裏社会に巻き込まれたらセックスを強要された件

こうたろ

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5章

どうでもいい格の差

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 プールサイドでは、章人たちがVIP部屋に入るのを目撃している人影があった。
 北条院美月とレイチェル・スミスだ。

 二人とも水着姿で髪型を変えたりしていて波の出るプールから少し離れた所にいた。
 そのため昨日が初対面の孝太は見た目で分からなかった。

 美月とレイチェルは遠巻きに章人たちを見つめていた。

「全く、部屋に凝っていやらしいことに耽るとは……汚らわしい生き物らしいわね」
「美月様のおっしゃる通りです、あの男は最低最悪です」

 レイチェルは美月考えに同調する。

「まあ残り少ない時間を楽しめばいいわ……」

 美月は軽く笑みを浮かべた。
 そんな二人の下に近づく人影があった。

 伊集院悠里とその従者ユーリスだった。
 二人とも水着姿だ。まあプールなのだから入ってくるなら基本的には水着だ。
 美月はすぐに彼女たちだと気づき、身体を起こす。

「あ、そのままでいいですよ?せっかく自分の主催でしているパーティなのですから、そういった時くらい私を意識しないでまったりしていればいいと思います」

 余裕の表情でそう告げる悠里を見て美月は不快感を露わにする。
 しかし、それでも表面上は冷静さを保つ。
 美月にとって悠里は不快極まりない存在である。

 北条院家は日本有数の名家であり各界の有力者にも繋がりを持つ存在だ。
 当然一般人にも影響力がありその存在を知る人も多い。
 美月も周囲から北条院家の人間として敬われたり、畏怖を持たれたりして過ごしてきた。

 ただ美月が落ちこぼれということも家の名に胡坐をかくこともなかった。
 北条院家の人間としてのプライドを持ち、それを全うしていた。

 そんな美月の前に突如現れたのが悠里という少女だった。
 最初は自分と対等な位置にある存在として興味と好奇心、そして親近感を覚えていたがその考えはすぐに覆された。

 悠里は美月を遥かに上回るスペックを持ちながら、誇示もせず常に自然体であり続けた。
 さらには自身の実力以上に人望がありカリスマも高い。
 その実力は自分よりも遥かに高くて手の届かない存在。
 そんな悠里に対して美月は嫉妬と劣等感を抱くようになった。

 しかし、そんな悠里は性にだらけてあんな男を溺愛している。
 何を考えているのか理解できない。気味の悪い相手だ。

「いえいえ、あの伊集院家のお嬢様相手に粗相はできません……クルーズはお楽しみいただけているでしょうか?」
「ええ、それはもちろん……招待してくれてありがとうございます」

 悠里の言葉に美月は内心舌打ちする。悠里の態度は完全に余裕綽々であった。
 自身が主導しているクルーズなのに我が物顔で居るような感覚だ。
 当然それは被害妄想なのだが、悠里の様子が美月の余裕を揺さぶっている。
 しかもそれに対して自分が反論することすら許されないような雰囲気を纏っている。それが癪に障った。

「ところで、あの友達はいただけないんじゃありませんか?伊集院家のお嬢様があのような下劣な男と仲良くするのはどうかと思いますよ?」
「そうですか?私は章人さんのことをかなり気に入っているのですが……美月さんはどういう異性が好みなんですか?」
「い、異性の好みですか……?」
「ええ、だって私たちはいずれ家督を継ぐ者どうし……当然跡継ぎの為結婚しますが、あなたはどういった男性となら結婚できるのでしょう」

