いつだって、そばに。

茜琉ぴーたん

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ブルマ

7・松井と奈々の場合

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「っていう…ブルマのこと聞かれたんですけど…フロア長も世代ですよね?」
上司で隣人の小笠原おがさわら奈々ななと夕食を共にしながら、家主の松井まついはふと思い出した話題を尋ねる。
「そうね、4年生くらいまで…だったかしら。私、大柄でしょ?肉付きがいいから股ずれっていう…ここ、太もも同士が擦れてアザみたいになっててね、ぷるぷる揺れるし恥ずかしかったわねー」
「へぇ…僕も入学してからしばらくは見た覚えがあるな…僕の所は男子は白い綿の短パンで、その後男女共通の青のハーフパンツになりましたね」
「あー、やっぱり?あれね、体育用ともう一つ、下穿き用の薄いのがあるのよ。スカートの下に穿くの。うちの娘とかも下に短パンみたいなの穿いてるわ、専用の売り場とかもあるのよ」
「へえ…」
 ショッピングモールなどでも遠巻きにしか見られない女性の下着売り場、あの中にはそんなコーナーもあるのか。松井は素直に知らないことを認めてリアクションした。
「松井くんはエッチなビデオとか観る?いまだに体操服って言うとブルマが主流みたいよ」
「そういう話はやめましょう、」
 二人の間にあるのは仕事上と住居の上下関係だけ、ただでさえ長身足長の奈々の太ももを想像してふつふつくすぶり出した童貞には刺激が強過ぎる。
 言い出したのは彼からだが、単なる化石衣類ブルマの話から性的な話題に発展するなんて考えもしなかったのだ。
「あ、『ビデオ』とは言わないか。DVDよね、ごめん」
「そこじゃない、です、げほ…」
 こっそり松井の反応を見て楽しんでいた奈々は、彼がお茶を取りに席を立った隙に鼻で笑った。



吹竹ふきたけさんはどう?ブルマ経験者?」
奈々は呑み会で一緒になった愛花あいかへ、被服の話題として軽々しく話題を振る。
「全くですよ、長いジャージでした」
酔った上司の巨躯きょくおののきつつも、愛花は田舎の風景を思い出して答えた。



つづく
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