実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…

小桃

文字の大きさ
69 / 336
第三章 スライムウィザード編

第23話 将軍の最期

しおりを挟む
 2人が揃ったので本格的な戦闘が始まる。
 私達が先制攻撃で同時に魔法を撃つ。

「「〚石槍ストーン スピア〛」」

 将軍級ジェネラルは槍を薙ぎ払って全て壊された。更に薙ぎ払った衝撃波が相殺するだけでは無く、勢いは落ちたけど私達を襲ってくる。なんと出鱈目な攻撃力なのよ…

「キャッ…」
「アニー!」
「掠り傷だから大丈夫!」

 私は何とか躱せたけどアニエラは躱しきれずに傷を負った。私達は離れて交互に攻撃をして、相手の隙をつく事にした。
 一回り体が大きいにも拘わらず、身の熟しは速くて対応出来ずに防戦一方になり、私とアニエラは回復も間に合わず傷だらけになりながら応戦していたの。

「自動回復は厄介だな。だが、このまま押し切らせてもらうぞ!」

 その言葉と同時に高速の突きを私に放つ、全ては躱せずに傷は負うけど致命的なものは無い。背後からアニエラが双剣で斬り掛かるも、槍先で受け止めて槍を反転させて、槍の柄のカウンターが腹部に決まってアニエラが吹き飛ばされた。

「うっぐぅ…今のは効いた…」
「そろそろ殺られる覚悟は出来たか?」
「はぅ…覚悟は最初から決まってるの。絶対にハルカとこの戦いに勝つ!その為に多少の犠牲は覚悟してるのよ!」

 アニエラが感情的な言葉を言い放ってから、私へ向かって笑顔で目線を送る。『私が必ず隙を作る』という物だと私は理解したので、私に出来る最大限の攻撃を準備する。

 アニエラは〚砂場サンドピット〛で足元を不安定させて攻撃を仕掛ける。将軍級ジェネラルは斬撃を飛ばすが踏ん張りが効かず、アニエラの足に当たったけど止まらない。そのまま双剣を左右で時間をずらして斬り掛かる。左の剣が先に届こうとすると、槍で剣を弾かれその流れで左腕腕を切断された…激しい血飛沫の左腕を将軍級ジェネラルの顔へ向ける。その鮮血が顔へ当たり視界を奪ったの。

「あッあぁああああ…でも隙は作れる…」
『アニーの腕が…』

 更にアニエラは右の剣が将軍級ジェネラルの胸に一文字傷を付けた。
 アニエラが腕を失ってまで作ってくれた隙を最高の結果で応える為に連続魔法を展開した。

 私は自分の身体に〚ウォーター〛を纏わせて無数の〚水刃ウォーター カッター〛を発動させた。更に〚瞬速フラッシュ〛で自身を超高速回転させて将軍級ジェネラルに突っ込んで行ったの。

『ズッヴァーー!』
「お…の…れぇ…」

 私が将軍級ジェネラルの体を通過すると、首は宙を舞ってから地面に落ち、残った体もピクピクと震えながら後ろに倒れたの。
 2人の力で沈黙の森フォレスト オブ サイレンスに君臨するゴブリン将軍級ジェネラルを倒す事が出来たの。

 私は直ぐにアニエラの元へ向かった。

「アニー!」
「やったね♪ハルカ凄かったよ。」
「そんな事より腕が…」
「こんなの、時間は少し掛かるけど元通りなるから気にしないで(笑)」
「うん…本当にありがとう。勝てたのはアニーのお陰だよ(泣)」

 激闘が終わって、私とアニエラは勝利の抱擁を交わしたの。
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

異世界帰りのハーレム王

ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。 で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか? 異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕! 異世界帰りのハーレム王 朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

処理中です...