裏社会に巻き込まれたらセックスを強要された件

こうたろ

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5章

嵐の前の静けさ

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 扉を開けると、クルーズのスタッフが立っていた。 

「お休みのところ失礼いたします。クルーズにおけるサービスの提供に参りました……いかがでしょうか」

 そう言って胸を抱き寄せて強調させる。
 背は低めだけど、胸はかなり育っているスタイルの良い人だ。
 一般人ならそれだけで射精をしてしまうような色香を感じさせる肢体だ。

 しかし、俺はこれでも多くの美少女たちとの経験があるため、それだけで誘われたりはしない。
 というか、このクルーズは北条院さん主催で、伊集院関係でないため、スタッフも俺とは関係の無い人たちだ。
 節操なしに手を出せば間違いなく問題になるので、ここは丁重にお断りさせてもらった。

「そ、そうですか?でも、お客様も性欲が溜まって……」
「兄さん……?誰か来たの……?」

 スタッフが引き下がらずにいると、部屋の奥から起きたのであろう千歳が顔を出した。
 ねむい瞼を擦りながら来たのだが、セックスした後にそのまま寝てしまった為、裸のままだった。
 布団のシーツを胸元まで持って、引きずってきている為に大事な所は見えていないが、その姿はまさに事後そのものだった。まぁシてたのはその通りだけど。

 普段なら服装だけでもしっかり整えているけど、やっぱ寝ぼけているなぁ。

「……こ、これは失礼いたしました……」

 流石にその状況を把握したスタッフはそそくさと退散していった。

「……どうしたの?」

 千歳はスタッフがいたことには気づいたが、何があったかまでは理解していない様子。
 
「いや、別に何も……眠いんでしょ?ベッド戻ったら?」

 そう言って千歳の肩を掴んで部屋の中に戻して、後ろ手に鍵をかけた。

「うん……お休み……」

 そのままベッドに戻っていった。
 いったい何だったんだか……



 翌日は朝食の後にプールエリアに遊びに行った。
 プールエリアは船内で最大級のスペースを取っていて、波が出るプールやジャグジープールなどもあったりする。
 
「兄さん……」
「おにいちゃん」

 後ろから千春と千歳に抱きつかれた。
 二人とも水着姿になって俺にくっついてくる。
 ホテルや海で着ていたのとは違う水着だ。
 水着の貸出もしているようなので、おそらくはそれだろう。

「二人とも水着似合ってるね」

 俺が褒めると二人は照れくさそうに微笑む。
 二人ともビキニタイプでカラフルな柄のものだ。

 俺は二人を連れて波のプールに行った。波打ち際に座って足だけを浸す。時折やってくる波に足を濡らされていく。

 「ひゃあっ!すごいよ!」

 プールに入っている千春が波でびしょ濡れになると嬉しそうに飛び跳ねている。

「兄さんと一緒だといつも楽しそうにしてるなぁ……」

 そんな千春を見て千歳も微笑んでいる。

「普段はそんなんでもないの?」
「普通じゃない?普段のテンションを100%としたら、兄さんといる時は常時150%くらいでいる感じ」

 そんなことを言いつつ俺の肩に頭を乗せてくる千歳。
 千春と違い大人しく見えるけど、千春と同じように千歳も普段よりテンション高めなのかもしれない。

「お兄ちゃんと千歳も一緒に入ろうよ~」

 波に浮かびながら手を振って誘ってくる千春。

「兄さん……」

 千歳が俺の手を引っ張ってくる。
 俺は千春が待つプールに入っていった。
 俺と千歳はプールサイドから降りて千春の元へ行く。

 すると千春は俺に抱きついてきた。

「お兄ちゃんっ!」
「ちょっ!千春、水しぶきが冷たい!」

 千歳は水しぶきから逃げるようにプールサイドに戻ろうとするが、千春に捕まる。
 そのまま三人でひとしきり水を掛け合いっこをする。
 千春は大はしゃぎで水をかけたりかかえたりしている。
 千歳は千春が暴れるせいで俺の背後に逃げてきた。
 千春は元気いっぱいで無邪気に遊んでいる。
 俺も楽しんでいたのだが、途中からは少し疲れて休憩することにする。

