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2010…母親学級バトル
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しおりを挟むそして無事に臨月を迎えて一家は俺の実家へお世話になり、8月のとある夜に陣痛が始まって翌朝産院へと美晴を運び込んだ。
会社は休ませてもらい病室でかーくんと待ち、「生まれましたよ」の知らせまでそう時間が掛からずスムーズな分娩だった。
兄になったかーくんは新生児を神妙な面持ちで見つめて押し黙り、しかし「可愛いな?」と尋ねれば「ウン」と応えるのでこちらも心配は無さそうである。
産後はバタバタしつつも子供たちは可愛く、一家総出で世話をして何とか新生児期を乗り越えて自宅アパートへと戻って来た。
1ヶ月健診でも母子共に問題なし。
実家のお袋は約束通り飯のサポートをしてくれて親父も買い出しに車を出してくれたりと様々な点で周りの協力を貰い生活ができている。
そしてゆくゆくはと考えていたのだが実家近くに戸建てを買うことを決め、親からの援助なんかも加味しながらバリアフリーと作業動線に特化した家をハウスメーカーさんと相談し始めた。
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