124 / 463
第二章
第一二四話 親心? 馬鹿でした
しおりを挟む「十二年前はまだこの店は無かった。屋台で飲み屋の真似事をしてたが、地主に払う敷金が貯まらなくてな。もう諦めて田舎に帰ろうかと思っていたんだが……」
ある日、買出しから戻ると綺麗な着物を羽織った女が屋台の前で行き倒れていたという。
「ハル姐さん……」
「そん屋台はどちらでお構に?」
「ここと遊郭の間の路地裏だ。遊郭通いの客目当てでな」
「なして……? ハル姐さん……」
追放された遊女は自らスラムに流れるのが常だそうだ。ハルの行先には商店が建ち並ぶ繁華街。真逆の道を辿ったことになる。
「スラムにレストランは無いと言っていた」
「「姐さん……!」」
(……すげぇ人だな)
先ほど見た梅毒患者は誰もが酷い状態だった。とても美しいとは言えないし、普通であれば、誰にも見られたくないと思うのではないか。
「当時はこっちも宿無しだ。屋台で寝起きしてたから、どうしてやることもできんと言ったら、ここで働かせてくれと言うんだ。たまげたね」
ハルの持ち物は着物といくらかの化粧品のみ。屋台の裏手で一晩眠って、翌日には自ら身なりを整えて本当に働き始めた。
化粧で吹き出物を誤魔化して接客、掃除や食器洗い、終いには水汲みまでやろうとするので、マスターは慌てて止めたという。
「ハルさんが来て二週間ほど経った頃から、客が増え始めた。ハルさんの常客だった人もいたらしいが、一見さんが何度も来るようになった」
マスターはハルさんから常連客の大切さを学んだという。屋台に来ていた人の中には、今でも『マーメイド・ラグーン』に通ってくれる客は多い。
「遊女に入れ込む若い客に説教していたこともあった。そん時は怒って帰っちまったが、後日、そいつが来て、ハルさんの言う通りだったと泣いてたよ。どうやら、かなり貢がされた挙句、『さし』扱いされたらしい」
ハルはころころ笑って愚痴を聞いていたという。その若者は遊郭通いを止めて屋台に通い始めた。ハルさんが亡くなってからは地道に働き、数年前に自分の漁船を手に入れたらしい。
「第五艦隊が来て海獣の噂が立っても、アイツは漁に出てたな。オプシーにはそういう奴らが何人もいる。この店だってハルさんがいなきゃ無かっただろう」
一ヶ月が過ぎ、二ヶ月が過ぎ、いよいよハルの足腰が立たなくなった。それでも上半身を引き起こして接客していたという。
梅毒が頭に回ったのか、意識が朦朧とすることも多くなったが、客が来ると不思議としっかり応対した。
地べたに敷いたゴザに寝そべるハルの周りには、大勢の客たちが車座を作った。
その姿はまるで環礁の中の人魚のよう。
「後にも先にも、あんな綺麗なお酌をする人は見たことがない。ハルさんから一杯注いでもらうために、大枚叩いてガラス製のグラスを持参した奴もいたよ」
それから約一ヶ月後、ハルは常連客の見守る中で息を引き取った。
「宿を取るから最後くらいのんびりしようと言ったら、今が自分の売り時だと……あんたは稼ぐ事だけ考えろとさ……。ハルさんに稼がせてもらってたんだって、そん時になってようやく気が付いた。自分の馬鹿さ加減に涙が出たね」
故人の希望により遺体は火葬に付された。ハルはマスターが熱量魔法適性者であることを知っていたらしい。水葬を手配する金と手間を考えたのだろう。
「最後は間夫に焦がれて逝きたいと、粋な嬉しい言い方をしてくれたよ」
ハルの夢は叶わなかったが、マスターは五年前に念願の店をオープンした。
店は屋台でのハルさんに準えて『人魚環礁』と名付けられた。
敷金の足しにしろと言われた着物は、未だに大事に持っているらしい。マスターは「我ながら女々しい」と自嘲して苦笑いを浮かべる。
ナツとアキは泣いていた。
ソフィーももらい泣きしている。まさか、自分の働く店の名前にそんな逸話があったとは知らなかった。
「ハルさんから言伝がある」
ナツとアキは涙を拭い顔を上げると、ハルの間夫だった男の顔を見た。
「ナツとアキって娘がいるから、いつか二人揃って店に来たら伝えてくれと言われた」
『間夫はできたか? まだなら急げ。いるなら急げ。とにかく急げ。そんで、とっとと足洗え』
「「――っ!」」
この世の地獄を見続け、最後まで遊女として生きたハルの遺言は、遊女の矜持など足蹴にするもの。
