おさがしの方は、誰でしょう?~心と髪色は、うつろいやすいのです~

ハル*

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ここはどこ、俺は誰?

あの街で

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アノ市をうろつくようになって、かれこれ3週間経過。

状況的に同じ場所に長くいない方がいいなと思い、いたとしてもせいぜい2週間かなと思っていたはずが、結構過ごしやすくて動けずにいる。

最初にいたココ市は、この街から思ったよりも近い場所って、知ってるのに。

そういう環境下にいるものの、寝る時には街の宿泊施設を使うなどせずに、あの洞窟へと戻る。

そこが巣穴か? と言われそうな感じだけど、素材を手に入れるついで…みたいな感じになっている。

認識阻害を使い、結界も張り、魔法で寝心地がいい寝床を作り(※ベッドと言えるほどのものじゃないけど)。

その中で創造魔法という扱いで出来た、水魔法で考えた魔法が『人がダメになるクッションぽいの』というまんまな名前のアレっぽいやつ。

それに身を沈めると、ウォーターベッドのようでちょっと違う大きめの寝床が出来る。でもベッドじゃない。デカいスライムみたいな形状。イメージが某会社の人をダメにするなんちゃらってやつだったもんで、結果的にそういう形でイメージが出来てしまい、ネーミングセンスがないとわかっていたので状況説明的な名前にしてしまった。

これは、名付けた時は盛大にため息を吐かれたものの、一度身を沈めてみるとそこから動きたくなくなるのがわかったと、カムイさんも大絶賛だ。

なんやかんやで、ギルドの職員さんとも仲良くさせてもらってる。

名前も魔力もアペルなのに顔が微妙に違う俺が行くもんで、その状況に慣れてもらうまで職員さんたちを困惑させたことしばしば。メイクですって言って、ごまかしている。

三日ごとに顔をいじるものの、まったく同じって感じにならないのは、俺のイメージ不足かと。

かといって、同じ顔でい続けていてもいいなら、魔法かけっぱなしでいれば二度と他の同じ魔法をかけられなくなるだけで、問題は解消なんだ。

…けど、どこで何が起きるのかわからないからね。顔は、いつでも変えられる状況にしておきたい。

っていっても…ホント、油断とも慢心ともいわれそうな今の環境にいながら、そんなこと言える立場じゃないんだろうけど。

「もうそろそろ、この街を出なきゃ…なのにね」

「まあな」

ここで過ごすようになって何度目になるのか数えるのもめんどくさくなるくらい、この会話をしたっけな。

瞳の色と髪型は職員の手前…変えないようにして、髪色と顔の雰囲気だけ変えているに近い現在。

最初はミルクティーみたいな金髪っぽさだった髪色、本日はモスグリーン。薄めの深緑とか言えばいいのかな。…って、濃いの? 薄いの? 薄めなのに深い緑って…って言われそう。かすかに日焼けしたような色合いの肌にして、いつかのセットアップっぽい服装で楽だ。

今日、グリーンスライムを倒して手に入れたエメラルドみたいな魔石。これも今は品薄らしくて、自分が必要な分だけインベントリにしまってからギルドで買い取りを頼む。

タイミングよく欲しがっていた人がいて、予想よりも高く値が付いた。

俺とカムイさんにつけたアイテムで、魔物を倒す時に予定通りに上手いことスタンガンっぽい効果を与えることが出来て、魔物を狩る時にかなり役に立っている。

初っ端にカムイさんがどれくらい電撃ぶちかまそうかとかイメージを強めにしちゃったからか、いきなり丸焦げな魔物が出来上がったっけな。…ふふ。

まさかすぐに使ってくれると思ってなかったから、嬉しかったのが半分と、最大出力はやり過ぎちゃったかもってのが半分。

というか、あとでお説教タイムに突入だったもんな。丸焦げな魔物を視界に入れつつ…でさ。

「お前とは違って魔力を自動で調整できるわけじゃねえんだよ!」って、ガミガミ叱られた。

そういうことで、後付けでブレスレットも創って、いわゆるリモコンみたいに調整する役割を果たすものにした。

先のピアスもだけど、もちろん認識阻害機能付き。カムイさんからは見える仕様。

一応三段階くらいにはしておいたって言ったら、最大のを使う機会があんのかよって呆れた顔してたな。

「窮地に陥ってから創るって出来ないんだから、別にあってもいいじゃん」

ガキっぽく拗ねると、いつものように「はいはい」と笑いながら返されるだけ。

コッチに来て、カムイさんと一緒にいる時間が増えて、あの街から逃げながらでも楽しく好きなように過ごしてて。

自分を出しても、カムイさんは受け入れてくれてばっかりだからなのかな。最近、ガキっぽいリアクションが増えて、思考回路も大人じゃない時があって、これでいいのかって不安になる時がある。