 ベンチに座ってジュースを飲む。
 すると、休憩している時に千春が隣に座って来た。
 千歳は……プールサイドに引っ掛かるように身体を預けている。体力0って感じだ。
 運動能力は千歳の方が上、というか千春の運動神経は悪い方なんだけど、はしゃぎっぷりに参ったといった感じだ。
 ビーチバレーじゃ集中して狙われたから負担も大きかったと思うけど……これは後で筋肉痛がやばいやつだ。

「お兄ちゃーん、またシたくなっちゃったよ~」

 千春は甘えるように俺に抱きついてくる。
 俺は千春の頭を撫でる。

「えへへ、撫でられるのも良いけど……今はコッチが欲しいなぁ……」

 そういうと千春は俺の手を掴んで自分の胸に持っていく。柔らかい感触にだ。
 千春はそのまま俺の手を自分の胸に押し付けたまま揉むように促してくる。
 俺は言われるままに千春のおっぱいを揉んでいきたいが、ここには他の人の目もあるから場所を移さないといけない。
 千歳は……こちらの様子を確認するとのっそりとプールから出てこちらに歩いてくる。
 何してるの、というのと、私を置いていかないで、という感じの視線だ。

「ほら、行くよ」
「は~い」

 千春を立たせて千歳と合流すると、二人を連れてプール横のVIP部屋に入った。
 VIP用の個室だ。伊集院家の名前を出したら問題なく入れた。
 中はほぼ普通の部屋だ。タオルや着替えなどがある。
 タオルを使って身体を拭く。

「私は、休憩……」

 千歳は大きなソファに倒れこむと、そのまま眠ってしまった。

 千春は俺に抱き着いてきた。俺はそのまま千春を抱き寄せると、千春は嬉しそうに頬ずりしてくる。
 俺は千春の胸を揉む。水着の上からなので感触は柔らかいのだが生の胸よりは硬い。

「んっ……」

 千春が声を漏らす。千春は胸を揉まれ気持ちよさそうな表情をしている。

「お兄ちゃん……もっとしてぇ」

 そう言いながら千春は自らの手で水着の紐を解く。
 水着がずれ落ちると綺麗なおっぱいが現れた。ピンク色の可愛らしい乳首が顔を出す。
 俺はその先端を口に含んだ。

「ひゃんっ!あぁっ……お兄ちゃんの舌が私の乳首舐めてる……」

 俺は舌を使って千春の乳首を転がしたり吸ったりする。
 千春は気持ち良さそうに俺の頭を抱えて悶えていた。俺は左手で右の胸を揉みながら右手で左胸の先端をつまむ。
 そして左右交互に同じ動作を繰り返す。

「んっ……あっ……はぁ……んっ」

 千春は小さく喘ぎ声を漏らす。その声を聞きながら俺はさらに乳首への愛撫を続けていく。
 千春は俺の首に手を回して密着してきた。そして俺の耳元で囁く。

「お兄ちゃん……私をイかせて……」

 俺は千春の要望に応えて水着のパンツに手をかけ、ずり下ろしていく。
 水着の中から千春の陰部が露出した。千春は恥ずかしそうに足を閉じているが、俺は構わず足を開かせる。
 千春の膣内は既に湿っていて愛液が垂れてきている。

「お兄ちゃん……早く……」

 俺は千春の言葉を聞いて彼女の膣内に指を入れて中を掻き回す。

「あっ!んんっ!気持ちいいよぉ!」

 俺の指の動きに合わせて千春は腰を動かす。俺は中指と薬指を使ってGスポットを探す。
 しばらく弄っているとざらついた箇所を見つけた。
 そこを攻めると千春はビクッと反応する。