娘に早く抜け出してもらいたいと願う親心だった。
(俺は大馬鹿だ……)
チェスカの決意を尊重して、あんなスラムに置き去りにしていいはずがない。すべてを拾う事ができないなら、大切なものだけ抱えて逃げればいい。その他のことなど、知ったことではないのだ。
「チェスカ。やっぱダメだ。お前の下船は許さん」
「でも、ホヅミさま」
「デモもストライキもない。お前は連れてく」
「ホヅミさま……」
穂積はナツに向き直る。
ハルが何故、二人が揃った時に告げるようマスターに遺言を残したのか。マスターと同じく、穂積もハルに背中を押してもらった。
「ナツさん」
本当に男というものをよく分かっている。ハルの掌の上で転がされているのだろうが、まったく嫌じゃないのが不思議だ。
「ナツさんの大切なものだけ、大事に抱えていくなら、いくらかかりますか?」
「ホヅミさん!?」
「一億とんで八百万です」
カゲロが即答した。
この男も、同じく転がされた口だ。
真面目で情が深く、なかなか抜け出ようとしないナツに思うところがあるのだろう。
「どなたがついてきます?」
「新造が二名、キサラとヤヨイ。禿が四名、ムヅキ、ミヅキ、ハヅキとカンナ」
「分かりました。必ずご用意します」
「ありがとうございます」
「待ちなんし。カゲロ。しゃしゃりんすな。わちきはホヅミさんと床入りどころか、酌も致しておりんせん」
「ナツの姉さん。遊郭では金がすべてと教えてくださったのは姉さんでしょう。十二分なお身代かと」
「ナツさん。あなたはチェスカの家族も同然でしょう? 俺はチェスカのために、あなたを身請けするだけです。あなたの家族も同様です。床入りだの、酌だのは関係ない」
ハルに焚き付けられた男たちは止まらない。
ひょっとしたら、ハルが屋台の前に倒れていたのは偶然ではなかったのではないだろうか。娘たちの将来に繋がる何かを残すためには、スラムに逃げるわけにはいかなかった。
そこまで考えていたとしたら、最早、神仏も斯くやという感じだが、死してなお、男を手玉に取るハルが凄まじい女であることは間違いだろう。
「チェスカ。悪いけど、そういうことだ。別の夢を探せ」
「……勝手でげす。ズルいでげす」
「お前をスラムに置いとけない。ナツさんも身請けする。身代金は……なんとかする」
「惚れた男にそこまで言われて、断れるわけないじゃないですか……」
ラックが玩具の特許を取っているはずだ。それを売ればどうにかなるかもしれない。ダメならビクトリアに土下座だ。
「ホヅミさん。わちきのことは……」
「ナツさんもです。それとも遊郭がお好きですか?」
「そんなわけ! 好きなわけありんせん!」
「なら、身請けに応じてください。お話から察するに、避妊も感染症予防もまったく成ってない。そんなところに、あと六年もいたら、ハルさんと同じになりますよ? そして、今度はあなたが小指を切るんですか? ハルさんがそれを望むとでも? ムヅキちゃんたちにも同じ道を?」
「……ズルいでげす。そんな言い方」
「ナツの姉さん。もう十分でしょう? 養生処はちゃんと残ります。このカゲロが残します」
ナツは逡巡の後、穂積に頭を下げて、
「謹んで身請けをお受けいたしんす。幾久しゅう愛しておくんなんし」
「いや、ナツさんはそういうんじゃ無いんで。新造とか禿の子達と一緒に働いて、いずれ返してください。無利子でいいです」
「…………」
「ナツ姉さん。ホヅミさまはこういう感じだから……」
「でしたら、せめて敬語はお止めなんし。おがみいす」
「……分かった。ナツも廓言葉じゃなくていい。意味不明なときがあるから」
「あい……」
チェスカの下船はキャンセル。ナツの身請けが決まった。ついでに六人の少女がついてくる。
「遊郭に墓は無いんだよな?」
「ありません。水葬に出せれば上等です」
「あの養生処の土地は誰の?」
「あそこはわちきが買いました。お身代のほとんどはそのツケです。遊女が借金するには、馬鹿みたいな利子がつきましたから」
「ナツ姉さん……気張りすぎ……死んじゃうじゃない……」
スラムの土地だ。オプシーでも最も地価は安いのだろうが、それでも借金をしなければ買えなかったのだろう。ナツの十二年はほぼそのために捧げられたと言っていい。
