモニカ、リーナ、小夜は楓の運転するリムジンで夜会が行われる会場へ向かっている。

悠里たちとは別行動で入場する予定になっている。

フォーマルなスーツに着替えてメイドたちもそれぞれドレスを着用している。

会場に近づくにつれてこちらと同じような高級車が多く見えてくる。



会場の入り口に着き、リムジンから降りる。

モニカは俺に腕を絡めて俺が一応形だけのエスコートを行う。

マンションを出るまでにメイドたち4人の間で乱闘ゲームによる決戦が行われた結果勝利したモニカが俺と同行することになった。

リーナと小夜はエスコート無しで最下位だった楓が運転手でパーティー自体参加できなかった。



パーティー会場の入場となると大量のメディアが有名人を撮影するのにカメラが設置されているがそれらを一手に引き受けるような者たちはもっと早くに到着しており俺たち裏役たちが来たときは既にメディアが会場内に移行した後だった。



悠里たちもメディアに迎えられながら既に会場内で支援している経営者たちと話しているはずだ。

俺たちも警備員たちの横を通って会場内に入る。

今まで雲の上の出来事だった金持ち世界に足を踏み込んでいることにかなり緊張していたが、モニカのパーティーなど関係なく腕を組めることに幸せそうな顔を見たらだいぶ気が楽になった。



会場に入ると入り口から長い廊下が続いており、奥の扉の中では今まさにパーティーが行われている。

ほとんどの人たちはそのまま真っ直ぐ扉へ向かっていくが一部、両脇にいる黒服と会話して黒服について行く形で脇の道にそれていく者たちがいる。



俺たちも近場の黒服に近寄る。

黒服も俺たちに気づいてこちらを向く。



「伊集院の代理の者です」



そう言って胸元から悠里に渡された招待状を渡す。

パーティー参加者が全員同じ招待状を持っているが裏会に参加するものには特殊加工が施され、黒服のこれも特殊加工されているサングラスでのみ確認することが出来る。

黒服は俺の提示した招待状を確認して俺たちを案内する。



「伊集院 悠里様の代理、上山 章人様ですね。こちらへどうぞ」







メイン会場へ向かう廊下から脇に逸れてエレベーターの前に案内される。

黒服が下を向いているエレベーターのボタンを数秒長押ししてるとエレベーターが動き出す。

メインの通路ではそれなりの数の組が逸れた廊下に入っていったがこのエレベーターの前には俺とモニカ、案内した黒服しかいない。

おそらく同じようなエレベーターが複数あって参加者通し鉢合わせないようにしているのだろう。

まあ、非合法だし細心の警備が必要なんだろう。



エレベーターが到着して扉が開く。

俺とモニカは黒服に見届けられながらエレベーターに入り、下へ移動する。



「モニカ、参加者ってどれくらいいるんだ?」



廊下で見た感じではそれなりに数がありそうだ。

モニカは人目がなくなったからか腕により身体を寄せてくる。



「はい、今回の裏会では50人です。しかし、これは純粋な参加者の人数です。私や後から来るリーナと小夜のような護衛を含めると200人ほどになるでしょう」



「50か・・・俺たちと購入が被ることってあるんだろ?」



「はい。そうなった場合は単純に金銭の話になります。悠里様も申しておりましたがあまり組織による優劣は存在しません・・・悠里様がご用意した資金なら全て買いあさることも可能ですが」



「そんなヘイトを稼ぐようなことはしない」



そうこう話しているうちにエレベーターが停止して扉が開く。

エレベーターを降りると、一人のバニーガール格好をした少女が俺たちを迎えた。

平岡さん並に小柄だが彼女とは対照的にそれなりの胸があり深々と頭を下げたときに谷間に目がいった。



「いらっしゃいませ。お客様のご案内を任せられております。マリーフォン=クラインと申します」



マリーフォンに案内されて上と大して明るさの違わない黒を基調とした廊下を進む。

位置的には上の会場の真下だろう。裏会が行われる会場に入った。



廊下と同じ黒い会場内では俺たちと同じようにフォーマルな格好でバニーガールを横に控えている参加者たちと同じようにスーツやドレスを着用しているが周囲に警戒している護衛たちがそれぞれ円机に集まっていた。

