33 / 65
33◆フルール視点
しおりを挟む
「相馬さん、こんばんは!」
「フルール様ーーーっ!!」
相馬さんの夢の中。
私は、相馬さんが心配で会いに来ました。
相馬さんは私をみるなり、号泣しながら私に抱きついてきました。
「相馬さん………よしよし、いっぱい泣いていいんですよ」
昼間のことで、だいぶメンタルをやられた相馬さんは可哀想な程に泣いています。
私は、相馬さんを左手で抱き締めつつ右手で頭をよしよしと撫でました。
「フルール様……皆さんは、何故僕にいきなり告白&プロポーズなんてしてきたんでしょうか?僕は39歳の冴えないおっちゃんなのに………」
悲しそうな相馬さんの声が、私に問いかけます。
「相馬さん、今の相馬さんは9歳ぐらいですよ」
「それは身体だけですよ」
だいぶ落ち着いてきた相馬さんは、俯いたままそう言いました。
「相馬さんはモテるんですよ」
「ありがとうございます。でも、今はお世辞は大丈夫です」
「お世辞ではないんですよ」
「フルール様は優しいですね」
「本当に相馬さんはモテるんですよ!」
「彼女も彼氏もいない歴が年齢なので、僕がモテないことはよくわかっています」
相馬さんは、頑なに自分がモテるという事実を認めてくれません。
実際に相馬さんは、実はモテていたんです。
まだ日本で生活していた頃に、主に男性にモテていました。
しかし、相馬さんはモテている自覚を持っていませんでした。
何故なら、皆さん揃いも揃って相馬さんにアプローチすることよりも、ライバルを蹴落とすことばかりしていたからです。
ちなみに、女性には確かにモテていませんでした。
所謂、「貴方と友達以上の関係は無理」という理由でした。
そんなわけで、相馬さんは彼女も彼氏もいなかったんです。
………相馬さんの、自分はモテないという認識をなんとかしたいんですけど、こればっかりは難しいですね。
「フルール様ーーーっ!!」
相馬さんの夢の中。
私は、相馬さんが心配で会いに来ました。
相馬さんは私をみるなり、号泣しながら私に抱きついてきました。
「相馬さん………よしよし、いっぱい泣いていいんですよ」
昼間のことで、だいぶメンタルをやられた相馬さんは可哀想な程に泣いています。
私は、相馬さんを左手で抱き締めつつ右手で頭をよしよしと撫でました。
「フルール様……皆さんは、何故僕にいきなり告白&プロポーズなんてしてきたんでしょうか?僕は39歳の冴えないおっちゃんなのに………」
悲しそうな相馬さんの声が、私に問いかけます。
「相馬さん、今の相馬さんは9歳ぐらいですよ」
「それは身体だけですよ」
だいぶ落ち着いてきた相馬さんは、俯いたままそう言いました。
「相馬さんはモテるんですよ」
「ありがとうございます。でも、今はお世辞は大丈夫です」
「お世辞ではないんですよ」
「フルール様は優しいですね」
「本当に相馬さんはモテるんですよ!」
「彼女も彼氏もいない歴が年齢なので、僕がモテないことはよくわかっています」
相馬さんは、頑なに自分がモテるという事実を認めてくれません。
実際に相馬さんは、実はモテていたんです。
まだ日本で生活していた頃に、主に男性にモテていました。
しかし、相馬さんはモテている自覚を持っていませんでした。
何故なら、皆さん揃いも揃って相馬さんにアプローチすることよりも、ライバルを蹴落とすことばかりしていたからです。
ちなみに、女性には確かにモテていませんでした。
所謂、「貴方と友達以上の関係は無理」という理由でした。
そんなわけで、相馬さんは彼女も彼氏もいなかったんです。
………相馬さんの、自分はモテないという認識をなんとかしたいんですけど、こればっかりは難しいですね。
24
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
姉が結婚式から逃げ出したので、身代わりにヤクザの嫁になりました
拓海のり
BL
芳原暖斗(はると)は学校の文化祭の都合で姉の結婚式に遅れた。会場に行ってみると姉も両親もいなくて相手の男が身代わりになれと言う。とても断れる雰囲気ではなくて結婚式を挙げた暖斗だったがそのまま男の家に引き摺られて──。
昔書いたお話です。殆んど直していません。やくざ、カップル続々がダメな方はブラウザバックお願いします。やおいファンタジーなので細かい事はお許しください。よろしくお願いします。
タイトルを変えてみました。
魔王に転生したら、イケメンたちから溺愛されてます
トモモト ヨシユキ
BL
気がつくと、なぜか、魔王になっていた俺。
魔王の手下たちと、俺の本体に入っている魔王を取り戻すべく旅立つが・・
なんで、俺の体に入った魔王様が、俺の幼馴染みの勇者とできちゃってるの⁉️
エブリスタにも、掲載しています。
異世界に勇者として召喚された俺、ラスボスの魔王に敗北したら城に囚われ執着と独占欲まみれの甘い生活が始まりました
水凪しおん
BL
ごく普通の日本人だった俺、ハルキは、事故であっけなく死んだ――と思ったら、剣と魔法の異世界で『勇者』として目覚めた。
世界の命運を背負い、魔王討伐へと向かった俺を待っていたのは、圧倒的な力を持つ美しき魔王ゼノン。
「見つけた、俺の運命」
敗北した俺に彼が告げたのは、死の宣告ではなく、甘い所有宣言だった。
冷徹なはずの魔王は、俺を城に囚え、身も心も蕩けるほどに溺愛し始める。
食事も、着替えも、眠る時でさえ彼の腕の中。
その執着と独占欲に戸惑いながらも、時折見せる彼の孤独な瞳に、俺の心は抗いがたく惹かれていく。
敵同士から始まる、歪で甘い主従関係。
世界を敵に回しても手に入れたい、唯一の愛の物語。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
異世界で勇者をやったら執着系騎士に愛された
よしゆき
BL
平凡な高校生の受けが異世界の勇者に選ばれた。女神に美少年へと顔を変えられ勇者になった受けは、一緒に旅をする騎士に告白される。返事を先伸ばしにして受けは攻めの前から姿を消し、そのまま攻めの告白をうやむやにしようとする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる