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薄い本
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兄は全裸にされて、ベッドで両手を上に拘束され、両足はM字開脚で縛られている。
弟と二人で怪しい集団に捕まり、兄は弟の身を案じた。
怪しい男は、兄にある液体の瓶をみせてニヤニヤと笑う。
「ほら、これは何だと思う?」
「………蜂蜜?」
「ふふ、正解。ご褒美にたっぷりかけてあげようね」
そう言って、怪しい男は蜂蜜を兄の身体にたっぷりとかけ始めた。
べったりと蜂蜜まみれになった兄は、怪しい男によって猿ぐつわをつけられてしまった。
これから一体何が始まるのか、兄が不安に思っていると怪しい男の仲間が部屋に弟を連れてきた。
弟に何をする気だ!?
弟は目隠しをされ、両手は後ろで拘束されている。
「さぁ、弟君。兄を助けたかったら、ここにある蜂蜜を舐めなさい」
「!?」
「………はい」
弟は、怪しい男に脅されている。
言うことを聞かなければ兄の命はないと………。
だから弟は、大人しく言うことを聞くしかない。
怪しい命令にも、こうして従わないといけないのだ。
兄は必死に弟に呼び掛けようとするが、猿ぐつわのせいで喋ることはできない。
弟はベッドに上がり、兄の身体の蜂蜜をペロペロと舐め始めた。
「んっ……んっ……」
「ん゛ーっ!ん゛ーっ!」
大人しく舐める弟と、止めさせたいのに手も足も出ない兄。
怪しい集団は愉快そうにその光景をみていた。
「妹よ。自分の実の兄と弟をネタに薄い本なんて描くな!」
「別にいいじゃないの!ちょっと蜂蜜ペロペロしただけじゃないのよ!!」
「弟はまだ小学生だぞ!?」
「フィクションなんだから問題ないわ」
「問題あるわ!!」
兄は、妹が描いたBLな薄い本にいろいろ衝撃を受けた。
たまたまみてしまったそれは、自分と弟がいやらしいことをする本。
妹よ……兄と弟をそんな目でみていたのかと、兄は妹にドン引きしている。
どうやら妹にとって、二人は推しカプなのだそうだ。
しかし、兄と弟はそういう仲ではない。
兄は、妹の将来がちょっと心配になるのだった。
弟と二人で怪しい集団に捕まり、兄は弟の身を案じた。
怪しい男は、兄にある液体の瓶をみせてニヤニヤと笑う。
「ほら、これは何だと思う?」
「………蜂蜜?」
「ふふ、正解。ご褒美にたっぷりかけてあげようね」
そう言って、怪しい男は蜂蜜を兄の身体にたっぷりとかけ始めた。
べったりと蜂蜜まみれになった兄は、怪しい男によって猿ぐつわをつけられてしまった。
これから一体何が始まるのか、兄が不安に思っていると怪しい男の仲間が部屋に弟を連れてきた。
弟に何をする気だ!?
弟は目隠しをされ、両手は後ろで拘束されている。
「さぁ、弟君。兄を助けたかったら、ここにある蜂蜜を舐めなさい」
「!?」
「………はい」
弟は、怪しい男に脅されている。
言うことを聞かなければ兄の命はないと………。
だから弟は、大人しく言うことを聞くしかない。
怪しい命令にも、こうして従わないといけないのだ。
兄は必死に弟に呼び掛けようとするが、猿ぐつわのせいで喋ることはできない。
弟はベッドに上がり、兄の身体の蜂蜜をペロペロと舐め始めた。
「んっ……んっ……」
「ん゛ーっ!ん゛ーっ!」
大人しく舐める弟と、止めさせたいのに手も足も出ない兄。
怪しい集団は愉快そうにその光景をみていた。
「妹よ。自分の実の兄と弟をネタに薄い本なんて描くな!」
「別にいいじゃないの!ちょっと蜂蜜ペロペロしただけじゃないのよ!!」
「弟はまだ小学生だぞ!?」
「フィクションなんだから問題ないわ」
「問題あるわ!!」
兄は、妹が描いたBLな薄い本にいろいろ衝撃を受けた。
たまたまみてしまったそれは、自分と弟がいやらしいことをする本。
妹よ……兄と弟をそんな目でみていたのかと、兄は妹にドン引きしている。
どうやら妹にとって、二人は推しカプなのだそうだ。
しかし、兄と弟はそういう仲ではない。
兄は、妹の将来がちょっと心配になるのだった。
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