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第三章 王子の本分
聖剣の勇者の国
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カインら五名の近衛騎士を前に、アレクスは不敵に微笑んだ。
道々、話を聞きつけた者が見物の為に中庭に姿を見せている。
増えるギャラリーの関心は、アレクス王子だけでなく、立ち会っているリュート、ロイドの魔導士両名にも向けられていた。
二人はそれをまったく気にしない様子、成り行きを見守っている。
「何か言いたいことがありそうだな」
余裕そのものの表情で、アレクスがカインに言った。
「ありますね。協定というか密約といいますか……『抜け駆けしない』という不文律を王子はいかがお考えでしょうか」
「破ったつもりはないが。ああ、あれは一種の抜け駆けともいえるのかな。寝顔が可愛かった」
「アレクス様……!」
カインが剣の柄に手をかけた。動じず、アレクスが続けた。
「しかし、それを言えばお前も私を責められないと思うのだが。この間の模擬戦のときのあれはなんだ。どう見てもクライスを丸め込んで、いいようにしていたな」
「そ……れ、は!」
笑みを崩さないアレクスに対し、カインが若干気まずそうに言葉を詰まらせた。居並ぶ他の近衛騎士たちからもすかさず小突かれている。
そのざわめきが落ち着くのを待って、アレクスが口を開く。
「私が言いたいのは、昨日の件だ。我が国の近衛騎士隊ともあろう者が、誰一人飛竜相手に手が出なかったらしいな。確かに、今の隊士に魔族との交戦経験のある者はいない。それでも、客人に助けられただけとあっては、いかにも無様だ。ここは『聖剣の勇者の国』。かつて剣一本で魔王に立ち向かった勇者を輩出した我らが、今はそこまで落ちぶれたというのか。さすがに、見過ごせないぞ」
よく通る声であった。
居並ぶ者すべてに直接響く、堂々たる口上。
言い終えたアレクスは、すらりと剣を抜く。力の絶妙に抜けた構えで、近衛騎士の面々を見た。
「まとめてかかってこい。格の違いを思い知らせてやる」
冗談を言っている雰囲気は微塵もなかった。
しかし、五対一。多勢の方が、遠慮がちに剣を抜く。
アレクスはその戸惑いを見て、「ならば、私から」と言うなり、手近な一人に切り込んだ。構えた剣を打ち合うまでもなく弾き飛ばす。それが呼び水となり、四名も各々間合いをとって次々と切りかかるが、アレクスは猛攻をものともせずに、素早い体捌きでしのぎ切る。のみならず、剣の柄や、肘、足と、剣の刃以外使えるものはすべて使って次々に打撃を叩き込み、近衛騎士たちを戦闘不能に追い込んでいった。
カインも例にもれず。
最後まで立っていたが、それだけであった。相手にもならないといった調子でアレクスに薙ぎ払われて終わった。
全員を地面に伏せさせて、わずかに息を乱しただけのアレクスは剣を鞘におさめる。
ものの数分にも満たぬ、ごく短い時間の出来事であった。
アレクスは固唾をのんで見守っていたクライスを振り返り、薄く笑った。
「お前の相手もしてやりたいところだが、今日はやめておく」
「こんなに……強かったんですね……?」
近衛騎士の精鋭たちが打ち倒された光景に、クライスはなんとか呟く。
ふと周りを伺うと、王宮勤めの者たちも、どこからともなく現れて、しっかり観戦していたクロノスもあ然としていたので、これは何やら秘密の出来事なのでは、ということまではわかった。
アレクスはそういった反応に構うことなく言った。
「私の剣の師匠は、剣聖シドだ。かつて聖剣をもって魔王と戦った勇者ルミナスの師匠でもある。少し偏屈なところのあるじぃさまなんだが……。興味あるか? もういい年齢だ。往生する前に、最後の一人くらい弟子をとらせてもいいかと思ってな」
「僕ですか!?」
「母上と検討した結果、お前が有力と名前が挙がっている段階だ。勇者の剣を学ぶ気はあるか」
開けた中庭に、朝の涼やかな風が吹く。
見守っていたリュートは、会話の成り行きにきつく目を細め、鋭い視線を二人に投げた。横に立っていたロイドが、その様子に気付いてちらりとリュートを見てから、渦中の二人に視線を戻す。
「オレの気のせいじゃなければ……。あのちっこい騎士、なんかあるよな。リュートは気付いているんだろ?」
「……ああ。知っている。ここで言うな」
(『勇者の剣を学ぶ気はあるか』だと……?)
