シンデレラは愛され青年!

ミクリ21

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愛され過ぎも困るもの(上)

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昔々、シンデレラという美しい青年がいました。

青年は皆から、愛称のシンディーで呼ばれていました。

シンディーは、皆にとにかく愛されまくっていました。

シンディーは昔、実母を病で亡くしてしまいましたが、その後父の再婚で継母(呼び名はママ)と二人の兄ができました。

ママは、シンディーを溺愛していてちょっと過保護です。

長男のルーゼウス(呼び名はルー兄様)と、次男のユーライア(呼び名はユー兄様)は、シンディーに一目惚れをしてしまいました。

しかし、弟なので恋愛は諦めました。

ですが、代わりにセコムになることを決意しました。

父(呼び名はパパ)はシンディー命と言えるぐらい、シンディーを可愛がっています。

はっきりいうと過保護です。

ちょっと過保護なママとパパに、シンディーは困りつつも幸せでした。



ある日、城で王子様のヴァルノア様が結婚相手を決めるための舞踏会を開くことになりました。

シンディーの家族にも招待状はきましたが、シンディーだけはお留守番です。

理由は………。

「シンディーが舞踏会に行ったら皆シンディーに夢中になっちゃうよ!絶対にクソ王子に惚れられてしまう!可愛い僕達のシンディーをクソ王子にもどこの馬の骨にも奪われてなるものか!シンディーを守るぞー!おーーーっ!!」

ということらしいです。



シンディーの感想は。

パパ、王子様をクソ呼ばわりしたら不敬ですよ。

ママ、馬の骨って………アンデットは舞踏会にいないと思いますよ。

ルー兄様、誰も僕になんて夢中になりませんよ。

ユー兄様、何から僕を守るんですか?落ち着いてください。
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