海の彼方のトティアス 〜船員さん、異世界へゆく。海に沈んだ世界で絆を育み生き抜く、普通の男の物語~

万年ぼんく

文字の大きさ
56 / 463
第一章

第五六話 ギックリ艤装②

しおりを挟む

「司厨部の皆さんのご協力により、砲身をここまで運ぶ事が出来ました。ありがとうございました!」

「「「「お疲れ様でした~」」」」

「はい! お疲れ様でした! チェスカは、まだ元気なので、手伝ってくれると、嬉しいです」
「……お情けをいただきますよ?」
「……検討の相談のテーブルに登るかもしれません」
「意味わかんないです。私のテク! を一回だけ! どうですか? 忘れられない一夜をプレゼントします」
「……チラチラ」
「そんなに年下の妾が怖いんだ」
「チェスカ……。ボクもちゃんと……考えとくから……」
「ク、クリスさま! 一生ついていきます!」
「だから……テク! 教えてね……?」
「イエス・ユア・マジェスティ!」
「クリス、皇帝陛下になっちゃうの? マイ・ロードくらいにしときな?」

 砲台造りに参加するのは、穂積、クリス、スターキー、チェスカの四人だけ。

 司厨部の残りは腰を痛めて戦線離脱。

 管理調査部の『モグラ』たちは戦闘に赴いている。

 甲板部は海賊に怒り狂っているので話が通じない。全員お礼参りに参加している。

 航海部はメリッサが一人で船橋当直。残りはお礼参り。

 パッサーたち事務部は海賊襲撃の被害総額を集計中。帝国についたら保険会社にカチコミを掛けるつもりらしい。

 ゼクシィは医務室で安らかに就寝中。

(改めて考えると、ほぼ全員お礼参りじゃん。血の気多いなぁ)

 ともあれ、この四人で形にするしかない。特にスターキーには良くコンセプトを理解してもらわなければならない。魔堰のプロの意見は必要不可欠であるし、なんとなく、スターキーとは話が合う気がする。

「えー。説明します。この――『ギルドアイギス魔術魔導レーザーアーセナル『バリスタ零式コラプスVer.2.1.3』』は、この――『水レーザーサーベル魔堰『ムラマサ零式コラプス改』』を、超絶でっかくしたやつです。つまり、基本的に原理は同じで、長い射程を得るためだけに、これだけでっかくなっちゃった失敗作。開発者曰く、浪漫兵器です」
「一発撃つために推進魔堰の魔力カートリッジを使い果たしちゃうんでしょー。でも『カオスに還る』ってどういう意味? そこが分かんなかったー」
「要するに、投じた努力や資金が水の泡になっちゃったというだけの意味です」
「……しょうもなー」
「厨二病というのは、しょうもないことに命を賭けるのです。その意味不明な熱意の結果、発見されて以来何千年も解読不能の魔堰の生みの親という、不名誉な称号を得てしまいました」
「…………」
「しかし、個人的に俺はこの開発者を憎めません。古来種は好きになれませんが、コイツとは友情にも似た感傷を得るのです」
「ちゅうにびょう……?」
「ぐはぁ! ク、クリス! 違う! 俺は厨二病じゃない!」
「大丈夫……。ボクは……どんなホヅミさまでも……愛してるよ……?」

(くっ! かわいい! どんだけ!)

「つ、つまり、ここで大切なのは、この馬鹿でかい魔堰も、この『ムラマサ』と同じ現象を生むのだろうと予想できるということです。『ムラマサ』は近傍の水を吸入口に溜めて使用されます。この『バリスタ』も同じです。故に、まず吸入配管は不要!」
「なるほどねー。周りの海から勝手に水を集めるとー」
「はい。そして、もう一つ『ムラマサ』には驚くべき特徴があります。反動がまったく無いのです。故に、この砲身も過度の補強は不要!」
「なるほどねー。極論すれば置いとくだけで打てるんだー」
「その通りです」
「じゃあ、何で砲台がいるのー?」
「はい。これも極論すれば、ジョジョさんがいれば不要!」
「なるほどねー。甲板長なら抱えて好きな方に向けられる。だけど、常人には無理ー。だから、照準と射角修正、手動追尾機能を備えた土台が必要とー」
「はい! その通りです! 『バリスタ』の射程距離は最低でも5kmから10kmで目視可能な水平線と同等以上です。更に、これは砲の形をしていますが、その実は刀剣に近い。魔力の続く限り、水がある限り発射され続ける、一直線に伸びる光の刀身です。つまりは、予め水平線に合わせて仰角を固定して置けば、後は回転させるだけで……」
「なるほど! 照射時間が読めないとなんとも言えないけど、真横に射角をズラすだけで、艦隊まとめて斬バラリというわけかい! すごいじゃない!」
「分かっていただけましたか! 『バリスタ』の凄さが!」
「なら砲台に必要なのは、横回転機能だけだね! 時間が無いから、円盤を二つ組み合わせるだけでいい?」
「とりあえずは、それで十分でしょう。来るなら全滅を狙いたいところです。世界に明かすには早過ぎる兵器ですから」
「それは戦闘しに行ってる人達の戦果に期待だねー。可能なら試射したいけど、もったいなさすぎー」
「ですねぇ。費用対効果が悪過ぎる兵器ですが、全く使い物にならなかったのは、あの時代だったからです。現代においては圧倒的な火力兵器! 多少の燃費の悪さは目を瞑るべきと愚考します!」
「僕は同感かなー。でも、パッサーはどう言うかなー?」
「むむ。それは……厳しい戦いになりそうです。是非、説得にご協力を!」
「うん! 任されたー!」

「わっはははははっ!」
「あっはははははっ!」

 穂積とスターキーは分かり合えた。他の二人には、ほとんど分かっていない。クリスは「むー……」と難しい顔で不貞腐れていた。

「クリス。そんな顔してむくれるなよ。ホレ」

 クリスの膨らんだほっぺをぷにゅっと押す。唇が震えてプピューと空気が出た。チラリと穂積を見て、ちょっと嬉しそうに、また、ぷくっと膨らませる。また、押す。膨らむ。押す。膨らむ。押す。

「お二人とも。イチャつくのは居室でやってください。ムラムラしまう!」
「チェスカも……混ざる……?」
「クリスさま! 一生ついていきます!」
「冗談……だよ……? えへへへ……」
「そんな御無体な! ナマゴロシ!」
「……若いっていいよねー」

 クリスやチェスカと遊んでばかりいたい穂積だったが、遊んでいては海賊船を沈められない。何よりも、浪漫兵器を使ってみたいのだ。海賊相手なら何をやっても許される。

「おほん。それでは砲台製作を始めましょう。皆さん! よろしくお願いします! ご安全に!」
「「「ご安全にー!」」」
「ここに甲板部から貰い受けた資材があるよー。ほぼ木材だねー。ちょこっとした金属と、後は海獣関係しかないー」
「ホヅミさま……どんなの……?」
「うーん。スターキーさん。円盤って、どのくらいの大きさがいいですか?」
「全長が二メートルの砲身を取り回すわけだからー。直径一メートルくらいでいいかなー。人の手で回すならある程度の高さがあった方がいいー」
「確かにそうですけど、この資材じゃあ心許ないか……。円盤の外輪を固定式に……。クリス? この木甲板を精製魔法で変形させられる?」
「やってみます……!」
「よし。なら……直径一メートル、高さ一メートルのタライみたいにしてみて」
「はい……! いきます……!」

 真紅の魔力光が船首に溢れる。かなり派手な魔法演出だ。本船の正面に曳航索を取っている曳船から丸見えだが、既にお礼参り中なので構わないだろう。

(ビクトリア。なんか、大人し過ぎる気がする……。嫌な予感がするな)

 ビクトリアの動向に疑念を抱く穂積だったが、考えている内にクリスの精製が終わったようだ。

「ふうっ……。できました……」
「クリス。大丈夫か? 大かがりな精製だっただろう?」
「はい……。ジョジョさんのお願いで……隔壁を丸ごと直した時に比べれば……」
「俺のクリスをこき使うとは! ジョジョさん! 病み上がりになんてことをやらせるんだ!」
「お、俺のクリス……! ああ……! ボクは、ホヅミさまのもの……。えへ……ぐへへへぇ……。たまんない……ですぅ……」

 白髪を撫で撫でしてやる。頑張ったらご褒美だ。

 ナデナデナデナデナデナデ。

 クリスの顔はドロドロに溶けている。

(よし。こんなもんだな)

 クリスのやる気スイッチが掴めてきた。徹底的に可愛がってやるのだ。この子は褒めて伸びる。

「ホヅミさま? いいんですか? 多分、襲われますよ?」
「チェスカ。何を言ってるんだ。クリスがチェスカと同じなはずがない」
「私は甘やかされなくても隙あらば襲います」
「うん! チェスカらしくて、大変よろしい! クリスを突破できるものなら、いつでも来なさい」
「それって、ほぼ不可能では!? クリスさまのプレッシャーを知ってるでしょ!?」
「チェスカ……? ホヅミさまは誰のもの……?」
「はいっ! クリスさまのホヅミさまであり、ホヅミさまのクリスさま……です!」
「えへへへ……。だよねー……」

