海の彼方のトティアス 〜船員さん、異世界へゆく。海に沈んだ世界で絆を育み生き抜く、普通の男の物語~

万年ぼんく

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第七章

第四三九話 建国だってよ。傍迷惑だよ

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「特務艦隊から文伝! 『バリスタ見ゆ』です!」
「――よし!」

 首の皮一枚繋がった。既に先鋒艦隊は戦闘状態に入っているが、今すぐ全艦急行すれば損害を抑えられる。

「意見具申します! この海域にバリスタの脅威はありません! 直ちに全戦力を持って突撃を掛けるべきです!」
「……バリスタは西か?」
「別働隊が光を確認しました!」

 アナーキーは長々と黙考し、やがて艦隊司令に命じた。

「良い。全艦隊を持って突撃せよ」
「はっ!」

 御座艦は増速し、僚艦の前に出た。

 この大戦艦は波切性能がズバ抜けて良く、艦尾推進室には三つの推進魔堰を搭載しているため、現行の駆逐艦と同等の速力を発揮できる。

 巨大な艦の航走波がならした跡を辿れば、足の遅い巡洋艦の船速も向上する。

 戦艦が前に出る単縦陣など前例は無いが、現在の艦隊編成ではこれが一番速い。

「次鋒艦隊に知らせ! 直ちに前進し、先鋒艦隊を援護せよ!」
「はっ。送ります」

 次鋒艦隊が参戦すれば戦力は五分。さらにこの本艦隊も到着すれば、もう覆せない。

 戦いが終わる、そう思った。

「――艦隊司令」

 通信士が張り詰めた声を発した。

「先鋒艦隊より……『バリスタ見ゆ』」
「――は?」

 先鋒艦隊と言ったか。

 先鋒はノーザンルッツの東、五〇マイルで海戦の真っ最中だ。特務艦隊の居た海域とは二〇〇マイル以上離れている。

「先鋒艦隊を呼び出せ。事実確認」
「……ダメです。コールしません」
「なんだと? 旗艦以外の艦艇は?」

 通信士は先鋒艦隊の全艦艇を呼び出し、すべてに反応が無かった。

「そ、そんな……」
「司令。どうなっておる?」
「し、暫しお待ちを。確認いたします」

 通信士は特務艦隊を呼び出すが、同じく反応が無い。

「そんなバカな……っ」
「――司令! 次鋒艦隊より!」

 この状況で考えられる可能性は、信じたくはないが一つしかない。

「『バリスタ見ゆ』です!」
「周辺警戒! 僚艦にも知らせ!」
「司令! どうなっておるのか!?」

 敵はバリスタを複数所持している。これが事実だとすれば、もう戦争にならない。

「アナーキー様! 直ちに撤退を!」
「ふ、ふざけるな貴様! ここまで来て逃げろだと!?」
「バリスタによる攻撃です! 本艦隊も狙われます!」
「アレは西にあると申したではないか!」
「複数あったとしか考えられません! すべての作戦計画は一つの前提で策定されているのですぞ!?」
「き、きき、貴様が言ったのであろう! 突撃すべきだと!」
「お叱りは後ほど! とにかく散開し、撤退します! よろしいか!?」
「お、おのれ~、ルキア・サージュメイルめぇ……! 許せん! 許せ~ん! 今すぐあの女の首をここに持って来い!」

 アナーキーの様子がおかしい。

『パリーンッ!』

「クソォ! おのれ! おのれおのれ! キィイイイイイ~!」

 先ほどまでの余裕は微塵も無くなり、グラスを床に叩きつけ、腰の警棒を取って奴隷を殴り始めた。

「お、お許しを! お許しください! あぁっ!?」
「ふざけるな! ふざけるな、ふざけるなぁ! あの女……っ! このっ! このこのこのぉ~!」
「ひぃいいい~っ! やめてぇ~!」

 何をやっているのか理解できず、暫く呆けてしまった。

「アナーキー様! おやめください! そんな事をしている場合ではありません!」

 暴れるアナーキーを背後から羽交い締めにして、血を流す女性奴隷から引き離す。

「うわぁあああ~! 何をする!? 離せこの下郎がぁああ~!」

 完全に正気を無くして泣き喚く姿は子供と変わらない。こんな人間がこの国の最上位にいるなど、何かの冗談かと思った。

「む……? な、何を……何をしている貴様ぁ!?」

 嫌な時に嫌なヤツが厠から戻ってきた。

「艦長! アナーキー様が乱心された! 手を貸してくれ!」
「穢れた手で伯父上様に触れるな平民!」

『ボカっ!』

 思いっきり殴られて、床に転がり受け身を取ったが、勢いで転んだアナーキーはそうはいかなかった。

「うぐわぁあ~! 痛いぃいいい~! 痛い痛い痛いっ!」
「伯父上様! 大丈夫ですか!?」

 顔面を椅子の背もたれにぶつけて、ちょっと鼻血が出ただけだ。

「テアトルぅ~! なんとかしてくれぇ~!」
「すべてこのテアトルめにお任せあれ! 今すぐそこな平民を無礼打ちに致しますれば!」
「そ、そうだ……そいつが突撃しろって言ったんだぁ! このぉ~無能めぇえええ!」
「あまつさえ高貴な御身に触れようとは……! なんたる無礼か!」

