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第六章
第三九八話 幕間 苦水流花の祈り④
しおりを挟む「じゅる、くちゅ、ぐじゅる。ずぞぞぞぞぉ~、ごくん。くちゃぴちゃ、じゅばばっ。ごくごくっ」
あの人もあんなショボい蜘蛛の糸じゃ掴まれなかっただろう。生真面目さが災いして他の誰かに譲っているかもしれない。
(それに、これなら渇かない…………美味しい…………甘露! かんろぉおおおおおおおおおお~~!)
じゅるじゅる啜った。本当に、今まで口にしたどんなものより美味しかった。夢中で吸った。吸って、吸って、吸って、吸って、吸って、吸って、吸って、吸って吸って吸って吸って吸って吸って――吸い尽くしてしまった。
「え?」
彼女はあっという間に干乾びた。人間の身体にはもっとたくさんの血が入っているはずなのに。足りない。とりあえず喉は潤せたが、お腹も減っていた。赤茶色に干乾びた彼女の肉は瑞々しさに欠けるが、死体はいつまで経っても消えずにそのまま残っていて、生き返らない。
(死体が残ってると生き返らないのかな? なら…………仕方ないよねぇ)
一人で食べ切るのはシンドそうだが、周りを見回すと全員が隅っこの『正』の字が書いてある辺りで固まって震えている。手伝ってくれる人はいないらしい。
むしゃむしゃ食べた。実に三ヶ月振りの肉だ。渇いているが、ジャーキーと思えば食べられた。ただ、ジャーキーばかりでは喉が渇く。渇くのは嫌だ。渇くのだけは我慢ならない。
「え?」
彼女の死体が粉々の塵になった。おかしい。何故、突然そうなったのか分からないが、水分も栄養素も何もかも抜け切ってしまったかのように、薄茶色の砂になった。砂海を思い出す。コレはもう食べられそうにない。
(あー、喉が渇いた…………まぁ、いっか。喉が渇いた。そのうち生き返るって。喉が渇いた。その場で生き返るわけじゃないのかも。喉が渇いた――まだ、いたよね)
くるりと小屋の隅っこを振り向き、殺し合う相手を見繕う。今回はあたしが殺して、次回はあたしが殺されることにした。何故なら、彼女たちは殺し合う気が無いんだから、仕方がない。本当に仕方がない人たちだ。
「みんな。次はちゃんと殺し合ってね」
「「「…………」」」
目標は、みんなで一緒に刑期を終えて、輪廻の輪に戻ることだ。
(さぁ、みんな。頑張って地獄から抜け出そう)
しかし、一兆六千億年は長い。受け身の姿勢で責め苦を受けるだけでは駄目だということは分かったが、それだけの長い時間を頑張り続けるためには、自分へのご褒美が必要だ。
殺し合うついでに、美味しい思いをするくらいの役得はあっていいだろう。何せ、あたしは彼女たちを黒縄行きから救おうとしている導き手だ。何回か死なないと分からないのかもしれないが、いつかきっと分かってくれる。
「そういうわけで、いただきまぁああああああああああああ~~っス!」
「「「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア――――ッ!」」」
飛び掛かった。もう、渇いて渇いて仕方ない。手前にいた娘の顔面を鷲掴みにした。あの人にもやられたアイアンクローだ。これは地味に痛いので早く吸い切ってあげないと可哀想。
『ザザァ――――ッ』
「おろ?」
何故かアイアンクローだけで砂になった。どういう事か分からないが、これは罰なのかもしれない。自分へのご褒美とか、調子に乗ったあたしに、地獄システムが科した理不尽な罰だ。
甘露が吸えなかった。喉が渇いた。渇きを癒せなかった。喉が渇いた。あんなに美味しいのに吸えなかった。喉が渇いた。喉が渇く。渇く、渇く、渇く、渇く、渇く、渇く、渇く、渇く渇く渇く渇く渇く渇く渇く渇く――。
『ザザァ――――ッ』
「なんで……?」
『ザザァ――――ッ』
「どうして……!?」
『ザザァ――――ッ』
「吸えない…………っ!」
『ザザァ――――ッ』
「吸えないよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~~~~っ!!」
彼女たちは一人を残して全員が砂になった。小屋の中は砂でいっぱいだ。どうにかして吸わなければ耐えられない。せっかくゴクゴク無限ループ出来ると思ったのに、誰一人として戻ってこない。一体、何処で生き返っているのか。
足元には魚の目をした一人の少女がいた。
「ねぇ……」
「…………」
「今回だけでいいからさぁ……」
「…………」
「大人しく吸われてくれないかなぁ?」
相変わらずの魚の目だ。ピクリとも動かない。この娘なら行けそうだ。美味しそうな少女に合唱して拝む。
