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1◆ユリス視点
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世の中には様々な婚約があると、知識では知っている。
俺はこの大陸の王族で、名前はユリスだ。
この大陸に住む人間を王族は管理している。
だが、この大陸で王族はあくまでも二番目に偉い存在であり、王族の下には貴族もいるのだが………この大陸で威張る人間は住むことを許されないんだ。
誰に許されないって?
この大陸の神とも呼ばれる一族……『アリステア』にだ。
俺たち人間は、アリステア一族に大陸に住まわせてもらっているに過ぎない。
この大陸に住む人間はその昔、行き場を無くしてこの大陸に流れ着いた。
しかし、この大陸で生きるにはアリステア一族の許しが必要だった。
人間はアリステア一族に頼み込んで、条件を飲むならと住むことを許したのだ。
それは。
・人間を管理する代表が、人間たちの長になること。
・立場を忘れ、威張る人間はこの大陸から強制退去後に二度とこの大陸に侵入不可。
・アリステア一族が寄越せと言った人間は、渋ることなく差し出すこと。
これらが守れるなら、豊かで平穏な暮らしを約束すると……。
最初は小さかった集落は、村になり、町になり、国になり……人間の暮らしも裕福になっていく。
長も、村長になり、町長になり、果ては国王になった。
時代の中で、立場を忘れ威張った者はやはり強制退去させられたし、アリステア一族に理不尽な文句を言った者は「恩知らずは出ていけ」と言われて、やはり強制退去されてしまった。
まぁ、恩知らずは俺も嫌いだから、批判はしていない。
むしろグッジョブ。
さて、そのアリステア一族になんだが………俺は婚約者としてドナドナされた。
まだ結婚はしていないが、結婚拒否不可の婚約者の屋敷に同棲だ。
愛のない婚約なんて、別に仕方ないといえば仕方ないだろう。
しかも、アリステア一族に俺を寄越せと言われた以上最初からこっちに拒否権なんかない。
だから大人しくドナドナされた。
でも………俺はこの婚約者のヒューゴが苦手だ。
拒否はできないからしないし、悪口も言ったら後が怖いから言わないが………めちゃくちゃ苦手だ。
何故なら、ヒューゴは超ド級の変態だったから………。
だが、ある日突然……トイレで用を足していたら前世の記憶を思い出した。
「あ、俺ってそういえば、変態大好きだったじゃん!」
まるで、昨日の晩御飯を突然思い出したような軽さで思い出した俺なのだった。
俺はこの大陸の王族で、名前はユリスだ。
この大陸に住む人間を王族は管理している。
だが、この大陸で王族はあくまでも二番目に偉い存在であり、王族の下には貴族もいるのだが………この大陸で威張る人間は住むことを許されないんだ。
誰に許されないって?
この大陸の神とも呼ばれる一族……『アリステア』にだ。
俺たち人間は、アリステア一族に大陸に住まわせてもらっているに過ぎない。
この大陸に住む人間はその昔、行き場を無くしてこの大陸に流れ着いた。
しかし、この大陸で生きるにはアリステア一族の許しが必要だった。
人間はアリステア一族に頼み込んで、条件を飲むならと住むことを許したのだ。
それは。
・人間を管理する代表が、人間たちの長になること。
・立場を忘れ、威張る人間はこの大陸から強制退去後に二度とこの大陸に侵入不可。
・アリステア一族が寄越せと言った人間は、渋ることなく差し出すこと。
これらが守れるなら、豊かで平穏な暮らしを約束すると……。
最初は小さかった集落は、村になり、町になり、国になり……人間の暮らしも裕福になっていく。
長も、村長になり、町長になり、果ては国王になった。
時代の中で、立場を忘れ威張った者はやはり強制退去させられたし、アリステア一族に理不尽な文句を言った者は「恩知らずは出ていけ」と言われて、やはり強制退去されてしまった。
まぁ、恩知らずは俺も嫌いだから、批判はしていない。
むしろグッジョブ。
さて、そのアリステア一族になんだが………俺は婚約者としてドナドナされた。
まだ結婚はしていないが、結婚拒否不可の婚約者の屋敷に同棲だ。
愛のない婚約なんて、別に仕方ないといえば仕方ないだろう。
しかも、アリステア一族に俺を寄越せと言われた以上最初からこっちに拒否権なんかない。
だから大人しくドナドナされた。
でも………俺はこの婚約者のヒューゴが苦手だ。
拒否はできないからしないし、悪口も言ったら後が怖いから言わないが………めちゃくちゃ苦手だ。
何故なら、ヒューゴは超ド級の変態だったから………。
だが、ある日突然……トイレで用を足していたら前世の記憶を思い出した。
「あ、俺ってそういえば、変態大好きだったじゃん!」
まるで、昨日の晩御飯を突然思い出したような軽さで思い出した俺なのだった。
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