神様、俺を転生させてください！「だが断る！」………は？

14◆シン視点

アレクと出会った次の日、俺はパパになった。

まぁ、赤ちゃんはまだ卵だけどな。

今日もアレクは全裸に葉っぱだ。

「なぁ、その葉っぱはつけている意味あるのか？」

めちゃくちゃ疑問なんだが。

アレクは誰もを魅了しそうな笑顔をして俺に言ったことは………。

「これといって意味はないですよ！ただのノリですw」

………本当に楽しい性格してるな。

ま…まぁ、嫌いじゃないよ。
むしろ好きだな。

………なんか、慣れたわ。

俺は、アレクが大事に抱えている卵を撫でた。

「名前を決めないとな」

「そうですね！どんな名前がいいですか？」

名前の候補は一応はお互いに考えたが、性別がわからないので現在は保留中だ。

明日に孵化するらしいから楽しみだな。



そうそう、俺はアレクの夫になった。

本当は、もう少し真面目に考えてから両想いになって、恋人になって、夫婦になってという流れが良かった。

でも、子供が産まれたのに責任取らないなんてありえないだろ？

だから、もう俺はアレクを全て受け入れることにしたんだ！

まだ、アレクが俺に向ける[好き]より俺のアレクへの[好き]は小さいけど、俺も頑張ってアレクを幸せにするよ！

もちろん、アレクだけじゃなくて俺たちの子供も幸せにするよ！

頼りない俺だけど、これからよろしくな俺のアレク。