その更に奥、大きなステージでは中央に立てられたポールに下着姿で肢体を振りまき踊っている女性が居た。



俺たちもマリーフォンに付いていき一つの円机に備え付けられた椅子に座る。俺の隣にモニカが座り、マリーフォンは反対側に立ち、控えている。

そのマリーフォンに話しかけられる。



「上山様は今回始めてのご参加をなりますので、オークションのご説明をさせていただきます。オークションが始まりますと席を立つことは禁止となっております。購入の意思、金額の入力などは椅子に取り付けられている端末で行っていただきます。また、商品以外のスタッフ他参加者の護衛などの情報も端末に備えられております。もし商品以外で気に入られた者がいた場合は運営及び参加者とのチャットで交渉が可能となっております。他、端末にヘルプ項目があります。私も控えておりますのでいつでもご質問ください」



説明を終えたマリーフォンは一歩後ろへ下がる。

ここに存在する者全てが商品か・・・モニカたちを売るつもりは無いけど・・・



「ふぅ・・・」



息を吐き気持ちを落ち着かせると椅子の側面のアームを引いて取り付けられているタブレット端末を起動させる。

起動したタブレットには商品、スタッフ、参加者の項目があり、商品項目をタップ。

内容は今回商品に出される人間の詳細情報。

年齢、身長、体重、3サイズ、経歴、能力、紹介される時間帯と金額投入有効時間などが表示される。



悠里に指示された将来のメイド候補、10歳前後の少女を探す。

今回商品として出されるのは5人、画面をスライドさせて詳細を確認。



「お待たせしました」



俺が端末を操作している間にリーナと小夜もバニーガールに連れられて俺たちの座る円机の席に座る。

それからしばらくしてステージに司会者が登場して人間を商品としたオークションが始まる。







「こちらの商品、かの有名な大手会社のご令嬢を媚薬漬けにしたものです。淫乱でありながら品格を持ち平時の秘書としても肉便器としても有用に使うことが出来ます・・・」



「ああん・・・んっんっ・・・んん・・・んああああ!イクぅぅ!」



司会の説明中ステージ中央では紹介されている20代の女性が全裸で自らの乳首と膣を指で弄りながら何度も絶頂を迎えていた。

入場したときはノースリーブにロングスカート、カーディガンを羽織って優雅に歩いてきたが司会による紹介が始まった途端艶かしく服を脱ぎだしてオナニーを始めた。

ステージに転がってM字に足を開いて股間に手を伸ばす。

時折バニーガールが登場して電マやバイブで責められ身体をくの字のまげて愛液をステージにぶちまける。

その姿はステージ各所に備え付けられているカメラを通して参加者の端末で見ることが出来る。



金額投入画面では紹介されている彼女に10人ほどの参加者が金額を投入していた。

その金額は億の単位に届いており庶民感覚が抜けない俺としては人が買えることと合わさって困惑してしまう。

金額投入時間が過ぎてそのときの最高金額を入れていた参加者の名前が詳細に入力され、紹介されていた彼女は購入済みの表示が出る。



何度も絶頂して失禁寸前の彼女はスタッフによって運び出され、ステージはすぐさま清掃される。

ものの数分で直ぐに次の商品がステージに歩いてくる。



端末をスライドして次の商品の詳細を確認すると気を引き締める。

購入対象の少女の一人白波 紬だ。

10歳で両親は実業家だったが失敗して闇金に手を出した結果ヤクザに追われるようになった。

親族はそのような白波家と関わりを絶ち、警察からも自業自得と見捨てられる。

返す当てもない金で追われ続けたが家に押し入ってきた取立てを待ち伏せで返り討ちにしようとした。

結果それを更に返り討ちに合い父親は頭をぐちゃぐちゃミンチにされ、母親はホームレスたちに輪されてヤクザに連れて行かれて紬と二度と会うことはできなくなった。

で、ヤクザは紬をこのオークションに出して白波家に貸していた金を回収しようとしている。

壮絶な人生を送っているが警察の言う自業自得というのは的を射ている。



紬はガチガチで今にも泣きそうな表情で震えながら衣服を脱ごうとしているが恐怖心がその動きを止める。

見かねたスタッフがステージに出てきて紬の脱衣を補助・・・いや、抵抗する紬をひん剥いている。



「いや・・・いやぁぁぁ・・・」



全裸にされた紬の四肢を押さえたスタッフがまだ発達していない胸をまさぐる。



「ひゃあああああああ!!」