アレクスの剣技の冴えには意表をつかれたし、目をみはった。まさかそれほどの使い手とは予想だにしていなかったせいだ。しかし、その後の話の方がさらに問題だった。
剣聖シド。勇者ルミナスの師匠。
(どうあっても、前世のお前は今のお前を追ってくるというのか……?)
その、行きつ着く先は──
「伸び悩んでいる、と昨日王子は仰いました。実際、僕もそう感じています。もしその件、僕で話をすすめて頂けるなら、願ってもないことです。僕は、強くなりたい。今の僕は弱すぎる」
予想通りの返答をしたクライスを、リュートは見ていることしかできなかった。
きっと止められない。
クライスはもはやあらかじめ定められていたかのように、その高みを目指すのだろう。
強くなりたい。ただそれだけの為に。
伸びた近衛騎士たちが身体を起こしはじめている。
見物の者たちも口々に話し始めたせいもあって、辺りは軽く騒然とした。
その空気の中を、アレクスは悠々と進む。
魔導士二人の前に立つと、威厳と親しみやすさを兼ね備えた品の良い笑みを浮かべて言った。
「朝からお見苦しいところを。私は今から少し用事があって外すので、午後一番に、時間を頂きたいと考えています。昨日の魔物の件を話し合いたいので。……昨晩はどうでしたか。何か不足があればお側の者にぜひ言いつけてください。昼食も、好みがあれば、なんなりと」
リュートはふっと視線を逸らした。
絶妙なフォローをするかのように、ロイドが愛嬌を振りまく。
「気遣いありがとう。昨日は快適だったぜ。昼はどうしようかな。肉がいいかな。午後に支障が出ない程度に飲んでも構わないか?」
「もちろんです。お好きなように」
軽く請け負って、「では」と立ち去ろうとする。その後にクライスが続こうとした。
リュートはクライスが目の前を通り過ぎるその瞬間を狙って、長い足を突き出した。完全に気が抜けていたらしいクライスは見事に足をひっかけ、前のめりに倒れかける。
まさか、近衛の運動神経で顔面から倒れるとも思われなかったが、何気なく腕を出したリュートが危なげなく抱き留める形になった。
完璧な自作自演だが、差し当たり本人たち以外に気づいた者はいない。
「アレクス殿下。妹の彼氏殿を少し借りたいが、良いか?」
良いか?という割には、もはや拉致が決定事項のように細い体を抱きかかえてリュートが声をかけた。
「……構わないが。クライスも話す時間が必要だな?」
確認するようにアレクスが問うと、呆然としていたクライスもなんとか頷いた。
「はい。ありがとうございます……」
それ以上クライスが何かを言う前に、リュートはさっと踵を返す。ロイドに向かい、無表情のまま声をかけた。
「野暮用だ。午後の会議までには戻る。つもりだが、遅れたらその時はその時だ」
「りょうかーい。いってら」
軽く請け負って、ロイドはひらっと手を振る。
目だけで答えてから、リュートはクライスに低く声をかけた。
「飛ぶぞ」
言うなり、地を蹴ると高く空に舞い上がる。
クライスは思わずのようにリュートの背に腕を回してしがみつきつつ、地上から十分な高度をとったときに言った。
「うわ……! リュートが魔導士らしいことをしてる……!」
あっという間に、王宮が小さくなり、眼下にコンパクトな絵画のように広がる。
鳥でもなければ絶対に見ることのない光景だった。
物珍しげに身を乗り出すクライスを落とさぬように腕に力を込めつつ、魔導士はそっけなく答えた。
「一応、正真正銘の魔導士だからな。さて……少し移動する」
道々、話を聞きつけた者が見物の為に中庭に姿を見せている。
増えるギャラリーの関心は、アレクス王子だけでなく、立ち会っているリュート、ロイドの魔導士両名にも向けられていた。
二人はそれをまったく気にしない様子、成り行きを見守っている。
