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1章
謎の足軽ゾンビ
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「゛創造゛!」
依頼の報告が終わりイッセイは先程来た草原に来ていた
「゛ボーンサーペント゛!」
「ピギュ…」
今は゛創造゛の特訓中だ
ある程度こいつにも慣れておきたいしな
今まで剣なんて振ったことないし
「ふぅ…」
『中々良くなってきましたね。そろそろ別の武器に挑戦してみては?』
「いやまだいいや…まずはこいつを使いこなせなきゃな…」
無数の力より究極の1とは誰が言ったことか
そこまでこの能力にも慣れたわけでもないしな
「…てか前から思ってたがナビちゃん喋りすぎじゃないか?」
『え』
「神様達からはほとんど喋らないって聞いたぞ。」
『あ、あ!今度は違うのが来ましたよ!』
こいつ
話しそらしやがったよ
イッセイが腑に落ちない中、ナビちゃんが言う方を見ると確かに今までに見たことのないものだった
「これは…」
『ゾンビですね。森の中だとかでさ迷ったんでしょう。』
「いや…」
顔は腐り、体なんて見れたもんじゃなかった
けどイッセイはそれから目を離せなかった
槍を片手で引きずり、簡素な鎧を身につけている
その上足には草履
「…足軽なのか?」
『足軽…ですか?』
そうだ
あれは間違いなく足軽だ
実物を見たことは無いが時代劇とかで見たそれだ
「まさか誰か武将が…」
『!来ます!』
足軽ゾンビはイッセイを捉え襲いかかってきた
不意をつかれたイッセイは咄嗟に避けた
「あぶねっ!」
『気をつけてください!ゾンビに触れられると次第にその部分が腐っていきます!』
「ゾンビだからって舐めてるとヤバいってこと…かっ!」
イッセイは剣を振り下ろし、難なくゾンビを倒した
「防御は大したことないな…」
『それもありますがその武器の力も大概ですよ。あなたとともに召喚された人達でも持てる人はひと握りいるかいないかでしょう。』
そんなに強いのかこれ…
なんかこいつに申し訳ない…
「それにしても足軽か…まさかな…」
武将が…なんてことはないか
いたとしてもどうするっていう話だし
「さて…帰ろうか。」
『ええ。』
イッセイは宿へと向かい、草原を後にした
依頼の報告が終わりイッセイは先程来た草原に来ていた
「゛ボーンサーペント゛!」
「ピギュ…」
今は゛創造゛の特訓中だ
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今まで剣なんて振ったことないし
「ふぅ…」
『中々良くなってきましたね。そろそろ別の武器に挑戦してみては?』
「いやまだいいや…まずはこいつを使いこなせなきゃな…」
無数の力より究極の1とは誰が言ったことか
そこまでこの能力にも慣れたわけでもないしな
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『え』
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こいつ
話しそらしやがったよ
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「これは…」
『ゾンビですね。森の中だとかでさ迷ったんでしょう。』
「いや…」
顔は腐り、体なんて見れたもんじゃなかった
けどイッセイはそれから目を離せなかった
槍を片手で引きずり、簡素な鎧を身につけている
その上足には草履
「…足軽なのか?」
『足軽…ですか?』
そうだ
あれは間違いなく足軽だ
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「まさか誰か武将が…」
『!来ます!』
足軽ゾンビはイッセイを捉え襲いかかってきた
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そんなに強いのかこれ…
なんかこいつに申し訳ない…
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イッセイは宿へと向かい、草原を後にした
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