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愛され過ぎも困るもの(中)
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家族4人が舞踏会に行ってしまい、家にポツンと残されたシンディー。
「お土産いっぱい買って来るから、できるだけ早く帰って来るから、シンディーごめんね」
そう言って、馬車で行ってしまいました。
実は、最後まで行きたくないとごねていましたが、シンディーに諭されて渋々4人は舞踏会に行ったのはここだけの話です。
しばらくして、シンディーの下に知らないお爺さんとネズミ獣人が現れました。
「わしは魔法使いのじいじです。ぜひお爺ちゃまと呼んでください!わしの孫シンディーちゃん!」
「僕、お爺ちゃんいないので人違いですよ」
「シンディーちゃん、わしが孫と言ったら孫なんです。年寄りには優しくね?」
「あ、はい」
元気なお爺ちゃまです。
「僕はトマです!シンディー様、お会いできて幸せです!シンディーファンクラブナンバー15637です!」
「シンディーファンクラブ………?」
「厳正なる抽選で選ばれて、僕が今宵の栄誉を勝ち取りました!」
「???」
シンディーには、なんのことを言っているのか不明でした。
さて、お爺ちゃまはシンディーが舞踏会に行けるように魔法をかけてくれるそうです。
シンディーの頭には、魔法で美しいティアラが現れました。
シンディーの私服は、魔法で美しい男用ドレスに変わりました。
シンディーの耳や首には、魔法で美しいアクセサリーが現れました。
驚くシンディー。
なんと、馬車まであります。
この馬車は、普通の馬車を魔法でカボチャ型の美しい馬車にしたものです。
馬は、普通の馬を魔法で白くしています。
馬車がカボチャ型の理由は………。
「カボチャは美味しいですからね!栄養もありますよ。甘くて大好きなんです!」
お爺ちゃまの食の好みでした。
ちなみに、馬車の御者はトマです。
厳正なる抽選で選ばれたとは、シンディーの乗る馬車の御者になるということだったのです。
ついでに、シンディーファンクラブとは非公式のファンクラブです。
シンディー大好きな人の集まりで、実はそのファンクラブのリーダーはお爺ちゃまです。
さて、皆様はお気付きでしょうか?
まだ靴がないことに。
お爺ちゃまは、シンディーにプレゼント箱を渡しました。
中には、それは見事なガラスの靴が入っています。
実物のガラスの靴ですが、特別仕様なので壊れません。
安心安全で履けるオーダーメイドです。
シンディーには言いませんが、実はシンディーファンクラブの皆でお金を出して作られました。
シンディーのための、シンディーファンクラブによる、シンディーへの愛です。
こうして、シンディーは舞踏会に行くことになりました。
「お土産いっぱい買って来るから、できるだけ早く帰って来るから、シンディーごめんね」
そう言って、馬車で行ってしまいました。
実は、最後まで行きたくないとごねていましたが、シンディーに諭されて渋々4人は舞踏会に行ったのはここだけの話です。
しばらくして、シンディーの下に知らないお爺さんとネズミ獣人が現れました。
「わしは魔法使いのじいじです。ぜひお爺ちゃまと呼んでください!わしの孫シンディーちゃん!」
「僕、お爺ちゃんいないので人違いですよ」
「シンディーちゃん、わしが孫と言ったら孫なんです。年寄りには優しくね?」
「あ、はい」
元気なお爺ちゃまです。
「僕はトマです!シンディー様、お会いできて幸せです!シンディーファンクラブナンバー15637です!」
「シンディーファンクラブ………?」
「厳正なる抽選で選ばれて、僕が今宵の栄誉を勝ち取りました!」
「???」
シンディーには、なんのことを言っているのか不明でした。
さて、お爺ちゃまはシンディーが舞踏会に行けるように魔法をかけてくれるそうです。
シンディーの頭には、魔法で美しいティアラが現れました。
シンディーの私服は、魔法で美しい男用ドレスに変わりました。
シンディーの耳や首には、魔法で美しいアクセサリーが現れました。
驚くシンディー。
なんと、馬車まであります。
この馬車は、普通の馬車を魔法でカボチャ型の美しい馬車にしたものです。
馬は、普通の馬を魔法で白くしています。
馬車がカボチャ型の理由は………。
「カボチャは美味しいですからね!栄養もありますよ。甘くて大好きなんです!」
お爺ちゃまの食の好みでした。
ちなみに、馬車の御者はトマです。
厳正なる抽選で選ばれたとは、シンディーの乗る馬車の御者になるということだったのです。
ついでに、シンディーファンクラブとは非公式のファンクラブです。
シンディー大好きな人の集まりで、実はそのファンクラブのリーダーはお爺ちゃまです。
さて、皆様はお気付きでしょうか?
まだ靴がないことに。
お爺ちゃまは、シンディーにプレゼント箱を渡しました。
中には、それは見事なガラスの靴が入っています。
実物のガラスの靴ですが、特別仕様なので壊れません。
安心安全で履けるオーダーメイドです。
シンディーには言いませんが、実はシンディーファンクラブの皆でお金を出して作られました。
シンディーのための、シンディーファンクラブによる、シンディーへの愛です。
こうして、シンディーは舞踏会に行くことになりました。
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