「いただきまス」
「…………」
「あ~ン」
首筋に八重歯が刺さっ――『ザザァ――――ッ』砂になった。
「゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ――――っ!!!」
もう、あたしの喉を潤してくれる人はいない。鬼も、馬も、砂になった。
喉の奥に焦熱地獄が生まれたのだろうか。そう思えるほどの渇きに、焦燥に駆られる。吸いたい。もう一度。飲みたい。あの甘露を。
なんでもいい。何か液体を飲みたい。飲みたい、飲みたい、飲みたい、飲みたい、飲みたい、飲みたい、飲みたい、飲みたい飲みたい飲みたい飲みたい飲みたい飲みたい飲みたい――。
在りとあらゆる水分が触れた瞬間に消えてしまう。だが、死ねない。何故、脱水症状が起こらないのか。何が起こっているのか。鬼や馬すら殺してしまって、誰も返らず、もう殺す相手がいない。
(自殺は絶対に駄目……。誰か、殺してよぉ……。あたしと殺し合ってよぉ…………)
自殺は大罪だ。ひょっとすると最下層の無間地獄まで落ちるかもしれない。刑期は『一中劫』――仏教用語で『とにかく長い』という意味だ。責め苦は他のすべての地獄の苦痛を千倍にしたものになる。
砂海の空気は、三ヶ月前とは比べ物にならないほど、極度に渇いたものになっていた――。
**********
地獄落ちから九ヶ月と少し――あたしはずっと砂海から抜け出せずにいた。
屎泥処の小屋もとっくの昔に砂になったため、もう『正』の字で記録は出来ない。
ならば何故、九ヶ月と分かっているのか。
殺し合ってくれる相手を探して砂海をうろついていた時、最後に黒い服の人を見つけて以降、誰にも会えなくて、あまりにも暇になってスマホを見ると、不思議なことに、いつの間にかバッテリーがフル充電されていた。
このおかげで日時の確認が出来たし、あたしの認識とも大きな齟齬は無いようなので大助かりだ。
分かったことも少しある。スマホや煙管服や安全靴など、あたしが元々持っていたものは砂にならない。
(これから……ずぅ~っと煙管服。ちょっと凹むけど、地獄でオシャレしてもねぇ……)
スマホを確認すると『新高穂積代表番号』はちゃんと残っていた。海水をかぶったので、メモリーが飛んだりしていないか心配だったのだ。
何故か連絡先は一つしか残っていなかったが、すんなりと納得できた。連絡先は新高さんだけでいい。あの人なら、あたしの喉を潤してくれる気がする。
(でもなぁ……嫌だなぁ……)
無くなったかと思うほどに喉が渇いているが、それでも電話を掛ける決心が付かなかった。
今のガッリガリなあたしを見て欲しいとは思えない。その割に身体の調子は極めて良いのだが、鏡が無いので不安が残る。
「あっ! そうだ!」
スマホが復活したのだから、自撮り機能があるではないか。いくら使ったことが無かったとはいえ、何故に今まで気付かなかったのか。やっぱり、あたしは頭が弱い。
タイマーを十秒にセットして、砂山に刺して自立させると、撮影ボタンをポチっとな。慌てて距離を取って、
「はい、ポーズ!」
『カシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ』
「………………」
知らなかった。バーストと言う機能らしい。
「え……? えええええええっ!? こ、これがあたしぃ!?」
十連続で切り撮られたスマホの中の自分は――かなりイケてた。
顔や背格好は確かにあたしだった。しかし、何も飲めていないにも関わらず、身体は潤いに満ちていて、肌には艶があり、胸や尻は以前よりも豊かになっていた。もう、あばら骨も骨盤も浮き出ていない。
本当に自分で言うのもなんだが、かなりの美人になっている。この娘が煙管服しか着れないなんて、生前だったら世界の損失だろう。
「あ~、そっかぁ~、これがあたしねぇ……。へへへっ……これなら……」
あの人だって、イチコロだ。
連絡先アイコンをタップし、『新高穂積代表番号』に指を延ばし、押そうとして――「…………ううっ」押せなかった。
