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仕返ししましょう!そうしましょう!
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「キャロライン!貴様を婚約破棄する!」
私はキャロライン!
今、目の前で婚約者のレン様から婚約破棄すると言われているの。
殴っていいかしら?
~私の回想~
先日、私は運命を変えることができる不思議なノートを拾ったの。
そして、私は婚約破棄されることを知っていた。
だから、私はこのノートを使うつもりでいるの。
平気で浮気をしているクソ婚約者に対して、愛情なんて冷めきっているわ。
だからこそ………。
報復しましょう!そうしましょう!
ヒャッハー!!
~回想終了~
「レン様、ひとまず何故なのか聞きましょう」
「自分の胸に手を当てて考えることだな」
「何故なのか、聞きましょうと言ってやってんだろうがこのクソが!」
「ぐほっ!?」
私はレン様に対して、思いっきり全力を込めた右ストレートを顔面に決めてやった。
あぁん!
もっと殴りたいわ!
「な…何をするんだ!?」
「レン様、私が優しい内に早く言うことを聞いてくださいな。じゃないと、もう一発逝きますわよ?」
「ひぃっ!」
私は理由を聞いてあげているけれど、本当はどうしてなのかなんて知っているの。
レン様の浮気が原因よね。
私と別れて、浮気相手と婚約したいのよね。
レン様とは別れてあげるけれど、ただで別れてはあげないわ。
ノートよ!
私のお願いを叶えて、このクソ野郎に目に物を見せてちょうだい!!
「お…お前は、ローラに酷いいじめをしていると聞いている!お前のような性根のネジ曲がっている奴とは結婚など無理だ!だからこそ、俺の婚約者にはローラが相応しい!」
「ローラとは誰ですの?私の知っている人で、ローラという名前の人はいませんわ」
「惚けているのか!」
周りがざわざわしている。
そして、ローラの家族も混乱している。
だけど、その理由にまだレン様は気づいていない。
いや、気づけるはずがない。
だって、普通だったらあり得ないことだから。
そして、おかしいのはレン様だけだから………。
「あぁ、まさかとは思いますが……ロックベル家の長女ローラ・ロックベルではないですよね?」
「そのローラだ!」
ざわざわ……ざわざわ……。
ローラの家族は、顔を青ざめさせてどん引いている。
それもそのはず。
確かに、ロックベル家にローラという長女はいるけれど………。
「レン様……そんな趣味があったんですか?一体何年後の話をしているのですか?彼女は、確か生まれたばかりではなかったですか?」
「え……?な、何を変なことを………?」
周りから、ヒソヒソとした声が聞こえてくる。
その声がレン様にも聞こえてきたみたいで、混乱し始めているわね。
「生まれたばかりの幼女に、なんて気持ち悪い感情を寄せているのかしら」
「赤ちゃんに欲情するのか。なんてゲス野郎なんだ!」
「怖いわ!我が家にも生まれたばかりの幼女がいるから、絶対にあの方にだけは見せたくないわ!気持ち悪い!」
周りの言葉は、レン様を責める言葉ばかり。
「え?え?」
「レン様、婚約破棄はお受けします。幼女に興奮する変態だとは思っていませんでした。さようなら」
私は、未だに混乱するレン様をその場に残し去るのだった。
ノートで変えた運命とは、浮気女の年齢変更と周りの記憶改竄。
私とレン様の記憶はそのままにして、周りの記憶はローラ・ロックベルは生まれたばかりの幼女ということにしたの。
ローラの家族も、ローラは生まれたばかりの幼女という認識よ。
これで、レン様は幼女に興奮する変態というレッテルを貼られたことになる。
違うと否定しても無駄よ。
だって、ローラ・ロックベルは幼女だからねぇ?
うふふ………。
私はキャロライン!
今、目の前で婚約者のレン様から婚約破棄すると言われているの。
殴っていいかしら?
~私の回想~
先日、私は運命を変えることができる不思議なノートを拾ったの。
そして、私は婚約破棄されることを知っていた。
だから、私はこのノートを使うつもりでいるの。
平気で浮気をしているクソ婚約者に対して、愛情なんて冷めきっているわ。
だからこそ………。
報復しましょう!そうしましょう!
ヒャッハー!!
~回想終了~
「レン様、ひとまず何故なのか聞きましょう」
「自分の胸に手を当てて考えることだな」
「何故なのか、聞きましょうと言ってやってんだろうがこのクソが!」
「ぐほっ!?」
私はレン様に対して、思いっきり全力を込めた右ストレートを顔面に決めてやった。
あぁん!
もっと殴りたいわ!
「な…何をするんだ!?」
「レン様、私が優しい内に早く言うことを聞いてくださいな。じゃないと、もう一発逝きますわよ?」
「ひぃっ!」
私は理由を聞いてあげているけれど、本当はどうしてなのかなんて知っているの。
レン様の浮気が原因よね。
私と別れて、浮気相手と婚約したいのよね。
レン様とは別れてあげるけれど、ただで別れてはあげないわ。
ノートよ!
私のお願いを叶えて、このクソ野郎に目に物を見せてちょうだい!!
「お…お前は、ローラに酷いいじめをしていると聞いている!お前のような性根のネジ曲がっている奴とは結婚など無理だ!だからこそ、俺の婚約者にはローラが相応しい!」
「ローラとは誰ですの?私の知っている人で、ローラという名前の人はいませんわ」
「惚けているのか!」
周りがざわざわしている。
そして、ローラの家族も混乱している。
だけど、その理由にまだレン様は気づいていない。
いや、気づけるはずがない。
だって、普通だったらあり得ないことだから。
そして、おかしいのはレン様だけだから………。
「あぁ、まさかとは思いますが……ロックベル家の長女ローラ・ロックベルではないですよね?」
「そのローラだ!」
ざわざわ……ざわざわ……。
ローラの家族は、顔を青ざめさせてどん引いている。
それもそのはず。
確かに、ロックベル家にローラという長女はいるけれど………。
「レン様……そんな趣味があったんですか?一体何年後の話をしているのですか?彼女は、確か生まれたばかりではなかったですか?」
「え……?な、何を変なことを………?」
周りから、ヒソヒソとした声が聞こえてくる。
その声がレン様にも聞こえてきたみたいで、混乱し始めているわね。
「生まれたばかりの幼女に、なんて気持ち悪い感情を寄せているのかしら」
「赤ちゃんに欲情するのか。なんてゲス野郎なんだ!」
「怖いわ!我が家にも生まれたばかりの幼女がいるから、絶対にあの方にだけは見せたくないわ!気持ち悪い!」
周りの言葉は、レン様を責める言葉ばかり。
「え?え?」
「レン様、婚約破棄はお受けします。幼女に興奮する変態だとは思っていませんでした。さようなら」
私は、未だに混乱するレン様をその場に残し去るのだった。
ノートで変えた運命とは、浮気女の年齢変更と周りの記憶改竄。
私とレン様の記憶はそのままにして、周りの記憶はローラ・ロックベルは生まれたばかりの幼女ということにしたの。
ローラの家族も、ローラは生まれたばかりの幼女という認識よ。
これで、レン様は幼女に興奮する変態というレッテルを貼られたことになる。
違うと否定しても無駄よ。
だって、ローラ・ロックベルは幼女だからねぇ?
うふふ………。
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