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しおりを挟む「ゔはッ…アキ、アキ、」
「ナツは、イケないだろうね、先に、出そうかなァっ」
「そう、して、」
ラストスパートはゴン攻めという感じ、真秋は自分が気持ち良くなれる動きをして俺を鳴かせた。
これは少し、痛かった。
「んッ……♡♡♡ッあ、あー…あははッ…いっぱい出た…あー、疲れた…」
「良かった、な…」
ずるんと引き抜かれて、電源が切れたみたいにべちんとベッドに転ける。
尻を高く上げていたから疲れたし、穴周りもヒリヒリする。
真秋はといえば非常に爽快感に溢れていて、前髪を掻き上げてはシャンプーのコマーシャルみたいに汗飛沫を撒き散らしていた。
「ふはー……あ、ナツもイカなきゃ辛いよね、仰向けになって、」
「俺、もう、良いよ…」
「ダメ、僕ばっかり気持ち良かったから。ナツもイこう」
「んー」
コロンと転がされて、ソコを掴まれる。
真秋も息が上がっているからか、ちょっと乱暴に感じた。
「寂しかったね、蚊帳の外で、」
「チンコに話し掛けんな…ッあー」
「嬉しいよ、僕のものになってくれて」
「…ずっと前から、アキのもんだよ…」
心が繋がったのは、証明する手立てが無かった。
それを今日、体で証明して見せた。
でも半分は逃避、真秋の言う通りだ。
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