不安さを素直に「どう思う?」なんて感じで聞いてみても、カムイさんは「いーんじゃねーの?」しか言わないし。

好きなことをして好きなように生きるって、思ったよりも不安がつきまとうんだな。

というか、改めて思ったけど、自分を受け入れてくれる存在があるかないかで、こんなにも心だけじゃなく体も楽な感じだ。

昔の職場で俺のことを「孤軍奮闘してるなぁ」って、どこか他人事みたいに言ってた経理か総務のお姉さんがいたけど、どっちかっていうと孤立無援だったんだよね。俺。

奮闘はしていたけどあの場所には誰も寄り付かないし、俺が手を貸してほしい人たちから救いの手が出たことがなかった。俺以外のまわりの奴らには、そういうサポートっぽいのがいた気がするのに。俺が任された仕事っていうのは、とことん独りぼっちすぎた。

前任者は仕事が出来た人だって聞いていたけど、仕事が出来ていたってだけで結果的には俺と同じように助けてって声をあげることも出来ずにいたのかも。

あの作業場は、孤島っていうイメージが拭えない。

前任者さんは、妊娠しなきゃ…ずっと同じだったのかな。それでも俺よりは人気も人望もあったらしいから、まるっきり独りぼっちって感じにはならずにすんだのかな。

今…ギルドから買い取りのお金をカードに入れてもらっている間の俺は、腕の中にいるカムイさんをジッと見下ろす。

たまたま踏んづけちゃったってところから、俺が角を素材にもらって、そのお礼に回復をしたら二人旅になって。

そんな始まりだったのに、カムイさんが大人だからか…元々、人(?)としての器の最大容量がガバガバなほどに大きいおかげでか、どんな話をしても悩みを打ち明けても話を聞いただけって形では済ませたことがないんだ。

どこまで話をすれば、俺の胸の中がスッキリするとか前に進めるかとか、一緒に悩んでくれるし、悩むだけじゃなく自分で答えを出せるところまで引き上げてくれる。

「答えは自分で出さなきゃ、誰かが決めた答えで歩き出せば、失敗したなとか後悔した時に責任転嫁しがちだろう?」

答えを決めかねた時に、いつもカムイさんが口にする言葉がそれだ。

俺があのクソみたいな職場にい続けたのは、俺が決めたこと。キツイなと思ってはいたけれど、中途半端では辞めたくなかったのも本当。職場の環境は悪かったけど、辞めなかったことを責めるアレはないな。環境も職場にいた人間もクソだっただけの話で。

今回、こんな形とはいえ異世界に飛ばされて。誰かが設えた場所でやり直せって流れになって、それで安穏と過ごせって言われてもどこか落ち着かなかった。ただ、金使ってねってだけで。

でも、俺を利用しようとしたのか、俺がやったことが面白くなかったのか、向かってきたのがいたっていうのがいまだに謎だけど。恐怖を感じたもんな、あの時。

思い出しただけで、体が一瞬ブルッと震えた。

「ん? どうかしたか?」

俺のその反応に気づき、真上をまた見ようとするカムイさんに指でアッチ向いててよと指さして、角が顔に刺さるのを回避させつつボンヤリとする。

ああやって、何の目的もなくここにいていいですよと言われて過ごすよりも、今の方が断然イイ。

すくなくとも、今は孤軍奮闘でもなきゃ孤立無援でもない。

この世界の知識も、本当に少しずつだけど身についてきている。まるでそのためにカムイさんと出会ったみたいで、すごく不思議な出会いだな。

(踏んで出会うって、そうそうないよね)

とか思い出しながら、受付の方にまっすぐ向いているあの角をそっと指先で触れる。

「あぁ? なんだ、いきなり。触りたきゃ、言ってから触れ」

「あー…はは。ごめん、ごめん。なんか急に…その……懐かしくなっちゃって」

すこしだけ嘘を混ぜて、言い訳をする。

懐かしさだけじゃないのにね、触れたのは。

「懐かしむようなモノか? これが」

そう言いながら、カムイさんが角を毛づくろいでもするかのように手で撫でる。

「素材の中にカムイの角がなきゃ、もらってなかったしね」

とか言えば「はあ?」と言ってから「俺を踏んだのは誰だよ」と笑う。

「まあ、気づけば踏んでいたよね。ナビに、対象物を踏みましたって表示されてね。…ふふっ。踏みましたって…クックック…」

「で、角取るのに、死にかけの俺にアレコレ気ぃ使って聞いてくるし、俺は死にかけてるから返事もろくに出来ないって状態なのに、律義に返事待ってるしよ。…で、角取ったかと思いやぁ…回復してくるし。…コイツあほだって思った、俺」