「あぁんっ!そこぉっ!いいっ!」

 千春は喘ぎながら腰を振る。
 俺はそこを集中的に攻めていく。

「あっ!ああっ!イクッ!イきそうっ!」

 千春は絶頂を迎えそうになっているようだ。俺は更に激しく責め立てる。
 千春の腰が跳ね上がった瞬間に俺は彼女のクリトリスを摘んだ。

「ああぁっ!イックゥ!!」

 千春は大きく身体を仰け反らせて果てた。
 千春はそのままぐったりとする。

「お兄ちゃんのせいで……こんなにしちゃった……」

 千春は恥ずかしそうに呟く。

「ごめん」

 俺は謝りながら千春の頭を撫でる。

「ううん……いいよ。それよりさ……次はお兄ちゃんが気持ちよくなる番だよね?」

 千春はそう言うと水着の上から俺のイチモツを撫でる。

「うん、頼むよ」

 俺は千春の手に身を委ねる。

「うん!任せて」

 千春は嬉しそうに答えると俺の股間に手を伸ばす。
 そして俺のイチモツを取り出して握ると上下に擦り始めた。
 
 千春は俺のモノを手で擦りつつもう片方の手で自身の胸を揉んでいる。

「んっ……はぁ……はぁ……」

 千春は吐息を漏らしながら自分の胸を揉み続ける。
 そして千春は俺のモノを扱きながら自分の秘所を弄り始める。

「んっ……お兄ちゃんの……すごい硬いね……」

 そう言って千春は俺のモノを熱い瞳で見つめる。
 俺はそんな千春の頭を撫でてやる。

「はぁ……お兄ちゃんのこれ……舐めてもいい?」

 千春は上目遣いで聞いてくる。
 俺が頷くと千春は俺のモノを口に含む。
 千春の口の中は温かくて気持ち良い。千春は口の中で舌を使って俺のモノ全体を舐め回す。

「んっ……んっ……おいしいよ……お兄ちゃんのミルク……ちょうだい?」

 千春はそう言うと俺のモノを吸い上げるようにして刺激する。
 俺は思わず射精しそうになるが必死で堪えた。

「そろそろ……出そう……」

 俺がそう言うと千春は一旦口を離して俺の目を見る。

「いいよぉ……私の口に、いっぱいお兄ちゃんのを出して……」

 千春はそう言って俺のモノを再び口に含むと、強く吸い付いてきた。
 そして、そのまま喉の奥まで飲み込むと、俺の玉袋に指を這わせ始めた。
 俺はその刺激に耐えきれず千春の口内に射精してしまう。

「んっ!んくっ……ごくんっ」

 千春は精液を飲み干すと満足げな笑みを浮かべる。
 俺は千春の口からイチモツを抜くと千春は俺の腰に抱きついてくる。

「お兄ちゃんの美味しいミルク、下の口にもほしいな」

 千春は甘えた声でお願いしてくる。
 俺は千春をベッドに寝かせると覆いかぶさる。
 そして千春の秘所にイチモツをあてがうと一気に挿入した。

「んんっ!きたっ!お兄ちゃんのおちんちんっ!」

 千春は歓喜の声をあげる。
 千春のナカは熱くてとても締め付けが強い。俺はその圧迫感に耐えながらピストン運動を開始する。
 千春は俺の背中に手を回し、俺にしがみついてくる。千春の柔らかい身体とおっぱいの感触が気持ち良い。
 俺は千春の唇にキスをしながら腰を振る。

「んっ!お兄ちゃん……好きっ!」

 千春はそう言うと俺の首に両手を回して自分からも腰を振り始める。俺はそれに応えるように千春の膣奥深くまで突き入れる。
 千春は俺のモノが子宮口に当たるたびにビクンっと震える。
 俺はそんな千春の様子を見ながら更にピストンを加速させる。

「ああああぁっ!激しっ!お兄ちゃんっ!私っ!もうっ!イッちゃう!」

 千春は限界が近いのか激しく乱れ始める。

「ああぁっ!イクっ!イクっ!イクぅーっ!」

 千春は絶叫しながら絶頂を迎えた。千春の膣内が激しく痙攣して俺のモノを締め付ける。

「くっ……」

 俺はその刺激に耐えられず千春の膣内に射精した。

「んっ……いっぱい出てる……お兄ちゃんの赤ちゃん汁……」

 千春はそう呟いて俺の腰を両足で抱え込む。
 俺はそのまま千春の中にすべてを出し切るまで出し続けた。

 俺がゆっくりとイチモツを引き抜くと千春は力無くベッドに倒れ込んだ。俺はそんな千春の頭を撫でながら耳元で囁く。

「気持ちよかったよ……ありがとう」

 千春は嬉しそうな顔を浮かべると俺に抱きついてきた。
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