快感をまだ知らない紬は押し寄せる感覚を会場中に響かせる。

司会は紬の購入メリットとしてまだ一切手が加えられていないので購入者の好きに調教できることを上げている。

確かにメイドとするならこういったほうが良いだろう。

金額投入ページを開き白波 紬へ金額を入れる。

既にほかの参加者も金を入れており現在の最高金額は500万程度・・・

司会の言う好きに調教できるというのは逆に自分で調教しないといけないことだ。

それまでの生活は購入者が保障しなければならないのでその分の経費を考えて一つ前の商品に比べてだいぶ安くなっている。



事前に確認して高い商品の購入予定も無いので多少多めに1000万を投入するとほかの参加者の動きが止まった。

彼らは逆に他に高い買い物をするのでこちらと競争する気が一切無かった。



紬の購入がほぼ決まった頃当人はステージ上でバニーガールスタッフに押さえつけられながら身体をまさぐられている。

普通なら悶えるだけで前戯にすらならないが肉体的にも精神的にも未発達な紬は声を出しながら反応する。

もう少しで紬の金額投入時間が終わろうとしていたときスタッフが最後に紬の乳首に指を当てた。



「はあああん!!」



触れただけで跳ね上がる身体紬は自身に何がおきているのかが分からなかった。

分からないことへの恐怖で泣き叫び乳首に指が触れるたびに反射で体が跳ね上がり嬌声を発する。

この時間のほとんどは足やお腹を弄っていただけで身体としては満足に刺激を与えられなかったので射精はしなかったが感情の爆発で声は張り続け、顔は涙と涎でぐしゃぐしゃになっていた。



タブレットの紬の欄に購入者である俺の名前が表示されて購入が完了される。

ステージ上の紬はスタッフに抱えられて控え室に連れられ再びステージの掃除が行われる。

そして直ぐに次の商品へ移る。







オークションの中盤、今回提示されている商品の半分まで紹介と購入が終り休憩が挟まれる。

購入予定の少女たちは前半で全て紹介されその全ての購入に成功した。

紬を含めほとんど性知識もなく躾が必要な子たちだったので購入金額は5人合わせても紬の前に紹介された令嬢の半分程度だった。

悠里に渡された資金の8割以上を残しているがオークションは今回だけではないらしいのでそのときに回せば良いだろう。



「章人君。どうかしら?」



上のパーティーを一時抜け出してきた悠里がスタッフに案内されて俺の隣に座った。

常に輝いている彼女だがドレスに包まれた姿は天使のようだった。

周囲の他の男性たちが悠里に見ほれて生唾の飲み込んでいる。



俺が悠里の姿を眺めていると視線に気づいた悠里が目を細め口元を緩めながら胸の下で両肘を掴み軽く腕を組み、ドレスから露出されている上乳を寄せる。

この世全ての男を虜にしそうな妖艶な姿は向けられている俺に気があるものだと錯覚させる。

・・・順調に進めばこの性癖以外パーフェクトなやつとヤル事になるんだよな。

既に協力している以上どうこう言うことは無いが、人間である以上性があるにしろないにしろ異性を求めるものだ。

・・・恋愛面は本当にどうでも良いのだろうか。



「とりあえずご要望の通りだけど・・・」



話を戻して購入リストを見せる。

悠里は相手にされなかったことに少々膨れるが素直にリストを受け取って確認する。

さっと確認してリストを戻す。



「はい、よろしいです・・・ところで章人君は買わないんですか?」



「俺?別に・・・」



確かに伊集院家から頂いている資金で買うことは出来るけど既に魅力的なメイドがそばに居てくれるからそこまで欲しいとは感じない。



「でも可愛い子を見たらムラッとしたりするでしょう」



「否定はしない・・・」



「なら買うべきです。人は肉体的にも精神的にも同じものは居ません」



グイッと身を乗り出して人差し指で俺の利首を的確に突く。



「乳首責めが上手な子、フェラが気持ち良い子、膣の相性が良い子・・・たくさんの子と経験して私を満足させられるようになって下さい」



そういう契約だからな~・・・



「・・・分かりました。ただそっちから貰っている金とは言っても俺が払うものには口出ししないでよ」



「ええ、それでは私たちは戻りますね」



悠里が席を立つとユーリスさんも後ろを歩いて二人は会場を後にする。
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