人間の俺は狼に抱かれている。

レイエンダ

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第一章 出会い

★優しい愛撫

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 俺は困惑していた。


「…っ……ん、っ…ぁ」


 あの時は痛くて辛くて、抑えなくても声なんて出なかったのに。


「声抑えなくていいのに」


 今は意識して押し殺さないと出てしまいそうだ。
 足を大きく開かされ、太腿に舌を這わせて俺のモノを優しい手つきで扱く。


「タキトゥス。そろそろ指挿れてやれ」
「あいよー」


 タキトゥスと呼ばれた男は白銀ベースに黄色と黒のアッシュが数カ所入った髪をしていて、上位怪狼族ハイフェンリルの特徴がそのまま髪の毛に反映されているのだと気付く。
 もう一人は赤と青。
 やはり尻尾の色と同じ。


「オネスト抑えてて。ちーっと冷たいかんなー」
「……ひっ!…な、に」


 もう一人の名はオネストというらしく、少しだけ加える力を強くした所でタキトゥスが指の腹で俺の秘部に何かを塗り込む。
 優しく円を描くようにし、直接的な刺激を与えるわけではなく周辺をジワジワと攻めていくような、そんな感じ。


「今垂らしたのはすり潰した数種類の植物を水で液体にした物で、ここの滑りを良くする為に使う。高価で手に入らないからか、唾液で濡らすのが主流になってるけどな」


 液体の説明をしながらも指で慣らし続け、反対の手は俺の息子を腹に押しつけるようにしてしごく。
 自分の皮膚とタキトゥスの手に挟まれていて、手だけでされているよりも刺激は少なかった。
 だからこそ余計にもう一つの方へ意識がいってしまって、無意識のうちに腰が動いてしまう。


「腰揺らして挿れて欲しいんだ?」
「……っ、ちが」
「ここはヒクついて、物欲しそうだけどなー?」


 足の間から俺を見上げるようにして見つめる。
 本当は欲しくて堪らない。
 でも痛かったらどうしよう。
 そう思ったらなにも言えなくて。


「んっ……っ、…ん」


 不安に感じていると顎を持たれ、口に温かいものが触れた。
 それがオネストの唇だと気付くのにそう時間はかからなかった。


「あ、すげー締まった。オネスト。それ挿れた後もやってよ」
「わかった」


 キスに気を取られている隙にゆっくりと指が入ってきた。
 一度経験しているからか第一関節まではすんなり入り、顔色を伺いながら第二関節まで押し進め、指の腹で他の場所よりも少し硬さのある所を擦る。


「……ひ、あっ!」


 電流が走ったような感覚に襲われた。
 神経を通って触られてる場所だけでなく、脳にまで刺激がやってくる。
 これが快感。
 痛みではなく、俺は今快楽の中にいる。

 悲鳴ではなく喘ぎだとわかっているタキトゥスは、指を増やして抜き差しをしてみたり、バラバラに動かしてみたり、同じ場所を強く押してみたりと様々な刺激を与えてくれた。


「そろそろ俺の挿れるからな。痛くないようにゆっくりするけど、不安だったらオネストの顔見てても良いし、キスしてても良いよ」


 そう言って俺の秘部に雄々しいモノを当てがうタキトゥス。
 胸の突起を摘んでは擦りを繰り返していたオネストの顔が迫ってきて、唇が触れる間際まで来た所で止まった。
 時が止まったかのようにジッと見つめて動かない。


「……ふっ」


 そして微笑んだかと思えばゆっくりと口付けた。
 角度を変えて何度も。


「……あっ!…ん……っ」
「……っ、あー……。きっつ」


 何度目かのキスを終えた所で、指とは全く熱量の違うモノが中を押し広げて奥へと進んでいく。
 姿が変わった瞬間は顔に目がいって、愛撫されている最中はタキトゥスの大きさを確認する余裕なんてなくて、とにかくされるがままだった。
 だが見なくてもわかる。
 感じる。
 タキトゥスのモノは日本で言う“巨根”レベルの代物だと言う事を。

 
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