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 背中の窪みから尻の割れ目までの余白が可愛い。

 物欲しそうによだれを垂らす茂みだって可愛い。

 俺の形を覚えているはずなのに毎度新鮮に驚いてくれる気配りが可愛い。

 悦んでいるくせに無理矢理されているみたいな雰囲気を出すのも可愛い。

「桃太郎のお供みたいだな、ん、美味いか?」

「あふッ♡おいひい、れすッ♡空くんッ♡」

「ギチギチだな、エロ茉莉花」

「ごめん、らさいッ♡」

「わん、だろッ」

「わんン♡」



 腰をがっちり掴んで交尾みたいに奥までしっかりと挿して、既にイッている茉莉花は意識が飛びそうなほどにとろけては乱れた。

 5分ほどで昇天、うずきつつ責めるのをやめずに続けて絶えず天国を見て、愛液でスキンが緩んでしまったところで一旦退いた。

「…大丈夫か?茉莉花」

「らい、じょおぶ…」

「ごめん、責め過ぎた」

「んーん、私が欲しがったから…ありがとぉ、空くん♡気持ち良かった♡」

 くたっとベッドに倒れ込む茉莉花の体は全身ピンクに染まっていて、ベビードールが汗で張り付いてそれもまた色っぽい。

 しかし茉莉花はくるりと身を返して仰向けになり、

「空くんイってないよね」

と申し訳なさそうにまたワンコの手になる。


「良いよ、また後で」

「ううん、ここ…お腹に掛けて良いよ?」

「……そう?」

 茉莉花の可愛いランジェリーに掛かると悪いのだが、それごと汚すなんてのもオツなもんだと思わんでもない。

 まだ猛りを帯びたモノを構えて膝立ちで茉莉花をまたいで、大きなモーションでスキンを外し見せつけるようにしこしことしごいた。

「わぁ、あ、」

「ち◯ぽ見上げんの、どんな気分?」

「覗きしてるみたい…」

「へへっ……茉莉花、無防備だなぁ…あー…腹?顔はダメか?」


 先っぽをクイと顔の方に向けると茉莉花は分かりやすく怯えて、「クゥン」と飼い主の機嫌を取る犬みたいに寂しい眉毛になる。

 その眉間から口に渡りぶっ掛けてやりたいなぁ、でも泣かれると困るからしないでおくが。

 強引が好きでもセックスに限るだろう。

 男性器は汚いと感じるかもしれないしそこから出る精液なんて排泄物と同じに捉えられて仕方ない。

 口淫はしてもらったことはあるが茉莉花からお願いされてだった。

 それも酒が入って良い調子になったから出来たことだ。

 茉莉花は酔いが覚めたら入念にうがいをしていたし、新しいステージに昇ったことを喜びつつも神妙な顔で唇を撫でていた。

 しかも今茉莉花はイった後の賢者タイムで頭は冷静だろう…この可愛い顔が嫌悪で歪むところは見たくない。
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