 これはマズい。艦橋配置は貴族ばかりで、皆が見て見ぬふりをしている。

 唯一の味方らしき通信士は散開・撤退の命令文を作り終えて通信魔堰の傍でこちらを見ていた。しかし、それを送るにはアナーキーの『うむっ』が要るのだ。

「艦長。落ち着いて聞いてください。今すぐに本艦隊を散開させ、撤退する必要があります。アナーキー様の御下命を待っている状況です」
「腰抜けの平民がペラペラとよく喋る! 愚かな献策で伯父上様を惑わし、心労をお掛けするとは言語道断! しかもぉ、後ろから組み付くなどぉ……おぉおお……この平民がぁあああ――――っ!」
「聞きなさい! バリスタで狙われる可能性がある、いや、その可能性が高い! 要綱に則り、対バリスタの撤退戦に移行すべき状況だ!」
「ヨーコー? わけのわからんことを言って煙に撒こうとするな! 突撃の最中に撤退とはこれ如何に! さては貴様、北方に内通したか!? 貴族の名誉に懸けて手打ちにしてくれる! この裏切り者め!」

 こいつは戦術要綱を読んでいないらしい。しかも大貴族から裏切りの罪を被せられてしまった。陸だったならスラムに逃げるしかない状況だ。

「はぁ……僚艦に文伝を送らせてください。それだけです」

 もう、こいつらに何を言っても無駄だ。すべてが自分の思い通りにならなければ気が済まないのだろう。

 そうでない場合は、心労に耐えられない。

 幼児のような精神性で戦場に出てきて、一軍の将を気取る貴族に呆れ果て、嘲笑った内心が出てしまっていたか。

 艦長の顔からスゥと感情が抜け落ちた。

「平民は平伏しろよ」
「――っ!」

『ダーンッ!』

 まさか艦橋に銃魔堰を持ち込む馬鹿がいるとは思わなかった。艦長は白兵戦要員ではない。

 そして、やはり自分の軍規契約を知らなかったらしい。艦長は脂汗を噴き出して倒れた。

 軍内部での刃傷沙汰は御法度だ。最も重い制限が掛けられる。これを貴族と平民の別なく平等に適用したのはビクトリア・アジュメイルの偉業だと思う。

 とはいえ、禁則を犯さなければ契約の罰則は発動しないのだから、あとの祭りだ。

「く……ぅ……」

 腹から溢れ出す血を抑えて蹲る。かなりの出血。当たりどころが悪かったようだ。

「ひゃああああああああ~~!」

 アナーキーは慌てふためいて尻餅をつき、後退りしながら小便を漏らしている。

「おい……頼む」

 舵輪を握る航海士は生体魔法適性だったはず。

「…………」

 何とか立ち上がり、航海士に近づいていくと――。

「ひっ!? ぼ、僕に寄るな平民が……あ、あああ……っ」
「…………」

 舵輪を放り出して腰を抜かしてしまった。艦が揺らぎ、慌てて舵輪を掴み中央ミジップへ戻す。

 血塗れの手で、おれは何をやっているのか。

「はぁ…………通信士」
「はっ」
「送れ」
「……はっ!」

 僚艦に文伝を送信して、通信士が後方を確認した。他の艦橋配置は動かない。チラチラと過呼吸に陥っているアナーキーを見やり、互いに目配せしている。

 貴族の考えていることは皆同じだ。その中で上手く立ち回ろうと足掻いている。

「司令。僚艦が散開を始めました」
「……よし」

 本艦も撤退しようと、自ら面舵を切った。

 艦首が右回頭し、右舷に小さく僚艦の背を見た――、その駆逐艦の進路を塞ぐように白い光の帯が引かれる。

 ジバジバと大気を震わせる光の起点は一時の方角。水平線から放たれている。

「……一杯」
「あ……あぁ……」
「一杯だ!」
「うぅ……うわぁ~あぁあ~! 母様ぁあぁあ――!」

 せめて『一杯』を引いてから逃げて欲しかった。

 操縦ハンドルまで手が届かない。

「一杯」

 通信士が腰を抜かした航海士を跨いで横に立ち、前方を見据えて『一杯』を引いた。

 三つの推進魔堰が爆音を上げ、新船型の艦首が波を切り裂く。

「司令」
「ご苦労……逃げていいぞ」

 艦橋配置は皆逃げ出した。

 何処へ逃げるか知らないが、後ろで「ひっひっひっ」と五月蝿い大貴族と、脂汗を垂らして倒れた大貴族は放置されている。

「いえ。お供します」
「ふっ……最高級の棺桶だ」

 右舷からジワジワと光の帯が迫る。

 目を凝らして発射源の艦影を見据えた。

 二マイル先に浮かぶ敵艦。五ケーブルに迫る光刃。

 あわよくば体当たりをかましてやろうと思っていたが、とても間に合いそうにない。

「通信士…………文伝……」
「…………はっ!」

 舵輪の下は大きな血溜まりになって、艦橋の床を艦尾に向かって流れてゆく。

 大貴族の小便を押しやり、平民の血が広がってゆく。

「……大使館へ…………敵は…………反……連合……集い……」
「…………」
「バリスタを……複数……所持…………お……く……れ」
「はっ! 大使館へ! 『敵は反連合島の集い』! 『バリスタを複数所持』! 送ります!」