「え。…そんなこと思われていたの? え? 嘘? 本当? え? どっちなの? え? なんで笑ってるの?」

腕の中のカムイさんは、肩を揺らして震えてはいるけど声を出さずに笑ってる。

なんだか楽しげなカムイさんに、え? え? とか言ってる間に、受付さんが入金をすませたカードを持ってきた。

「アペルさーん、お待たせしました。あとね、これ…うちのギルド長からなんだけど、クズ魔石いるか? って」

ものすごく小さくて、砂っぽいのもある。でも錬金術には、これでも問題ないや。どっちにしろ、固めることも出来るし。俺。

「何に使うか知らないけど、細かくてもいいのよね?」

「問題ないです。これ、買います。袋か何かに入れてもらえるんですよね?」

「ええ、いいわよ。じゃあ…カードもう一回貸してくれる? 支払金額は……これくらい。…どう?」

「いいんじゃないですかね。そっちで使わないものってことで、これだけ割り引いてくれてるのかな?」

「ええ」

「じゃ、遠慮なくこの値段で」

「ギルド長に話してから、まとめて持ってくるわね」

「わかりました。じゃあ、このまま待ってますね」

「何回もごめんなさいね。…もうちょっとだけ待ってて」

カウンターから離れて、壁際にあったベンチっぽい椅子に腰かける。カムイさんは横に……っと。

「お前がやることに、どんな形じゃなきゃって縛りがないのはいいよな」

「まあね」

どれくらいの量をもらえるのか、聞くのを忘れたな。…とか思いながら、のんびり待つ俺とカムイさん。

…と、そこに同じように買い取りをしてもらうのに入ってきたらしい団体。男性4人に女性が2人。

「…いやぁー。早いとこ買い取りしてもらって、そうそうに他の街に向かおうぜ」

「そうだな。隣町に影響があるなら、ここも多分…危ないんだろ?」

「聞いた話だと、例年ここの影響は少なめって聞いたわよ」

「えー…でもよ、ココ市だろ? 一番影響あるの。隣の隣じゃん」

「それでも風向き次第で、影響が多少なりともあるんじゃないの? 離れるんなら、もっと遠くに行かなきゃ」

なんて会話が聞こえてくる。

会話の中に出てきたココ市は、あの街だ。イチさんとナナさんがいる…。

横にいるカムイさんに視線を向ければ、まるで角で相手を示すようにして、気になるなら行ってこいって言ってるみたいだ。

なんでわかるんだよ。

「………あの」

カムイさんをベンチに座らせたまま、単身で向かってみる。

「ココ市、どうかしたんですか?」

かろうじて言えるのは、これが精いっぱいかも。でも、最初よりは人に声をかけられるようになった。

「え? あなた誰?」

「あ…えっと…アペルって言います」

「あ、そう。アペルさん。…で、ココ市のことが気になるの?」

不審者って思われてるのかな。ものすごく警戒されているよね。高圧的に聞き返されて、語尾がいちいちキツイ。

「以前、住んでたので」

やっとのことで出た言葉が、それ。もうちょっと説明しろよ、俺。

「ああ…そういうこと? でも、長くは住んでいなかったのかしらね。もしかして」

どうしてわかったんだろう、今の会話だけで。

首をかしげる俺に、彼女が言葉を続ける。

「今時期、雨がひどいのよ。特にココ市は例年街が水没する箇所もあって、大変なの。その影響がこのアノ市にも出るかもって思って。…だから、早めに移動しましょうっていう話をしていたの」

「雨、ですか」

雨がひどいと聞いて思い出すのは、俺がいた国の梅雨って時期だ。俺が住んでいた地域はそこまでじゃなかったけど、場所によっては梅雨の影響は大きくて、農作物なんかも被害に遭っていたってニュースで見たことがある。

コッチの水害がどの程度かわからないけど、そこから離れた街にいるのに移動しようと相談するほどなら、きっとよっぽどだ。

(イチさんとナナさんも、きっと被害に遭うんだろうな)

ギュッと唇を噛む。

俺が彼らを思ったところで、逃げてきてしまった俺を彼らがどう思ってるのか、まだわからないから…なおのこと。

そんなあいまいな関係の俺に、心配をされたところで…って話だろ。

「それ…どれくらい後の話なんですか?」

気象予報士がいるのかは知らないけど、この時期って言い方をするなら目安はあるんだろう。

「そうねぇ。……ねえ、あとどれくらいだったかしら。時期までに」

彼女が振り返ると、仲間の男性が「一週間だろ、いいとこ」と即答する。

「それっくらいから始まって、ややしばらくは雨ばっか。…で、水がなかなか引かないから、いろんなものの動きが止まっちまう。食い物や雑貨とかもそうだしよ。それに水害にあった後は、病人も増えるし」