「マスター。ハルさんの遺骨ですが、『養生処ハル』の敷地内に墓を作って弔うのはどうでしょう?」
「そうだな。それなら本望だろう……グスっ。ハルさんは立派な娘さんを持ったな……」
「ありがとうございます。小指も一緒に供養もしよう。どうせならマスターに焦がしてもらった方がハルさんも喜ぶだろう」
マスターは「是非やらせてくれ」と頭を下げた。彼が未だに独り身なのは、ハルさんを忘れられないからかもしれない。
ナツは豊かな胸の谷間から小袋を取り出すと、中から淡く光る瑞々しい小指を取り出した。
「結局、ずっと姐さんにおんぶに抱っこでした……」
「ナツはハルさんより前に進めてる。あの養生処が、その証だ」
「ありがとうございます……。それも、こん小指のおかげでした」
ナツとアキに一本ずつ渡されたハルの小指は、ソフィーが用意したトレンチの上に置かれた。
「ナツ。強化魔法を解いてくれ。小指の時間は二人と一緒に止まったままだ。これじゃ、何をしても変わらない」
「え……?」
「ホヅミさま? 止まったままって?」
「強化魔法は物質の時間を止める魔法だ。時空結界……伝説の結界魔法と本質的に同じものだ」
「兄ちゃん……そりゃ……」
「マスターもソフィーさんも内密に。帝国や教会に何をされるか分かりません」
「「ごくっ……」」
ナツは小指に手を翳して、十二年の長きに渡り、かけ続けた魔法を解く。
「ハル姐さん……今までほんにありがとう……」
「ハル姐さん。おいら、間夫を見つけんした……」
二つの小指を包む魔法の光は柔らかく輝いて、一瞬の後に虚空に溶けて消えた。
六人は店の裏手へ出て、ソフィーが貯水槽の脇にトレンチを置く。小指の傍にしゃがみ込んだマスターの聖痕が光り、小指の先に火が灯った。
長い時間を掛けて、小指はチリチリと焦がされ、徐々に形を失っていく。マスターの魔法は優しく愛撫するように小指を撫でて、骨の髄まで焦がしていった。
「ハルさん。済んだよ」
トレンチの上に遺された骨と灰を六人で少しずつ骨壷に入れて、小指の供養は終わった。
**********
「では、マスター。葬儀の準備が済んだら、お迎えに上がります。おそらく明日になるかと思いますが」
「分かった。必ず行く。いつでもいいからな」
「ハル姐さんのこと、よろしくお頼み申します」
「ああ。もちろんだ。ナツさんも上手く身請けされることを祈ってるぞ」
マスターに遺骨を預けて、養生処へ戻ると、チックとイーロが帰って来ていた。
ヨハナの身請けは口外しないことを確約して証文を交わし、口止め料も込みで九百万ムーアで話がついたそうで、二人ともホッとした様子だ。
「チェスカはここで休んでろ。くれぐれも……」
「あい。魔法は使いんせん。安心しなんし」
「……なんでアンナだよ」
「こっちの方がホヅミさまの反応がいいです」
「ゼクシィ。見張っといてくれ。頼むな?」
「任せればいいかしら。本当に危ないし」
ナツには養生処で待ってもらうことになった。遊女が日に何度も門を通ることは難しいそうだ。
「カゲロさんも、もう少しお付き合いください。身代金について相談して、すぐ戻りますから」
「もったいないお言葉。喜んで務めさせていただきます」
チックとイーロには墓造りを手伝ってもらうことにした。養生処の裏には洗濯物を干している一画があり、ムヅキに聞いてみると敷地の角は空いているらしい。
「じゃあ、一旦ビクトリア号に戻りましょう。墓石を造るのに材料が要ります」
「おれたちが運ぼう。新素材か?」
「はい。材料が第五船倉に大量にありますんで、よろしくお願いします」
「ホヅミはどうすんの?」
「俺はラックンに相談事がある。ナツを身請けするから。彼女の新造と禿も」
二人の目が点になって暫し。穂積が何をしようとしているか理解すると、
「「はぁ!?」」
「なに?」
「ナツさんって、あの高級遊女だろ? めちゃくちゃ高いんじゃないか?」
「しかも、新造と禿までって……聞いたことねぇぞ?」
「別に俺が欲しいわけじゃない。チェスカのためだ。金は真っ当に働いて、いずれ返してもらう」
「「……変なヤツ」」
薄く雲がかかる太陽の下、ビクトリア号に向かって走り出した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる