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第三話
第四十一節 先見の明
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ミズガルーズ国家防衛軍士官学校。軍の本拠地からそう離れていない場所に建てられているその学校は、将来ミズガルーズ国家防衛軍に所属する人物であるならば、必ずと言ってもいいほど入学する。学校は元々第一学園しか存在していなかったが、いつからか第二学園が新たに設立され、今では二つの校舎に分校している。
入学を希望する人物が国の予想よりも遥かに多く、希望者全員にしっかりと教育が行き渡るようにするためにそのような仕組みとなったらしい。二人は事前にこのことをルーヴァから聞いていた。
今日はその士官学校第一学園にて、学校説明会が行われる日。ルーヴァの提案を受けたスグリとヤクは、その説明会に参加することにしたのだ。集合場所に指定されている第一講義室には、すでに多くの見学希望者が着席している。彼らは事前に手渡された資料を目に通しながら雑談をして、見学に期待を膨らませているようだ。
無論それはスグリとヤクの二人も同じ。空いている席に着席して、まずは手渡された資料に目を通すことにした。
ミズガルーズ国家防衛軍士官学校は、魔術専攻科、剣術専攻科、医療専攻科、メカニック専攻科の四つの科に分かれている。対応する科を卒業することで、将来的に自分が所属する軍の部隊も決まっているのだそうだ。
この四つの科の中で卒業までの道のりがハードだと言われているのが、魔術専攻科と剣術専攻科の二つ。この二つの科はミズガルーズ国家防衛軍の魔導部隊と騎士部隊に所属することになる。実地任務が一番多い部隊ということで、士官学校で与えられる訓練は相当なものである、と資料に記されていた。
「もしかしたら、訓練の様子とか見れるかな?」
「かもな。どんな訓練してるのか気になるな」
「そうだね」
そんな雑談を交わしていると、一人の軍人が第一講義室に入室する。雑談をしていた見学希望者たちも、その人物の入室と共に口を閉ざす。それはスグリとヤクも同じだったが、視界に入ってきたその人物の姿に見覚えがあり、目を見開いた。あの時、ルーヴァと初めて出会った日に、スグリの怪我を治療してくれた人物だ。
壇上に上がったその人物はにっこりと笑ってから、自己紹介を始める。
「はい、みなさんはじめまして。今日は見学に来てくれてありがとうねぇ。自己紹介すると、アタシはミズガルーズ国家防衛軍救護部隊に所属している、ツバキ・クレナイ副師長。今日は特別に、この見学会の講師をしに来たの。今日一日よろしくね」
想像していた人物とは随分とかけ離れた喋り方に呆気に取られそうになるも、返事を返す見学者一行。あまり突っ込んではいけない、とその場の空気が雄弁に物語っていた。そんな空気も気にしない様子で、ツバキは今日の見学内容について説明する。
まずはこの士官学校の設備案内から始まるそうだ。ちなみに今集まっているこの第一講義室は、座学の授業で主に使われる教室であるらしい。訓練ばかり学ぶのかと思っていたがツバキいわく、軍に入隊するにあたって必要な知識は戦闘技能だけではない、とのこと。簡単な法律や規律はもちろんのこと、戦術学や教育学などの軍事学を知る必要があるのだと。ただ訓練すればいい、というわけではないらしい。
その後はツバキの引率で校舎内を見学。いくつかの教室を見て回った後に、実際に訓練している様子を見学するのだそうだ。
「ちなみに今日は魔術専攻科と剣術専攻科合同の模擬戦があるから、それを見てもらいます。きっと圧倒されるわよ~」
彼の言葉に周囲から期待の声が漏れる。未来の軍人となる人たちの訓練と聞いて、期待しないわけがない。それはスグリとヤクも同じだった。見学者たちの逸る気持ちを抑え、まず校舎内見学に案内をするツバキ。
「士官学校での食事は全員共同よ。一日三回の食事の時間が決められているの。メニューは専門家の職員が決めていて、身体づくりに必要なものを取り揃えているわ」
第一校舎を出た先にあったのは食堂だった。食堂の中は広く、奥の厨房では職員たちが士官学生用の食事を作っている様子が見れとれる。ちなみに今回の見学では、食事の試食はないのだそうだ。少し残念にも思えたが、本来の目的はそこではない。また次の機会があればね、とツバキは笑って見学者たちに説明する。
次に案内された場所は様々な機材が設備されている、トレーニングルームのような場所だった。基本的に訓練は屋外実習が多いが、雨天時などはここでトレーニングに励むときもあるのだとか。他にも自主練習や個人トレーニングとして利用する士官学生も多いらしい。
ちなみに入学後の時間割は一年単位で決まっている、とのこと。士官学校での生活は三年間と決まっていて、年数が上がるごとに学んでいく内容や訓練もハードなものになっていく。
「機材はどれも最新のものを用意しているわよ。他にもマナの力を高めるための修練場や、医療専攻科が主に使う手術室なんかも用意してあるの。学科によって専門的な知識が必要になるから、そのための設備ってことね」
次の見学場所に行くわよ、と移動を促される。次に案内された場所は、士官学校と繋がっている廊下を挟んだ先にある、学生たち用の宿舎だった。入学後はここで共同生活を送ることになる、と説明を受けた。部屋割りは二人一部屋であり、シャワー室と大浴場は共同とのこと。
「そうそう、士官学生は同じ部屋のルームメイト同士がそのままコンビを組んで三年間を生活することになるわ。部屋ごとに成績表もあって、その成績をもとに卒業後の部隊内での所属が変わっていくの。だからおサボりしちゃ駄目よ~?」
つまりパートナーとなった二人の成績の評価が高ければ高いほど、のちの進路にも大きく影響を及ぼすということだ。コンビを組むことで、一人一人が責任感を常に意識するようにするため、なのだとか。
軍では魔導部隊と騎士部隊がともに行動する機会も多い。そのため部屋割りも魔術専攻科と剣術専攻科でペアを、医療専攻科とメカニック専攻科でペアを組まされるとのこと。成績表も魔術専攻科と剣術専攻科で一つ、医療専攻科とメカニック専攻科で一つにまとめるらしい。
「なんか面白い振り分け方なんだな」
「そうみたいだね。それに成績表があると、競争心が燃やされるね」
「だな、負けてらんねぇってなるな」
「うん」
案内される宿舎を見て回りながら感想を述べる二人。部屋の大きさは、今住んでいる孤児院よりは少し広めのもの。二段ベッドと個人用の机があり、他にクローゼットなどもある。士官学生用の寮としてはかなり上等なものだと思えるものだ。
その後も校舎案内が続き、一度最初に集合した第一講義室に戻ってきた一行。本日のメインイベントでもある魔術専攻科と剣術専攻科の生徒たちによる模擬戦見学の前に、十分間の休憩が与えられた。休憩時間の後に、全員で模擬戦見学に赴くとのことだ。
「それじゃあ、一旦解散です。十分後に、またここに集まってねぇ~」
ツバキのその言葉の後、第一講義室に雑談の声が広がる。周りの見学者たちは案内された校舎について会話を楽しんでいるようだ。スグリとヤクも彼らと同じように、士官学校についての会話に花を咲かせる。
「やっぱり結構整っているな」
「うん。訓練以外にもたくさん覚えることがあるんだね」
「そう考えると、軍の人たちってやっぱり凄いな」
「そうだね。それにここを卒業した人たちが今の軍人ってことは、ルーヴァさんもここの卒業生ってことで、いいんだよね?」
「ああ、そういえばそうか」
思い出したように問いかけてきたヤクに、気になることでもあるのか尋ねる。問いかけに対してヤクは気になるというよりも、もしかしたらルーヴァが学んだことと同じものを学べるのかもしれないと考え、それを密かに嬉しく感じているのだと。彼が学んだことを自分も知れるかもしれない、と答えが返ってきた。
その時のヤクの顔がやけに嬉しそうで、思わずこちらも気持ちがつられる。
その後も軽く雑談を交わしていたが、休憩時間が終了したのかツバキが再び第一講義室に入室してきた。
「はい、休憩は終わりですよ~。みんな一度空いてる席に座ってね~」
見学者たちが着席したことを確認したツバキは、これから見学する模擬戦について簡単な説明をした。模擬戦は士官学校で整備されているグラウンドで行われている。魔術専攻科と剣術専攻科の生徒が小数人のグループに分かれ、相手グループをダウンさせるまで対戦するのだそうだ。今日はそれを、グラウンド全体を見渡せる士官学校の屋上から見学してもらう、とのこと。