「何か言いたいことがありそうだな」
余裕そのものの表情で、アレクスがカインに言った。
「ありますね。協定というか密約といいますか……『抜け駆けしない』という不文律を王子はいかがお考えでしょうか」
「破ったつもりはないが。ああ、あれは一種の抜け駆けともいえるのかな。寝顔が可愛かった」
「アレクス様……!」
カインが剣の柄に手をかけた。動じず、アレクスが続けた。
「しかし、それを言えばお前も私を責められないと思うのだが。この間の模擬戦のときのあれはなんだ。どう見てもクライスを丸め込んで、いいようにしていたな」
「そ……れ、は!」
笑みを崩さないアレクスに対し、カインが若干気まずそうに言葉を詰まらせた。居並ぶ他の近衛騎士たちからもすかさず小突かれている。
そのざわめきが落ち着くのを待って、アレクスが口を開く。
「私が言いたいのは、昨日の件だ。我が国の近衛騎士隊ともあろう者が、誰一人飛竜相手に手が出なかったらしいな。確かに、今の隊士に魔族との交戦経験のある者はいない。それでも、客人に助けられただけとあっては、いかにも無様だ。ここは『聖剣の勇者の国』。かつて剣一本で魔王に立ち向かった勇者を輩出した我らが、今はそこまで落ちぶれたというのか。さすがに、見過ごせないぞ」
よく通る声であった。
居並ぶ者すべてに直接響く、堂々たる口上。
言い終えたアレクスは、すらりと剣を抜く。力の絶妙に抜けた構えで、近衛騎士の面々を見た。
「まとめてかかってこい。格の違いを思い知らせてやる」
冗談を言っている雰囲気は微塵もなかった。
しかし、五対一。多勢の方が、遠慮がちに剣を抜く。
アレクスはその戸惑いを見て、「ならば、私から」と言うなり、手近な一人に切り込んだ。構えた剣を打ち合うまでもなく弾き飛ばす。それが呼び水となり、四名も各々間合いをとって次々と切りかかるが、アレクスは猛攻をものともせずに、素早い体捌きでしのぎ切る。のみならず、剣の柄や、肘、足と、剣の刃以外使えるものはすべて使って次々に打撃を叩き込み、近衛騎士たちを戦闘不能に追い込んでいった。
カインも例にもれず。
最後まで立っていたが、それだけであった。相手にもならないといった調子でアレクスに薙ぎ払われて終わった。
全員を地面に伏せさせて、わずかに息を乱しただけのアレクスは剣を鞘におさめる。
ものの数分にも満たぬ、ごく短い時間の出来事であった。
アレクスは固唾をのんで見守っていたクライスを振り返り、薄く笑った。
「お前の相手もしてやりたいところだが、今日はやめておく」
「こんなに……強かったんですね……?」
近衛騎士の精鋭たちが打ち倒された光景に、クライスはなんとか呟く。
ふと周りを伺うと、王宮勤めの者たちも、どこからともなく現れて、しっかり観戦していたクロノスもあ然としていたので、これは何やら秘密の出来事なのでは、ということまではわかった。
アレクスはそういった反応に構うことなく言った。
「私の剣の師匠は、剣聖シドだ。かつて聖剣をもって魔王と戦った勇者ルミナスの師匠でもある。少し偏屈なところのあるじぃさまなんだが……。興味あるか? もういい年齢だ。往生する前に、最後の一人くらい弟子をとらせてもいいかと思ってな」
「僕ですか!?」
「母上と検討した結果、お前が有力と名前が挙がっている段階だ。勇者の剣を学ぶ気はあるか」
開けた中庭に、朝の涼やかな風が吹く。
見守っていたリュートは、会話の成り行きにきつく目を細め、鋭い視線を二人に投げた。横に立っていたロイドが、その様子に気付いてちらりとリュートを見てから、渦中の二人に視線を戻す。
「オレの気のせいじゃなければ……。あのちっこい騎士、なんかあるよな。リュートは気付いているんだろ?」
「……ああ。知っている。ここで言うな」
(『勇者の剣を学ぶ気はあるか』だと……?)