 考えたことがないわけではない。
 しかし、立場上個人よりも血筋が重要だ。少なくとも美月はそう考えている。

「そうですね……私だったら家柄がしっかりしてて資産があって器量のある人を選びます。そうすれば我が北条院家はより力を増していきますから」

 美月が言うと悠里は少し考える素振りを見せたあと微笑む。

「それは素敵な選択肢だと思います」

 その言葉に美月は驚いた。
 まさかこんな簡単に受け入れられるとは思わなかったのだ。
 しかし次の瞬間にはその笑顔を崩す。

「ですが私とは違いますね」
「……どこがですか?」

 美月は警戒しながら尋ねた。
 悠里の表情からは何か企んでいるようなものを感じ取ることが出来た。

「先ずはこれ……ですよ」

 悠里は美月に近づいて胸元を指さした。
 水着の隙間から見える膨らんだ胸。
 美月のは平均よりも一回り大きい。

 美月は慌てて両腕で隠すようにする。
 その反応を見た悠里はクスクス笑い出した。その反応を見て美月は更に不機嫌になる。
 だがここで感情的になってしまえば相手の思う壺であることはわかっているためグッと抑える。
 そんな美月に対しても悠里は一切態度を変えずに美月の胸を揉む。
 美月は顔を赤らめながら抵抗しようとするが悠里に押さえつけられて身動きが取れなくなってしまう。
 そしてついには両手とも抑えられてしまい無抵抗となった状態で乳房を触られてしまう。
 美月は羞恥に涙を浮かべる。

「んっ……ちょ……何をするんですか!」
「駄目ですよ。これくらいで動揺しては……もっと激しくなるのですから」

 悠里はさらに責めを強める。水着越しに乳首を摘む。美月の身体がビクンッと震える。
 乳首を摘まれたことにより美月は軽く達してしまった。
「あらあら、もうイってしまったのですが?」」

 美月は恥ずかしさのあまり涙目になりながら悠里を睨みつける。
 だがそんなことで怯むような相手ではない。
 悠里はそのまま美月の乳首をいじり続ける。
 水着の隙間から指を入れて直接刺激を与えてくる。
乳首を弄ばれる度に快感が走り抜け身体をビクビクさせる。
 美月は膝を震わせながらなんとか立とうとするものの膝に力が入らず座り込んでしまう。
「美月様!」
 レイチェルが美月の下に駆け寄ろうとするが、ユーリスに捕らえられる。

「あなたは、私が相手をして差し上げます」

 ユーリスはレイチェルの背後に回って、抱きしめながら彼女の胸を揉み始める。

「んっ……貴女は……んぅ……」

 レイチェルは抵抗しようとするが身体に力が入らない。
 美月の方は相変わらず悠里によって責められている。

「ほらほら、頑張らないとまたイってしまいますよ?」

 悠里は乳首をつまんだ状態で引っ張る。すると美月は大きく背中を仰け反らせた。乳首を捻られると同時に秘所から大量の愛液が流れ出てきた。
あまりの量に水着から溢れ出してしまい太腿を伝い地面に落ちていく。

「ふふ、随分と敏感なんですね?」

 悠里は美月の下着に手を滑り込ませて割れ目をなぞるように触れる。
それだけで美月は腰砕けになり地面に倒れてしまう。美月は四つん這いになって身体を支えようとするが腕に力が入らずそのまま地面に突っ伏すような格好になる。

「こ、この……淫乱が!」

 美月が叫ぶ。
 その瞬間悠里は手の動きを止めた。そして冷たい目で美月を見下ろすと髪を掴み無理やり持ち上げる。

「そんな口をきく人には罰を与えなければなりませんね」

 悠里は美月の耳を甘噛みするとそのまま耳の穴に舌を入れて舐める。美月は全身に鳥肌が立ち頭の中が真っ白になってしまう。
 さらに水着の紐を解かれ裸になった。
 そして悠里は美月に覆いかぶさると胸を揉みながらマンコの割れ目に指を入れてくる。悠里は指を動かしながら美月の性感帯を探し始める。美月はその度にビクビク震えて感じていることを示す。

「み、美月様……あんっ!」

 レイチェルの水着も既にユーリスによって足元に落ちて両乳首をつままれている。レイチェルは敏感なところを責められて顔を蕩けさせられた。
 そんな彼女を見た悠里はニヤリと笑うとユーリスに向かって命令する。

「ユーリス、レイチェルさんを気持ちよくさせてあげてください」
「かしこまりました」

 ユーリスはレイチェルを押し倒して馬乗りになる。そして両手を押さえて身動きを封じると彼女の乳首を責め始める。
 レイチェルは必死に抵抗しようと試みるが快楽に抗えずに身体を痙攣させる。