 右舷に光が溢れ、白い光線が大戦艦の外壁を焼き、抉って刻んで、切り裂いてゆく。

 真白の艦体は黒く炭化した断面を晒し、それでも敵艦に向かって真っ直ぐに進む。

「…………」

 艦隊司令は舵輪にもたれて動かない。その目は既に白光を写していないが、御座艦は彼の魂が乗り移ったかのように突き進んだ。

 胴を裂かれ、あちこちで砲弾が誘爆しても、大戦艦は止まらない。

「艦隊司令……ご一緒できて光栄でした」

 前方に視線を戻した通信士の目には、バリスタの閃光が本艦と敵艦を結ぶ光の道に見えた。

 彼が最後に見たのは目前に迫る敵艦と、光を吐き出す筒状魔堰の周りで慌てる人の姿。

 既に本艦は横一文字に輪切りにされているが、水線下の推進魔堰は無傷で『一杯』だ。

「見事な体当たりです」

 ギジュメイル家当主の御座艦――、東方管区護衛艦隊、本艦隊旗艦は、バリスタを悪用する勢力が『反連合島の集い』であることを看破し、複数存在するバリスタ搭載艦の一隻を撃沈せしめた。

 無事に帰還した巡視船の報告を受けて、アナーキー・ギジュメイルは軍神として讃えられ、この後に待つ戦争の広告塔として祀り上げられる事になる。

 しかし、彼が何故、最後の文伝を首長館ではなく大使館に宛てて送ったのかは、誰にも分からなかった。


**********


 東方管区護衛艦隊――、本艦隊、同先鋒艦隊、同次鋒艦隊、同特務艦隊。

 北方管区護衛艦隊――、ノーザンルッツ島守備艦隊、同バレン島駐留艦隊、同リコリス環礁増援艦隊。

 この日、ほぼ同時刻に七つの艦隊がバリスタによって壊滅的打撃を受けた。

 翌日、アルロー・帝国・ドラントを含む全ての国や地域に宛てて、一つの文伝が分割送信された。

 一斉送信でないのは、魔力が足りなかったからだと思われる。

『私、ラケルタ・ジュメイルは、新生アルロー王国の建国を此処に宣言する! 帝国海軍第三艦隊、アルロー海軍北方管区護衛艦隊、東方管区護衛艦隊は我がバリスタの神光によってトティアスなる海に消えた。この輝きこそ我等、王国の正義の証しである。決定的打撃を受けたアルロー海軍に如何ほどの戦力が残っていようと、それは既に形骸である。敢えて言おう、カスであると! それら軟弱の集団が新生アルロー王国バリスタ艦隊に抗うことは出来ないと私は断言する。連合の無能なる者どもに思い知らせ、明日の未来の為に我が王国は立たねばならんのである!』

 この文伝が送信された時、アルロー諸島連合はバレン島、ノーザンルッツ島を含む北方の十二の島郡の制海権を失っていた。

 さらに翌々日も、分割送信は続いた。

 初日と違っていたのは、送り先にアルロー国内の宿屋や公共施設、遊廓など、平民の目に止まるような場所の通信魔堰も宛先に追加して、無作為に送信していたことだ。

『私、ラケルタ・ジュメイルは、新生アルロー王国初代国王に即位したことを此処に宣言すると共に、国王の名において、アルロー諸島連合に宣戦を布告する! 新しい時代の覇権を選ばれた民が得るは、歴史の必然である。ならば、我らは襟を正し、この大波を乗り越えなければならぬ。我々は小さな島を生活の場としながらも共に苦悩し、錬磨して今日を築き上げてきた。かつてニイタカ・ホヅミは、ビクトリア・アジュメイルは祖国を護ろうと真摯に戦ったと言った。しかしながらアルローの貴族共は、自分たちが諸島の支配権を有すると増長し我々に抗戦する。貴族共の言う祖国とは即ち自分であり、己が家のみである。アジュメイルも例外ではない。我が忠臣も民草も、そのビクトリア・アジュメイルの無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ! その悲しみも怒りも忘れてはならない! 我々は今、この怒りを結集し、アルロー海軍に叩きつけて、初めて真の勝利を得ることができる。この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる。我が敵とするは蒙昧なる貴族なり! 民草よ立て! 悲しみを怒りに変えて、立てよ! 民草よ! 我ら新生アルロー王国は諸君らを見捨てはしない。我が王国こそ、選ばれた民の国であることを忘れないでほしいのだ。神代の力を持つ我らこそ、諸君らを救い得るのである! ヴァルス・アルロー!」

 相当な数の同じ文伝が三日三晩に渡り、繰り返しばら撒かれた。

 聖堂にも届いた文伝を見せられた穂積が噴飯したのは言うまでもない。

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