アレクスの剣技の冴えには意表をつかれたし、目をみはった。まさかそれほどの使い手とは予想だにしていなかったせいだ。しかし、その後の話の方がさらに問題だった。
剣聖シド。勇者ルミナスの師匠。
(どうあっても、前世のお前は今のお前を追ってくるというのか……?)
その、行きつ着く先は──
「伸び悩んでいる、と昨日王子は仰いました。実際、僕もそう感じています。もしその件、僕で話をすすめて頂けるなら、願ってもないことです。僕は、強くなりたい。今の僕は弱すぎる」
予想通りの返答をしたクライスを、リュートは見ていることしかできなかった。
きっと止められない。
クライスはもはやあらかじめ定められていたかのように、その高みを目指すのだろう。
強くなりたい。ただそれだけの為に。
伸びた近衛騎士たちが身体を起こしはじめている。
見物の者たちも口々に話し始めたせいもあって、辺りは軽く騒然とした。
その空気の中を、アレクスは悠々と進む。
魔導士二人の前に立つと、威厳と親しみやすさを兼ね備えた品の良い笑みを浮かべて言った。
「朝からお見苦しいところを。私は今から少し用事があって外すので、午後一番に、時間を頂きたいと考えています。昨日の魔物の件を話し合いたいので。……昨晩はどうでしたか。何か不足があればお側の者にぜひ言いつけてください。昼食も、好みがあれば、なんなりと」
リュートはふっと視線を逸らした。
絶妙なフォローをするかのように、ロイドが愛嬌を振りまく。
「気遣いありがとう。昨日は快適だったぜ。昼はどうしようかな。肉がいいかな。午後に支障が出ない程度に飲んでも構わないか?」
「もちろんです。お好きなように」
軽く請け負って、「では」と立ち去ろうとする。その後にクライスが続こうとした。
リュートはクライスが目の前を通り過ぎるその瞬間を狙って、長い足を突き出した。完全に気が抜けていたらしいクライスは見事に足をひっかけ、前のめりに倒れかける。
まさか、近衛の運動神経で顔面から倒れるとも思われなかったが、何気なく腕を出したリュートが危なげなく抱き留める形になった。
完璧な自作自演だが、差し当たり本人たち以外に気づいた者はいない。
「アレクス殿下。妹の彼氏殿を少し借りたいが、良いか?」
良いか?という割には、もはや拉致が決定事項のように細い体を抱きかかえてリュートが声をかけた。
「……構わないが。クライスも話す時間が必要だな?」
確認するようにアレクスが問うと、呆然としていたクライスもなんとか頷いた。
「はい。ありがとうございます……」
それ以上クライスが何かを言う前に、リュートはさっと踵を返す。ロイドに向かい、無表情のまま声をかけた。
「野暮用だ。午後の会議までには戻る。つもりだが、遅れたらその時はその時だ」
「りょうかーい。いってら」
軽く請け負って、ロイドはひらっと手を振る。
目だけで答えてから、リュートはクライスに低く声をかけた。
「飛ぶぞ」
言うなり、地を蹴ると高く空に舞い上がる。
クライスは思わずのようにリュートの背に腕を回してしがみつきつつ、地上から十分な高度をとったときに言った。
「うわ……! リュートが魔導士らしいことをしてる……!」
あっという間に、王宮が小さくなり、眼下にコンパクトな絵画のように広がる。
鳥でもなければ絶対に見ることのない光景だった。
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