「美月様っ……くぅっ!あぁぁんっ!!」

 レイチェルは必死に歯を食い縛って快感を我慢しようとするが、ユーリスの舌先は容赦なく責め立ててきて彼女の理性を削っていく。
 美月はそんなレイチェルの姿を目の当たりにし、更に絶望的な表情になる。
 一方の悠里はその様子を楽しむかのように美月にも責めが行われる。
 美月は快感に耐え切れずに声をあげてしまいそうになるが必死で堪える。
 しかしそれでも我慢しきれずに少しずつ漏れ出してしまう。
 そんな彼女を見た悠里はニヤリと笑いさらに責めを強めていく。

「んっ……くぅんっ!やぁっ……だめぇ……!」

 悠里の責めが激しくなり美月は涙目で懇願する。
 乳首は固く勃起して、マンコからは愛液が垂れてきていた。身体の反応からも美月が感じているのは明白だ。

「ふふ、正直ですね……あなたの身体はもっと気持ちよくなりたいと言っていますよ?」
「なっ!そ、そんな馬鹿なことが……私は感じていない!断じて感じているわけがない!」

 美月は否定するが悠里は意地悪な笑みを浮かべる。そして美月の耳元で囁く。

「嘘つきさんにはお仕置きしなくてはいけませんね」
「えっ……ちょっと待って!」

 美月のマンコに悠里の2本目の指が入ろうとしていた。
 美月は焦った声で静止するが、当然聞いてもらえず2本目が入っていった。

「あああっ!んんんんんっ!!」

 美月は大きな悲鳴を上げると同時にお尻を高く持ち上げた。見事な反りだった。
 そしてその後ピクピクと震え始め小刻みに痙攣を繰り返す。

 美月の処女マンコに女性の細い指とはいえ2本目は窮屈だ。圧迫感による苦しみも強いだろう。
 悠里は指を出し入れしながら美月のキツキツマンコを解していく。

「ほうら、力を抜いて……ほら、でないと苦しいままですよ」

 優しく語りかけるように言う悠里。しかし美月にとっては悪魔の囁き以外のなにものでもない。彼女は両目を強く瞑って歯を食いしばって痛みと異物感に耐えている。そんな美月に悠里は指を動かしながら話しかける。彼女の性感帯を探索するかのように。

「気持ちいいでしょう?こうやって奥をゴリュッとされるのが好きですよね?」

 悠里の巧みな指使いは美月の感じる所を的確に捉えていた。

「うぁぁっ!!だめっ!ダメェエ!!」

 美月が絶叫する。その瞬間に美月の身体が大きく震えた。絶頂に達したのだ。だがそれでも悠里の手は止まらない。美月がいくら泣き叫んで拒否しようとも徹底的に犯し続ける。
 美月は何度も限界を迎えて、彼女は股間から大量の液体を放出し足元を濡らした。

「あらあら、漏らしてしまいましたね?おもらしは恥ずかしいことですよ?」

 悠里は嘲笑うように言う。
 美月はその言葉に顔を真っ赤にして俯く。

 そしてレイチェルもユーリスの責めになすすべもなく蹂躙された。

「あっ!あぁっ!イクッ!イッグウウッ!!」

 レイチェルは潮吹きをしながら絶頂を迎える。
 その表情は完全に蕩けてしまっている。そしてユーリスも主人同様にそんなことで指使いを止めるわけがない。
 彼女は執拗にレイチェルの弱点を攻め続け、レイチェルはガクガクと足を震わせてその場に崩れ落ちる。

 数分後、悠里とユーリスから解放された二人は寄り添うように身を寄せる。
 彼女たちの瞳には弄ばれたことへの悔しさと怒り、畏怖が見てとれる。

「では、ごきげんよう」
 
 悠里はそんなこと気にしないと言わんばかりに爽やかな笑顔で別れを告げて去って、ユーリスも二人に一礼して主人に着いていった。
 美月は拳を強く握りしめる。彼女はこの屈辱を忘れない。いつか必ず復讐してやろうと心に誓っていたかもしれない。
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