「そう…なんですか」

話を聞き、元いた場所でもそこまで影響が出ない街にいたせいか、実感なんか出来ずにいたのに。

「アペルさーん。お待たせしましたー」

ギルドの受付さんが、俺の名前を大声で呼ぶ。もしかして、何回か呼んだ? ってくらいに、大きな声で。

「話、ありがとうございました」

とだけ言い、軽く頭を下げてカウンターへと急いだ。

カムイさんもカウンターの方へと飛んでくる。

「それじゃ、これ…確かに」

「あ、はい。じゃ、いただきます。また何かあったら来ますね」

「はい。またのご利用、お待ちしてますねー」

なんていつものやりとりをして、ギルドを出る。

カムイさんが「今日はまっすぐ帰るぞ」って言うから、フードコートに寄らずに洞窟へと向かう。

洞窟の地面に体育座りをして途中で買った木の実や大きめのアペルを口にしながら、気持ちはあの二人の方へと向いていた。

アペルを一つ食べたら、なんだか今日はもう…お腹がいっぱいで。

「これ、カムイにあげる」

他のものが入らない。

「…そっか」

カムイさんはそう言って、俺から今日の夕食を受け取る。

シャクシャクと身をかじる音が耳に入ってくる。でも、その音は今日はただのBGMでしかなくて。

「ね、カムイ」

さっき会った彼らの話を思い出しながら、相談という形で聞いてみる。

「俺たちも…移動する? アノ市から、もっと遠くに」

本当に聞きたいのは、これじゃないのに。

「んー……どうだろうな。どこまで行くか、次第だな。移動の手段もそのうち狭まってくる。…決めるなら、今なんだろうが」

と、すこし言い淀むっていうか、なにか決めかねてる?

そういえば、と思い出す。

交通の手段が、元いたところとは若干違うもんな。飛行機はない。でも、バスはある。

土地勘がない場所ばかりだから、どこまで行けばいいのかわかんないしね。

「んなことよりもよ、アペル」

うー…ん、と唸っていた俺に、んなことよりもと話題を変えてきたカムイさん。

「んなことよりもって…」

なんて、苦笑する俺に、カムイさんは言った。

「本題に入れよ、本題に」

って。

「…え」

思わず固まる。

「二番目に聞きたかったことを、先に口にすんな」

とも言ってくる。

口を開きかけて、すぐに閉じて。

それを何度か繰り返したあたりに、カムイさんが俺の膝をトントンと叩いてくる。

「出せよ、アレ」

って言いながら。

「…アレ」

カムイさんがどれを指しているのか、すぐにわかった。でも、出せない。出していいのか、もだし、このタイミングでなのか、も。そして、あの二人と俺の関係性があいまいが故に、取り出せないのも。

ためらう俺に、カムイさんが呟く。

「アレ…相手に送る時。お前、メッセージも一緒に送るって言ってたろ」

創ったあの日から、何回か取り出してはどんな言葉で自分のことや思いを伝えればいいのか悩んでいた俺。

「まあ…うん」

最初のメッセージだけは、あの錬成の時に入れてある。

その先をどうするか…が、ハッキリしていなかった。っていうか、何回か入れては消して、また別のメッセージを入れて…やっぱりやめて。…で、今は最初のメッセージ以外は空っぽの状態。

「それに、相手を助けられるような何かを仕込んだとか…聞いた記憶があるぞ」

よく憶えてるなぁ…なんて思いながら、口角だけ上げて無理矢理笑う。

「正確には仕込んだっていうよりも、助けられる仕組みっていうか…その…いろいろできるようになってるというか、したというか、なんて言えばいいかわかんないけど」

説明になっていない説明をしつつ、カムイさんから目をそらす。

「じゃあ、よ。アペル。……どこって決めずに遠い街に行くのと、ちょっと勇気出してアレを送りつけて、お前が大事に思ってる奴らを助けるついでに街をなんとかすんのと。……どっちのが、楽だ?」

(楽だ←の、主語は…なに? 魔力? 疲労具合? 体力? メンタル? それとも、もっと他の何か?)

って思ってるのにカムイさんに聞き返せない俺に、カムイさんが何故か両腕を広げて「ほれ」と言う。

抱きあげればいいの? 抱きしめればいいの? と思いながら、俺も腕を広げる。

「…ほら、抱けよ」

ピョコンとジャンプして、しゃがんでた俺の腕の中にカムイさんが飛びこむように抱きついてきた。




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