(大丈夫! 何を遠慮することが!? 蜘蛛の糸! 譲ってあげたじゃん! そのせいであたしは大変な目にあって、その上でめっちゃ頑張って、こんなに綺麗に成りもした! …………何を迷ってんの? 砂まみれだから? レイプされたから? 臭くて汚いから? 子宮が中古だから? …………うっわ、思い出したらマジ凹むわぁ~。でも大丈夫。そんくらいの秘密は誰にでもあるって。今さら水子の霊が「なんぼのもんじゃい!」 いじけるな「あたし!」 怖気るな「あたし!」 地獄を抜け出すその日まで「がんばれ!」 地獄落ちのタイミングはほとんど同じだから、きっと一緒に輪廻に戻れる! 一兆六千億年……、気が遠くなりそうだけど、前向きに捉えよう! それだけの時間を一緒に過ごせるんだと! ――あっ。いいこと思い付いちゃったかも。あたしと新高さん。二人っきりで、ず~~~~~~っとお互いを殺し合ってればいいんじゃない? 「お~っ!」 あたしって意外と頭いいじゃない! 「いい! それいい!」 新高さんなら、あたしを殺せる。なんか、そんな気がする。に、新高さんに殺される? どうやって? ナイフでサクッと……は嫌だなぁ。素手で殺して欲しい。グーで殴り殺してくれてもいいけど、あんまり痛いのは慣れるまでキツそう……。両手でギュウウウウウっと、絞殺も良さそうだけど、どうせなら……そう……どうせなら、腹上死がいい。あたしが下でもいいけどぉ~『ブッシャア――!』あっ……やだ……こんなに渇いてるのに……「も~う!」 あたしってば、「どんだけ~!」 って………マジでどんだけ………ヤッバイ、ナニコレ? オアシス? でっかい水溜まり出来ちゃったじゃん! 飲める? 水飲める? あー、でもコレってあたしの…………無いわぁ~。放置しよう。それよりこれって、やっぱ恋? 初恋? 「きゃあ~っ!」 新高さんって享年二十八歳だっけ? あたしは、え~と? 別に特別な日でもなかったからなぁ……、乗船書類に生年月日、書いたよね? 確か……享年二十二歳……六つ上かぁ。うん、ちょうどいいんじゃない? あのお見合いがトラウマで上過ぎるのはマジで勘弁だし、高専の五年生もガキっぽく見えたし。新高さんなら、ちょうどいい。乗船中もちょっといいなって思ってたし、ってそれは後付けっぽいかぁ。大事なのは今! いつ好きなの? 「今でしょ!」 今のうちにシュミレーションしておかなくちゃ……再会したら……まず挨拶を……それから……「告白?」 …………ヤバイ。ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ――、喉がカッラカラなのに涎が……! 「ぐじゅるるるるるるる~~う!」 って………また? 自分の涎は飲めないよねぇ……どうでもいっか? あたしたちには時間が死ぬほど! もう死んでるけど、だからこそ在るし! どっちが死んでも大丈夫だから、どんなヤバイ事でも二人でLet's Try! おっとっと、いけない。これじゃ駄目っしょ。新高さんは常識人だから気狂いっぽいのはアウトかもしれない。大概の男性は流血に免疫無いだろうから、そういうプレイはお互いしっかり分かり合ってからにしよう。性癖は流石に聞けなかったけど、好みのタイプくらい聞いておけばよかったぁ~! 生前のあたし何やってんの!? と、とにかく、まずは電話しよう。恋の基本は会話だって本で読んだ。エッチも大事だけど、一番大切なのは事後のトーク! 「だぁ――――っ!」 違う! しっかりして、あたし! いきなりベッドインの話から入ってどうする!? 「挨拶! からの~、告白でしょ!」 もう、ホントにあたしは頭が弱い。でもでも、なんだかんだで面倒見がいいから、きっとあたしを見てくれる。生前の可愛い部下だもんねぇ。ちゃんと将来のことも考えてくれるって。ひょっとしたら来世のことまで考えてくれたりぃ~? 「きゃっ!」 …………そうしてくれたら嬉しいなぁ。転生してもお互いを覚えてて、必ずまた出会って、また恋をして、出来るだけ綺麗に生きて、死ぬときは絶対に二人同時に地獄へ落ちて、また二人っきりで殺し合いつつ一兆六千億年……、何回も何回も、繰り返し繰り返して……、「はぁああああ~~ん」 それってもう永遠と同じだよぉ~。大丈夫、きっと大丈夫。とにかく、「がんばれ!」 あたし! …………あたしがこんなに想ってるんだから、新高さんだって想ってくれてるに決まってる。…………好き。好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き――『ドプッシャアァア――!』 …………やだ……またオアシス出来ちゃった……「てへっ」 絶対に……………………新高さんも……きっと…………………………………………そうじゃなきゃ、「――おかしいよ」 ね?)
この後も通話ボタンを押そうと何度もTryしたが、どうしても不安になって押せなかった。意気地なしの自分が恨めしい。
だけど、絶対に嫌われるわけにはいかないのだから、仕方ないだろう。
あの人に嫌われるくらいなら、喉に地獄を飼っている方がまだマシだ――。
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