7 / 10
ブルマ
7・松井と奈々の場合
しおりを挟む「っていう…ブルマのこと聞かれたんですけど…フロア長も世代ですよね?」
上司で隣人の小笠原奈々と夕食を共にしながら、家主の松井はふと思い出した話題を尋ねる。
「そうね、4年生くらいまで…だったかしら。私、大柄でしょ?肉付きがいいから股ずれっていう…ここ、太もも同士が擦れてアザみたいになっててね、ぷるぷる揺れるし恥ずかしかったわねー」
「へぇ…僕も入学してからしばらくは見た覚えがあるな…僕の所は男子は白い綿の短パンで、その後男女共通の青のハーフパンツになりましたね」
「あー、やっぱり?あれね、体育用ともう一つ、下穿き用の薄いのがあるのよ。スカートの下に穿くの。うちの娘とかも下に短パンみたいなの穿いてるわ、専用の売り場とかもあるのよ」
「へえ…」
ショッピングモールなどでも遠巻きにしか見られない女性の下着売り場、あの中にはそんなコーナーもあるのか。松井は素直に知らないことを認めてリアクションした。
「松井くんはエッチなビデオとか観る?いまだに体操服って言うとブルマが主流みたいよ」
「そういう話はやめましょう、」
二人の間にあるのは仕事上と住居の上下関係だけ、ただでさえ長身足長の奈々の太ももを想像してふつふつ燻り出した童貞には刺激が強過ぎる。
言い出したのは彼からだが、単なる化石衣類ブルマの話から性的な話題に発展するなんて考えもしなかったのだ。
「あ、『ビデオ』とは言わないか。DVDよね、ごめん」
「そこじゃない、です、げほ…」
こっそり松井の反応を見て楽しんでいた奈々は、彼がお茶を取りに席を立った隙に鼻で笑った。
・
「吹竹さんはどう?ブルマ経験者?」
奈々は呑み会で一緒になった愛花へ、被服の話題として軽々しく話題を振る。
「全くですよ、長いジャージでした」
酔った上司の巨躯に慄きつつも、愛花は田舎の風景を思い出して答えた。
つづく
0
あなたにおすすめの小説
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる