愛する貴方を死なせない

8◆ユリシス視点

ディアブロに、心の準備のために渡された夜の営みの本………通称『エロ本』とやらをみて、私は恥ずかし過ぎて泣いた。

え……こんなことをするの？

え……そんなことまでしちゃうの？

男同士の絡み合いの絵をみて、それを私とディアブロでするんだと思うと、もはやディアブロの裸だけでも意識してしまって………こんな私で、本当に大丈夫なんだろうか？

めちゃくちゃ不安だ。

「ディアブロ………受けと攻めというのは、私たちの場合はどちらがどちらなんでしょうか？」

「両方やればいいだろう」

「両方！？」

ディアブロの渡す本のおかげで、多少の性知識が備わってきたから、両方することをリバということはわかる。

そのリバを、私たちですると………？

私の心と身体は、耐えられるだろうか。

………その羞恥心に。

私は悩みはしたが、覚悟を決めることにした。

「ディアブロ………お…お手柔らかにお願いします………」

この日、私とディアブロの童貞と処女を散らすことが決まった。


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次回、二人はリバセックスをします！

by作者