海の彼方のトティアス 〜船員さん、異世界へゆく。海に沈んだ世界で絆を育み生き抜く、普通の男の物語~

万年ぼんく

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第七章

第四五五話 元老院だよ。その前段階だよ

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 晩餐会で一通りの挨拶を済ませた穂積は来賓の間に居て、ふかふかのソファにドップリ沈んでいる。

「ニイタカ大使閣下も人が悪いね。僕はすっかりカルタに睨まれてしまったよ」
「……俺に言ってる? ほとんどハンバル殿下の策でしょ? こっちで手配したのは衛兵隊のセクハラ疑惑だけじゃん」
「似たような疑惑をあの場で捏造したキミに言われたくない。さすがは義理の母親を手篭めにするだけあるよ」
「ち、違う! アレは違うんだ!」

 昨夜、ルシオラの話を聞くうちに寝落ちしてしまった穂積を待っていたのは、やはりお馴染みのアレだった。

 決して母親っぽくはなかった母さんと優しかった養父じいちゃんにトラウマを植え付けられた穂積は、包容力のある母性的な女性に免疫が無かった。

 今朝、目が覚めた時、隣には全裸の義母が添い寝していて、

「……血の気が引いた。ビクトリアになんて言えばいい?」
「同情はするけど別に珍しいことじゃないさ。皇族の中には近親者で恋仲になるようなのも居るし」
「そうなの!?」
「母と息子とか、兄と妹とか……父と娘は知らないけど」
「ヤバい! 皇族ヤッバい!」

 家系図が残らないおかげで数代前までしか血縁関係が分からない中、皇室内部で行われる政略結婚なども多くあるらしい。

 普段から滅多に帝城外へ出ない彼ら皇族は、世間の常識から隔離されながら誇りと自尊心を育まれ、自分と同じく高貴な者を愛するようになるのだとか。

「第二皇子は城内のあちこちに唾付けて回って、変な派閥みたいなの作ってる。キミと似てるかもね」
「俺はそんなんじゃねぇ!」
「第三皇女は彼とは真逆で孤高の人だ。城内の女性皇族の人気はこの二人に二分されてる」
「片方は百合じゃん……」
「あと、第一皇子と第二皇子を組み合わせて……? 何を言っているのかよくわからないけど、そういうのも大勢いる」
「…………腐女子」

 先ほどの晩餐会で見せた彼女らの立ち振る舞いは見事なものだった。ルーシーが傍でフォローしてくれなければ、今ごろ魔爪で穴を掘って隠れていたに違いない。

 そんな優雅な気品に溢れていても、皇室女子は腐っている。きっと新たな文学の生まれる土壌も既にあるだろう。

『おとうさん。このフロアに危険はないかと。あの女も大人しくしています』
「こほん。こほこほ」
『夜は直衛と子作りに励みますのでぇえ~。安心してお休みください』
「……こほん」

 帝城に連れてきているのは三人だけ。護衛者にリヒト、優雅対策にルーシー、ロビー活動目的にナツ。

「ホヅミ大使。ルシオラさんの件は後でゆっくりと聞かせてくださいませ」
「お役人方への根回しは終わりました。やはり元老院管理室のお歴々が鍵でしたね」

 ナツとルーシーはこの数日で帝城へ向けて様々な裏工作を行っていた。

 極度に忙しかったため、女神の試練『不測のコンプリート事件』に遅参したのだが、彼女たちの活躍がなければ法衣を着ただけで帝城の中枢に潜り込むことなど出来なかっただろう。

