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7◆リンジュ視点
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学園の通学は、寮か自宅のどちらかが選べる。
私は寮からだ。
エリアスも寮にするらしく、さっそく部屋に誘われた。
二人部屋だから、もう一人は私が行くことに許可しているのかと聞けば、エリアスは一人部屋だった。
なんでも、エリアスの兄たちが二人部屋を断固拒否したそうで、一人部屋になったらしい。
まぁ、金額さえ払えれば誰でも一人部屋にはなれるから、末っ子を溺愛しているエリアスの兄たちならそうする予感はあった。
ならば遠慮は無用かと、素直にお呼ばれして行くと、ずいぶんと荷ほどきがまだのようにみえる。
「お姉ちゃん……、ご…ごめんなさい。荷ほどきは終わっていたのに、さっき予定になかった荷物がきちゃって………」
エリアスは、部屋の中で途方に暮れていた。
「予定になかった荷物?」
エリアスの手には、一通の手紙がある。
「グリフィスお兄ちゃんと、ハースお兄ちゃんから、入学祝いのプレゼントだって手紙に書いてた………」
部屋の真ん中にある荷物の山は、エリアスの兄たちからのプレゼントなのか。
まぁ………だろうな。
エリアスの兄たちは、エリアスの祝い事には必ず山のようにプレゼントを渡す。
昔からだから、私は慣れたぞ。
「ふぇ~んっ!お姉ちゃん、荷ほどき手伝って~!!一人じゃない終わらないよ~~~!!」
確かに、一人では終わりそうにない量だった。
エリアスの兄二人は、だいぶ奮発したようだ。
いつも以上の山だからな。
私は泣くエリアスの頭を撫でる。
私には結局、弟も妹もできなかったから、私は実の弟のようにエリアスを可愛いがっているんだ。
「私も手伝うから、泣き止むといい。後で、兄たちに礼の手紙でも書いてやると喜ぶだろうな」
「うん。お姉ちゃん、ありがとう!ちゃんと手紙書くよ!」
「ふふ、いい子だ」
「えへへ!」
エリアスは泣くのを止めて、可愛いく笑った。
この可愛いエリアスを私だけがみている事実をエリアスの兄たちに教えたら、私は嫉妬で殺されるかもしれない。
………いや、流石に殺しはしないか?
だが、ネチネチネチネチと嫌味は言われるだろうな。
ふと、私は思う。
エリアスの婚約者が決まったら、多少苦労することだろうと。
あの兄たちのお眼鏡に叶った人が、エリアスの婚約者になるのだろうか?
エリアスは私に婚約の話をしたが、きっと自分自身の気持ちを勘違いしているんだ。
ずっとお姉ちゃんお姉ちゃんと私を慕っていたから、仕方ないといえば仕方ない。
エリアスには、ちゃんと一生を添い遂げたい相手をみつけてほしい。
幸せになってほしいから。
私は寮からだ。
エリアスも寮にするらしく、さっそく部屋に誘われた。
二人部屋だから、もう一人は私が行くことに許可しているのかと聞けば、エリアスは一人部屋だった。
なんでも、エリアスの兄たちが二人部屋を断固拒否したそうで、一人部屋になったらしい。
まぁ、金額さえ払えれば誰でも一人部屋にはなれるから、末っ子を溺愛しているエリアスの兄たちならそうする予感はあった。
ならば遠慮は無用かと、素直にお呼ばれして行くと、ずいぶんと荷ほどきがまだのようにみえる。
「お姉ちゃん……、ご…ごめんなさい。荷ほどきは終わっていたのに、さっき予定になかった荷物がきちゃって………」
エリアスは、部屋の中で途方に暮れていた。
「予定になかった荷物?」
エリアスの手には、一通の手紙がある。
「グリフィスお兄ちゃんと、ハースお兄ちゃんから、入学祝いのプレゼントだって手紙に書いてた………」
部屋の真ん中にある荷物の山は、エリアスの兄たちからのプレゼントなのか。
まぁ………だろうな。
エリアスの兄たちは、エリアスの祝い事には必ず山のようにプレゼントを渡す。
昔からだから、私は慣れたぞ。
「ふぇ~んっ!お姉ちゃん、荷ほどき手伝って~!!一人じゃない終わらないよ~~~!!」
確かに、一人では終わりそうにない量だった。
エリアスの兄二人は、だいぶ奮発したようだ。
いつも以上の山だからな。
私は泣くエリアスの頭を撫でる。
私には結局、弟も妹もできなかったから、私は実の弟のようにエリアスを可愛いがっているんだ。
「私も手伝うから、泣き止むといい。後で、兄たちに礼の手紙でも書いてやると喜ぶだろうな」
「うん。お姉ちゃん、ありがとう!ちゃんと手紙書くよ!」
「ふふ、いい子だ」
「えへへ!」
エリアスは泣くのを止めて、可愛いく笑った。
この可愛いエリアスを私だけがみている事実をエリアスの兄たちに教えたら、私は嫉妬で殺されるかもしれない。
………いや、流石に殺しはしないか?
だが、ネチネチネチネチと嫌味は言われるだろうな。
ふと、私は思う。
エリアスの婚約者が決まったら、多少苦労することだろうと。
あの兄たちのお眼鏡に叶った人が、エリアスの婚約者になるのだろうか?
エリアスは私に婚約の話をしたが、きっと自分自身の気持ちを勘違いしているんだ。
ずっとお姉ちゃんお姉ちゃんと私を慕っていたから、仕方ないといえば仕方ない。
エリアスには、ちゃんと一生を添い遂げたい相手をみつけてほしい。
幸せになってほしいから。
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