「これから見る模擬戦で、自分たちがここに入学したらどんなことを学ぶのか、肌で感じ取ってくれると嬉しいわ。じゃあもうみんな待ちきれないようだし、早速屋上に行きましょうか」
ツバキの言葉に、待ってましたと言わんばかりに感嘆の声が上がる。彼の引率でスグリとヤクを含む見学者たちは、早速屋上へと足を運ぶのであった。
入学を希望する人物が国の予想よりも遥かに多く、希望者全員にしっかりと教育が行き渡るようにするためにそのような仕組みとなったらしい。二人は事前にこのことをルーヴァから聞いていた。
今日はその士官学校第一学園にて、学校説明会が行われる日。ルーヴァの提案を受けたスグリとヤクは、その説明会に参加することにしたのだ。集合場所に指定されている第一講義室には、すでに多くの見学希望者が着席している。彼らは事前に手渡された資料を目に通しながら雑談をして、見学に期待を膨らませているようだ。
無論それはスグリとヤクの二人も同じ。空いている席に着席して、まずは手渡された資料に目を通すことにした。
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「もしかしたら、訓練の様子とか見れるかな?」
「かもな。どんな訓練してるのか気になるな」
「そうだね」
そんな雑談を交わしていると、一人の軍人が第一講義室に入室する。雑談をしていた見学希望者たちも、その人物の入室と共に口を閉ざす。それはスグリとヤクも同じだったが、視界に入ってきたその人物の姿に見覚えがあり、目を見開いた。あの時、ルーヴァと初めて出会った日に、スグリの怪我を治療してくれた人物だ。
壇上に上がったその人物はにっこりと笑ってから、自己紹介を始める。
「はい、みなさんはじめまして。今日は見学に来てくれてありがとうねぇ。自己紹介すると、アタシはミズガルーズ国家防衛軍救護部隊に所属している、ツバキ・クレナイ副師長。今日は特別に、この見学会の講師をしに来たの。今日一日よろしくね」
想像していた人物とは随分とかけ離れた喋り方に呆気に取られそうになるも、返事を返す見学者一行。あまり突っ込んではいけない、とその場の空気が雄弁に物語っていた。そんな空気も気にしない様子で、ツバキは今日の見学内容について説明する。
まずはこの士官学校の設備案内から始まるそうだ。ちなみに今集まっているこの第一講義室は、座学の授業で主に使われる教室であるらしい。訓練ばかり学ぶのかと思っていたがツバキいわく、軍に入隊するにあたって必要な知識は戦闘技能だけではない、とのこと。簡単な法律や規律はもちろんのこと、戦術学や教育学などの軍事学を知る必要があるのだと。ただ訓練すればいい、というわけではないらしい。
その後はツバキの引率で校舎内を見学。いくつかの教室を見て回った後に、実際に訓練している様子を見学するのだそうだ。
「ちなみに今日は魔術専攻科と剣術専攻科合同の模擬戦があるから、それを見てもらいます。きっと圧倒されるわよ~」
彼の言葉に周囲から期待の声が漏れる。未来の軍人となる人たちの訓練と聞いて、期待しないわけがない。それはスグリとヤクも同じだった。見学者たちの逸る気持ちを抑え、まず校舎内見学に案内をするツバキ。
「士官学校での食事は全員共同よ。一日三回の食事の時間が決められているの。メニューは専門家の職員が決めていて、身体づくりに必要なものを取り揃えているわ」
第一校舎を出た先にあったのは食堂だった。食堂の中は広く、奥の厨房では職員たちが士官学生用の食事を作っている様子が見れとれる。ちなみに今回の見学では、食事の試食はないのだそうだ。少し残念にも思えたが、本来の目的はそこではない。また次の機会があればね、とツバキは笑って見学者たちに説明する。
次に案内された場所は様々な機材が設備されている、トレーニングルームのような場所だった。基本的に訓練は屋外実習が多いが、雨天時などはここでトレーニングに励むときもあるのだとか。他にも自主練習や個人トレーニングとして利用する士官学生も多いらしい。
