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第12話
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翌日の朝、僕は自分の布団で目が覚め、昨日の朋美さんの最後の行動を思い返してみる。朋美さんは、ツンデレなのか?それとももっと複雑な思いがあるのか?僕は朋美さんの気持ちがよくわからなくなっている。淋しいって言ってみたり、もう行ってって言ってみたり…僕を求めてくれているのか、そうでもないのか、若い僕にはそれを理解するのは難しい…僕を求めてくれているのなら、もっと積極的にその感情を前に出して欲しいのに…それじゃなきゃわからないよ…僕は強く朋美さんを求めているし、僕なりに自分の気持ちを全面に出しているつもりなのに…これが大人とまだ大人になりきれない若さとの差なのか?やっぱり僕は歳上の人とお付き合いをするには、背伸びをし過ぎているのだろうか…恋ってこんなにも切ないものなんだろうか…僕は胸がキューンと締め付けられるような虚しさにため息が漏れる。今日は休みだから、ほんとは今だって朋美さんに会いに行きたい。朋美さんに触れたいし、甘えたい…出来る限り朋美さんと一緒に居たい…そういう包容力を歳上の朋美さんに求めているのに…朋美さんの方はそこまで僕を求めていない気がする。合わないのかなぁ…この歳の差は…僕は大人の恋愛なんてまだわからないよ…やっぱり無理があるのかなぁ…自信を無くして後ろ向きな考えばかりが頭の中をグルグルと回っている。僕の中では、明日休みでしたって言ったら、じゃあもっとゆっくりしてって言ってくれるのを期待していたのに…そう言えばまた番号交換するの忘れちゃったな…会いに行きたいな…今すぐ朋美さんに会いたい…でも、あんまりガツガツ行くのも迷惑かなぁ…せめて電話で声だけでも聞けたらこの淋しさはもう少し紛れるのに…朋美さんは今頃何をしてるのかなぁ…そんなことを考えているうち、空腹感に気付き何か朝食の調達に出掛けようと思い、服を着替えて用意が終わり玄関を開けた瞬間、目の前に朋美さんが立っていた。僕は驚き思わず声を出して後ろに下がったが、朋美さんも驚いたようで、同じく声を上げて飛び上がっていた。お互いがお互いの反応に思わず吹き出してしまった。
「朋美さん、ビックリしましたよ!僕も朋美さんに会いたいなぁって思ってたところで、ちょっとお腹空いたから何か朝食の調達にと思って出るところでした」
「ちょうど良かった。パンとかいろいろ買ってきたところなの。和ちゃんお腹空いてると思って」
「朋美さん…ありがとうございます。さすがというか、やっぱり朋美さんは最高です!さぁ上がって下さい」
今度は朋美も遠慮することなく和也の部屋に入ってきた。さっきまで朋美さんの気持ちがわからないとブーたれていた自分がげんきんなものだと、自分自身に失笑する。
「和ちゃん綺麗に片付いてるわねぇ~」
「どうぞ座って下さい」
小さな折り畳みのテーブルの前に二人並んで座り二人がテーブルに拡げたパン等を食べ始めた。わずかに触れるお互いの膝の感覚でさえ僕は幸せな気分になれた。しかし、肝心の番号交換の話しはなかなか切り出せず、他愛ない会話をしながらドキドキしてタイミングをうかがう。一旦会話が止まり、話を切りだそうとしたとき、朋美さんがふと僕の方へ振り向いて目が合った。朋美さんが、ん?と頭をかしげてどうしたのと言わんばかりの顔をするので、切りだそうとすると
「和ちゃん、昨日はありがとう…」
そう言ってうつむいて黙ってしまった。タイミングを逃した僕は、チラチラと朋美さんの顔を覗きながら必死に番号交換の話を切りだそうと試みる。朋美さん…朋美さんはいったい今何を考えてるんだろう?勇気を出して言葉を切り出した瞬間…
「あの!」
「和ちゃん!」
二人の言葉がかぶってしまった。僕はまたもやチャンスが潰れて焦る。
「朋美さんどうぞ…」
「いいの…和ちゃんからどうぞ…」
「いえ、僕の方はそんな大した話じゃないんで朋美さんから…」
朋美さんは少しためらってから
「あのね、昨日…番号交換しようって言って…そのままになってたから…」
来たぁー!まさかの朋美さんの方からその話を切り出してくれるとは!
「僕も今その話をしようと思って…正直…不安でした…と言うより…朋美さんのことがよくわからなくなっていて…」
僕は正直な気持ちを朋美さんにぶつけてみた。すると朋美さんが驚いた表情で僕を見つめた。
「朋美さん、ビックリしましたよ!僕も朋美さんに会いたいなぁって思ってたところで、ちょっとお腹空いたから何か朝食の調達にと思って出るところでした」
「ちょうど良かった。パンとかいろいろ買ってきたところなの。和ちゃんお腹空いてると思って」
「朋美さん…ありがとうございます。さすがというか、やっぱり朋美さんは最高です!さぁ上がって下さい」
今度は朋美も遠慮することなく和也の部屋に入ってきた。さっきまで朋美さんの気持ちがわからないとブーたれていた自分がげんきんなものだと、自分自身に失笑する。
「和ちゃん綺麗に片付いてるわねぇ~」
「どうぞ座って下さい」
小さな折り畳みのテーブルの前に二人並んで座り二人がテーブルに拡げたパン等を食べ始めた。わずかに触れるお互いの膝の感覚でさえ僕は幸せな気分になれた。しかし、肝心の番号交換の話しはなかなか切り出せず、他愛ない会話をしながらドキドキしてタイミングをうかがう。一旦会話が止まり、話を切りだそうとしたとき、朋美さんがふと僕の方へ振り向いて目が合った。朋美さんが、ん?と頭をかしげてどうしたのと言わんばかりの顔をするので、切りだそうとすると
「和ちゃん、昨日はありがとう…」
そう言ってうつむいて黙ってしまった。タイミングを逃した僕は、チラチラと朋美さんの顔を覗きながら必死に番号交換の話を切りだそうと試みる。朋美さん…朋美さんはいったい今何を考えてるんだろう?勇気を出して言葉を切り出した瞬間…
「あの!」
「和ちゃん!」
二人の言葉がかぶってしまった。僕はまたもやチャンスが潰れて焦る。
「朋美さんどうぞ…」
「いいの…和ちゃんからどうぞ…」
「いえ、僕の方はそんな大した話じゃないんで朋美さんから…」
朋美さんは少しためらってから
「あのね、昨日…番号交換しようって言って…そのままになってたから…」
来たぁー!まさかの朋美さんの方からその話を切り出してくれるとは!
「僕も今その話をしようと思って…正直…不安でした…と言うより…朋美さんのことがよくわからなくなっていて…」
僕は正直な気持ちを朋美さんにぶつけてみた。すると朋美さんが驚いた表情で僕を見つめた。
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