 チェスカもクリスのツボが分かってきたようだ。

「ホヅミくーん。次いこー。若い波動でおじさん大変なのー」
「失礼しました! この内側にピッタリ合うように造ればいいですかね?」
「うーん。それだと摩擦があり過ぎて重くなるー。ある程度強度のある円錐かなぁー」
「なるほど! それいただきました!」

 メモ帳に簡単な図を描いてクリスに見せる。木甲板を資材代わりに立ち上げたタライに、ちょうど収まるような円錐をひっくり返した図だ。これなら駒のように回し易いし、接触面が少ないので摩擦も低減できる。

 納得したクリスが大きな駒のような円錐ブロックを精製した。タライに入れるとピッタリだった。

「クリス! すごい精度だぞ。ガタつきも全く無いし、これならキレイに真横に回せる!」
「はい……。ありがとうございます……」

 撫で撫でも欠かさない。ついでにキュッと抱きしめてやりながら撫で続けていると、

「ん?」
「はぁ~、はぁ~、はぁ~……」
「クリス?」
「ホヅミさま……。ガマンのゲンカイ……です……」
「あーあー。ホヅミさま。言ったじゃないですか。襲われるって」
「クリス。これが終わったらもっと撫で撫でしてあげよう」
「も、もっと……? ゴギュッ」
「ホヅミさま? 聞きました? 今の音。生唾飲み込む音ですよアレ? あり得ます? どんだけ涎出させてるんですか? しかも、成人までおあずけ? ひょっとして、拷問が好きなんですか?」
「うーん。クリスが可愛いからついな。可愛がってしまうんだ」
「気持ちはわかりますけど、ちょっとくらい発散させてあげないと。マジで爆発しますよ?」
「発散って?」
「偶にイカせてあげればいいんです。簡単なことです」
「うーん。……やっぱりそうかな?」
「そうですよ。思春期の女の子に酷ってもんです。しかも、クリスさまは毎日、同じ部屋で寝起きしてるんです。知りませんよ? 朝起きて、乗っかってても」
「そ、それはマズいな!」

 それから興奮しきりのクリスを宥めながら、作業を続けてようやく砲台が形になった。

「よし! とりあえず、出来ましたよ!」
「うん。試作品としては上出来かなぁー」
「クリス! よくやった!」
「はい~……。ごきゅごきゅ」
「クリスさま……。おいたわしい……」
「チェスカ。ちょっと回してみて。ぐるっと一周」
「はい! 回しまーす」

 砲台回転部の円周状に突き出た取っ手を握って、体重をかけて押し回していく。それなりの精度と取り回し易さを両立した格好だ。

「ふう。一周です。見た目ほど重くはないですね」
「チェスカ一人でこれなら、何人かの男手が有れば十分だな」
「でも、ホヅミさま。私はなんで残ったんですか? クリスさまへの可愛がりに突っ込んでただけのような……」
「何を言ってるんだ。チェスカの仕事はこれからだ」
「え?」
「砲身を砲台に乗せる。持ち上げなきゃな」
「なんで私!? それこそ、男手でしょう!?」
「……本船の男は脳筋とインテリとギックリ腰ばかりだ。本来なら脳筋の仕事だが、脳筋だからお礼参りから帰ってこない」
「私もギックリになりたい」
「腰が強い女はいいじゃないか! 俺は大好きだ!」
「それって、せくはらってヤツでは?」
「今さら、チェスカが言っても説得力は皆無だ。よって、セクハラじゃない」
「私はただ、ホヅミさまの子種が欲しくてアプローチしてるだけですけど?」
「そういう赤裸々なところだよ」
「チェスカ……?」
「あ。もちろん最初に貰うのはクリスさまですよ?」
「えへへ……。ホヅミさまの……子種……ズゴッギュン」
「一体、何を飲み込んだ?」

 その後、四人で協力し大型魔堰を砲台に据え付けることに成功するも、途中でクリスの背丈が足りなくなり、煽りを食らったスターキーがギックリ腰に見舞われた。

 水レーザー魔堰の簡易艤装は四人の腰を犠牲にして短時間で成し遂げられた。

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…

美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。 ※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。 ※イラストはAI生成です

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

処理中です...