ちなみに入学後の時間割は一年単位で決まっている、とのこと。士官学校での生活は三年間と決まっていて、年数が上がるごとに学んでいく内容や訓練もハードなものになっていく。
「機材はどれも最新のものを用意しているわよ。他にもマナの力を高めるための修練場や、医療専攻科が主に使う手術室なんかも用意してあるの。学科によって専門的な知識が必要になるから、そのための設備ってことね」
次の見学場所に行くわよ、と移動を促される。次に案内された場所は、士官学校と繋がっている廊下を挟んだ先にある、学生たち用の宿舎だった。入学後はここで共同生活を送ることになる、と説明を受けた。部屋割りは二人一部屋であり、シャワー室と大浴場は共同とのこと。
「そうそう、士官学生は同じ部屋のルームメイト同士がそのままコンビを組んで三年間を生活することになるわ。部屋ごとに成績表もあって、その成績をもとに卒業後の部隊内での所属が変わっていくの。だからおサボりしちゃ駄目よ~?」
つまりパートナーとなった二人の成績の評価が高ければ高いほど、のちの進路にも大きく影響を及ぼすということだ。コンビを組むことで、一人一人が責任感を常に意識するようにするため、なのだとか。
軍では魔導部隊と騎士部隊がともに行動する機会も多い。そのため部屋割りも魔術専攻科と剣術専攻科でペアを、医療専攻科とメカニック専攻科でペアを組まされるとのこと。成績表も魔術専攻科と剣術専攻科で一つ、医療専攻科とメカニック専攻科で一つにまとめるらしい。
「なんか面白い振り分け方なんだな」
「そうみたいだね。それに成績表があると、競争心が燃やされるね」
「だな、負けてらんねぇってなるな」
「うん」
案内される宿舎を見て回りながら感想を述べる二人。部屋の大きさは、今住んでいる孤児院よりは少し広めのもの。二段ベッドと個人用の机があり、他にクローゼットなどもある。士官学生用の寮としてはかなり上等なものだと思えるものだ。
その後も校舎案内が続き、一度最初に集合した第一講義室に戻ってきた一行。本日のメインイベントでもある魔術専攻科と剣術専攻科の生徒たちによる模擬戦見学の前に、十分間の休憩が与えられた。休憩時間の後に、全員で模擬戦見学に赴くとのことだ。
「それじゃあ、一旦解散です。十分後に、またここに集まってねぇ~」
ツバキのその言葉の後、第一講義室に雑談の声が広がる。周りの見学者たちは案内された校舎について会話を楽しんでいるようだ。スグリとヤクも彼らと同じように、士官学校についての会話に花を咲かせる。
「やっぱり結構整っているな」
「うん。訓練以外にもたくさん覚えることがあるんだね」
「そう考えると、軍の人たちってやっぱり凄いな」
「そうだね。それにここを卒業した人たちが今の軍人ってことは、ルーヴァさんもここの卒業生ってことで、いいんだよね?」
「ああ、そういえばそうか」
思い出したように問いかけてきたヤクに、気になることでもあるのか尋ねる。問いかけに対してヤクは気になるというよりも、もしかしたらルーヴァが学んだことと同じものを学べるのかもしれないと考え、それを密かに嬉しく感じているのだと。彼が学んだことを自分も知れるかもしれない、と答えが返ってきた。
その時のヤクの顔がやけに嬉しそうで、思わずこちらも気持ちがつられる。
その後も軽く雑談を交わしていたが、休憩時間が終了したのかツバキが再び第一講義室に入室してきた。
「はい、休憩は終わりですよ~。みんな一度空いてる席に座ってね~」
見学者たちが着席したことを確認したツバキは、これから見学する模擬戦について簡単な説明をした。模擬戦は士官学校で整備されているグラウンドで行われている。魔術専攻科と剣術専攻科の生徒が小数人のグループに分かれ、相手グループをダウンさせるまで対戦するのだそうだ。今日はそれを、グラウンド全体を見渡せる士官学校の屋上から見学してもらう、とのこと。
「これから見る模擬戦で、自分たちがここに入学したらどんなことを学ぶのか、肌で感じ取ってくれると嬉しいわ。じゃあもうみんな待ちきれないようだし、早速屋上に行きましょうか」
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