 デント教皇も来ているとはいえ、十賢者はそれぞれに別行動となっている。少数で敵地?に乗り込む豪胆をやれたのは、穂積自身が『俺TUEEE』と思っているからだ。

 クリスの新型義手は魔法やら体術やらに関係なく、物理的に強いに決まっている。

 ミヨイさまには通じなかったが、目玉はなんといっても前腕部分に格納された新型魔爪。

 起動コードを音声入力すると五つのムラマサが自動展開され、指先の動きに合わせて連動制御されるプラズマ爪がヴンヴン動く。

 しかもベアハングはドシュドシュ飛んで魔爪を広げながら目標を追尾するのだから負ける気がしない。デント教皇からは『初見の相手には極めて有効』とお墨付きもいただいた。

「まぁ、いざとなったら頼むよ。僕は蟹を焼くくらいしか能が無いから」
「わはははっ! 任された!」

 突然強くなった穂積に乗っかり、覚悟を決めたハンバルも護衛を二人だけ連れて帝城に乗り込んだ。

 カルタの動きを読み切った上で事前にしっかりと根回しを行い、侍従長に頼んで弁者の列に自分をねじ込んだのだ。

 壇上に立ち衆目を集め、何かを知っている風を醸して重鎮たちの興味を引き、軍略に優れる第四皇子として返り咲くことができた。

「ホヅミさん。私トイレ行きたい」
「……なんで俺に言うの? 行って来なよ。誰も取って食いやしないって」

 他の賢者たちとは違い『絶対に離れない』と言って付いてきたソフィーはヘル婆にも連絡したのだが、浮世の金銭から解脱した老婆はこの場に居ない。

「なんでオーナーは来てくれないの!?」
「ヘル婆さんはもうオーナーじゃないんでしょ? チェーン店も全部ソフィーさんの名義になったんじゃないの?」
「なんで本店までソフィーの名義になってんだ!? あれはおれの店だろう!?」
「ジョセフさんも責任取るって決めたんならいいじゃないですか。レイプしちゃった慰謝料だって言えばハルさんも笑って許してくれますよ」

 ジョセフもしっかり巻き込まれて二人揃って初めて帝城に足を踏み入れ、ギラギラ光る金箔貼りに完全に気圧されていた。一人でトイレにも行けない。

 元老院臨時会議を明日に控え、ソフィーは『おなか痛い』と言って壁に手を突き寄りかかる。

 室内の壁も隅々まで金ピカで、何処もかしこもギラギラ光っていた。


**********


 翌日、元老院管理室の大広間に皇帝を除く十賢者が集められた。継承者がいる場合に行われる委任状の突き合わせ作業は妙に厳粛で儀式めいている。

「ノックス~・ノーマン~。これぇ~へ~」
「はい」

 白い眉毛で両目が塞がった爺が間伸びした声でノックスを呼んだ。

 広間の中央まで歩み出たノックスは懐から委任状を取り出して金ピカの卓上に置くと、五メートルほど下がって膝を突き平伏の姿勢を取る。

「ホヅミさん……! 私わかんない……わかんないよ……!」
「俺に聞かれても……。大丈夫……。次……ラナーお義姉さんだから……ちゃんと見とけばイケる……」

 広間からは謁見の間と似たような雰囲気が漂い、小市民の同胞として気持ちは分かるが、こういうのに付き合うことも仕事のうちだと割り切るしかない。

「合致!」
「合っ致!」
「がっちぃ~!」

 帝国最高峰と謳われる鑑定人たちがノックスの委任状と片割れを照合し、本物であると宣言していく。

「…………」

 それはいいのだが、いつまで続くのか。

 それぞれに特徴のある声音とイントネーションで『合致』を叫ぶ鑑定人は百人くらい居た。馬鹿なのだろうか。

 後から聞いた話では、こうする事で鑑定人に買収や恫喝などの裏工作を仕掛けることが難しくなり、彼ら個々人に掛かるリスクと責任も分散されるのだとか。

 一人でもミスれば全員死刑なのだから、真剣極まる一蓮托生と言える。

 ちなみに鑑定料は『合致』一人当たり百万ムーアだ。誰が払うのか。もちろん後継に名乗りを挙げた自薦人である。理不尽だが仕方ない。

 ノックスに続き、ラナーの委任状に対する『合致』が始まった。非常に眠い。誰か覇気で脅してせーので『合致』させてくれないだろうか。

「ソォ~~・フィ~~」
「…………」
「ソフィーさん……」
「えっ……!? 私……!? ひゃあい!」

 威勢の良さが売りらしい「がっっつぃいいいいい~!」の後に続いた極度に間延びした爺の声に、呼ばれたことに気づかなかったソフィーは全ての手順が頭から飛んでしまった。

 客に呼ばれたウェイトレスのようにパタパタと小走りで駆け出し、制服のポケットを探して青褪め、ドレスを着ていたことに気づいて薄い胸元から委任状を引っ張り出す。

「あぁあ~……」

 最高級羊皮紙は汗で湿ってシオシオになっていた。

 ソフィーは半泣きになりながら、金ピカの上に委任状を広げて必死でシワ取りを行う。ドレスの裾を当て布代わりに使いながら、丸めたストールでトントン叩き始めた。

『トトトトトトトトトトトト……!』

 三十秒で羊皮紙はピン札のように真っ直ぐにして見せると、鑑定人たちから「ほ~」と感嘆したような吐息が漏れた。こういうのも仕事のうちだったのだろう。

 ソフィーは大きく十メートルほど距離を取り、土下座さながらに平伏した。

 一波乱あったが、どうやらシワ取りが彼らの心を掴んだようだ。ちょちょっと片割れを合わせると即座に『合致』と叫ぶ。百人の『合致』宣言はラナーの十倍早かった。

「ニイタカ~・ホヅ~ミぃ~~いぃ~いい~」
「おい……ホヅミ殿……」

 ノックスに背中を小突かれて肩が跳ねた。

「えっ……!? 俺……!? はい!」

 爺の『ミぃ~』が終わるタイミングも読めなかったが、後から続いた『いぃ~』はなんだろう。ニイタカ・ホヅミに対する嫌がらせかもしれない。

 緊張はするが、謁見よりは多少マシだ。ひと息吐いて気を取り直し、落ち着いて広間の中央へ歩く。卓上にイーナンの委任状を広げ、五メートルほど下がって平伏した。

 あとは『合致』が終わるのを待つだけだ。イーナンがわざとサインを間違えていない限りは大丈夫だろう。その程度には故人を信用してやらねばなるまい。

「………………………………………………………………」

(なっげ!)

 なんでも鑑〇団のテーマソングが流れてきそうだ。

「………………………………………………………………」

 CMまで挟みそうだ。

「…………………………………………………………合致!」

 もしやイーナンの罠だったのかと心配になり始めた頃、ようやく最初の『合致』が響いた。

「はぁ~……」

 心臓に悪い。先鋒は最も責任が重く辛い仕事だろうが、それにしても長かった。

 後に続く鑑定人たちも真剣そのもの。まるで自分の腕を試すが如く、若干の悲壮感まで醸して鑑定にのめり込んでいる。あんな職人魂を見せられたら文句など言えるわけがない。

「がっっっつつつぃいいいいい~っ! ぶはぁ~っ!」
「ふぅ~~…………――んっ!?」

 胃のはち切れる思いをしながら百人の『合致』作業に耐え抜いた時、彼らと入れ替わるように新たな百人が広間に現れた。

 思わずガバッと顔を上げて爺を見ると、ゆったりとソファに座って茶を飲んでいる。殺意が湧いた。この時ほど殺気も覇気も出ない自分が憎かったことは無いだろう。

 後から聞いた話によると、イーナンから託された委任状の鑑定は命懸けだったらしい。

 何せ、委任した人物は長年に渡り帝国の裏側に根を張り、数多くの闇組織を陰から操っていた帝国裏社会の巨星。

 委任されたのは突然現れて奇天烈な行動を繰り返し、皇帝から『叛逆者の再来』やら『トティアスの大敵』やら言われ続けて、挙げ句の果てに空飛ぶ駆逐艦で帝城に体当たりしようとした謎の男。

 管理室と契約していた鑑定人たちは可能な限りの安全策を取り、大陸中から腕の良い鑑定人を掻き集め、降り掛かる危険と責任の所在を全力で薄めようとした。

 その結果が、延べ千人におよぶ真剣と書いてマジと読む、世紀の大鑑定団だった。

「ナツ……キサラに送金させて……うぅうう……」
「鑑定料で……十億ムーアですか? まぁ、今なら大丈夫ですけど……手数料で一千万は持って行かれますね……」
「誰が取ってんだよぉおおお~!」

 何処にあるかも分からない謎銀行に1%の手数料を支払う度量と大らかさが無ければ、十賢者にはなれないらしい。

「ホヅミ大使……申し訳ありません。わたくしを救わねば……もう少しはお安く済みましたのに……」
「……ルーシー? 俺に謝って……なに泣いてんの!? ナツ! 謎銀行に一千万くれてやれ! ルーシーに比べれば缶コーヒーみたいなもんだ!」
「「かんこーひー?」」

 女のためなら金なんか惜しくない。

 ただ、何かがおかしいトティアスには、どうにも納得できないのだ。

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