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異世界転生 出会い編
第58話 現人神様?
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➖・➖・フランシスコ視点・➖・➖
私は、ユーザニア大聖堂で大司教を務めるフランシスコ.ザヒール。普段は執務室で日常業務を行っていたのだが、この日はなぜか祭壇へと足を運んでいた。祭壇で七神女神様へ祈りを捧げたので執務室へ戻ろうすると、1人の少女が従者を2人連れて祭壇へとやって来た。
そして、少女が七神女神様へ祈りを捧げたその時、少女の身体が金色に輝き出すと同時に、七神女神様の像は虹色に輝いたのだ……
過去に聖女様が七神女神様へ同じ様に祈りを捧げて、金色に輝く現象が起きたとは聞いた事があるが、七神女神様の像まで輝いたという現象は、これまで聞いた事がない。
私はこの少女が聖女様を超える存在であると考える。つまりこの少女は七神女神様がこの世界へ遣わされた【現人神】様なのだと確信した。
祈りを済ませて祭壇を離れて行こうとする【現人神】様へお声掛けをすると、不思議そうな顔をされながら私の質問にお応えになった。
「あの、貴方様は七神女神様から下界へ神命を授けられた【現人神】様なのでしょうか?」
「えっと、【現人神】じゃないですよ?祭壇からお祈りを捧げたら、たまたま七神女神様達から7つの加護を授かっただけの、通りすがりのごく普通の女の子ですよ(笑)」
「なっ、7つの加護ですと!複数の加護を授かるなど聞いた事が無い……やはりあなた様は【現人神】様で間違いありません!」
「いや、【現人神】なんて、そんな立派な者じゃありませんからね(汗)」
少女は頭を横に『ブンブン』と振って【現人神】ではないと全力で否定されたので、私は少女を神聖鑑定して確認する事にした。
「申し訳ございませんが、あなた様を確認させて頂きます。神聖鑑定!」
【アリス.フェリシア 7歳】
【種族】光妖精族 Lv43
【職業】七神女神の愛し子
【称号】命の女神アネモネの加護
【称号】創造の女神ヴェガの加護
【称号】魔導の女神アーニャの加護
【称号】豊穣の女神セーラの加護
【称号】智識の女神シエルの加護
【称号】戦闘の女神ローゼの加護
【称号】美の女神エルメスの加護
【称号】光樹の主
【称号】剣神
【HP】450
【MP】∞
【筋力】450
【防御】350
【魔力】∞
【敏捷】550
【知力】∞
【運気】200
〚拒絶〛〚光纏〛〚天眼〛〚天才〛
〚万物創成〛〚並列思考〛
〚転移魔法〛〚空間魔法〛
〚時限魔法〛〚複合魔法〛
〚雷魔法〛〚光魔法〛〚全属性魔法〛
〚体術〛〚双剣術〛〚付与術〛
〚自己強化〛〚生活魔法〛
〚偽装〛〚隠蔽〛
「ほっ、本当に七神女神様達から7つの加護を……」
「それは、たまたま頂いたもので……」
「しかも!?七神女神様の愛し子であられるのか!」
「一方的に愛されちゃって……」
「やはり、あなた様は間違いなく【現人神】様なのですね!」
「いや……そんな立派な者ではないので……(汗)」
何を言っても全力で否定されるのだが、隣に控えた2人の従者と思われる少女は、満面の笑顔をしながら『ウンウン』と頷きながら応えた。
「アリス様は【現人神】様で間違いありません!私達は神の奇跡を何度も目の当たりにしてます!」
「ちょっ、2人は口を出さないの!とにかく、私は【現人神】じゃありませんからね~」
その後はアリス様から詳しい説明を聞いた。
そして【現人神】ではないが、縁あって七神女神様達から加護を授かった事と、七神女神様達から自由気ままに、この世界で過ごすようにと命を頂いたので、騒ぎにならないよう秘密にして欲しいと言われた。
恐らく密命を授かってると思うのだが、アリス様の存在が明らかになれば世界中が注目してしまう。そうなれば密命を果たせないので、私の心に留めておくと誓ったのだ。
私は、ユーザニア大聖堂で大司教を務めるフランシスコ.ザヒール。普段は執務室で日常業務を行っていたのだが、この日はなぜか祭壇へと足を運んでいた。祭壇で七神女神様へ祈りを捧げたので執務室へ戻ろうすると、1人の少女が従者を2人連れて祭壇へとやって来た。
そして、少女が七神女神様へ祈りを捧げたその時、少女の身体が金色に輝き出すと同時に、七神女神様の像は虹色に輝いたのだ……
過去に聖女様が七神女神様へ同じ様に祈りを捧げて、金色に輝く現象が起きたとは聞いた事があるが、七神女神様の像まで輝いたという現象は、これまで聞いた事がない。
私はこの少女が聖女様を超える存在であると考える。つまりこの少女は七神女神様がこの世界へ遣わされた【現人神】様なのだと確信した。
祈りを済ませて祭壇を離れて行こうとする【現人神】様へお声掛けをすると、不思議そうな顔をされながら私の質問にお応えになった。
「あの、貴方様は七神女神様から下界へ神命を授けられた【現人神】様なのでしょうか?」
「えっと、【現人神】じゃないですよ?祭壇からお祈りを捧げたら、たまたま七神女神様達から7つの加護を授かっただけの、通りすがりのごく普通の女の子ですよ(笑)」
「なっ、7つの加護ですと!複数の加護を授かるなど聞いた事が無い……やはりあなた様は【現人神】様で間違いありません!」
「いや、【現人神】なんて、そんな立派な者じゃありませんからね(汗)」
少女は頭を横に『ブンブン』と振って【現人神】ではないと全力で否定されたので、私は少女を神聖鑑定して確認する事にした。
「申し訳ございませんが、あなた様を確認させて頂きます。神聖鑑定!」
【アリス.フェリシア 7歳】
【種族】光妖精族 Lv43
【職業】七神女神の愛し子
【称号】命の女神アネモネの加護
【称号】創造の女神ヴェガの加護
【称号】魔導の女神アーニャの加護
【称号】豊穣の女神セーラの加護
【称号】智識の女神シエルの加護
【称号】戦闘の女神ローゼの加護
【称号】美の女神エルメスの加護
【称号】光樹の主
【称号】剣神
【HP】450
【MP】∞
【筋力】450
【防御】350
【魔力】∞
【敏捷】550
【知力】∞
【運気】200
〚拒絶〛〚光纏〛〚天眼〛〚天才〛
〚万物創成〛〚並列思考〛
〚転移魔法〛〚空間魔法〛
〚時限魔法〛〚複合魔法〛
〚雷魔法〛〚光魔法〛〚全属性魔法〛
〚体術〛〚双剣術〛〚付与術〛
〚自己強化〛〚生活魔法〛
〚偽装〛〚隠蔽〛
「ほっ、本当に七神女神様達から7つの加護を……」
「それは、たまたま頂いたもので……」
「しかも!?七神女神様の愛し子であられるのか!」
「一方的に愛されちゃって……」
「やはり、あなた様は間違いなく【現人神】様なのですね!」
「いや……そんな立派な者ではないので……(汗)」
何を言っても全力で否定されるのだが、隣に控えた2人の従者と思われる少女は、満面の笑顔をしながら『ウンウン』と頷きながら応えた。
「アリス様は【現人神】様で間違いありません!私達は神の奇跡を何度も目の当たりにしてます!」
「ちょっ、2人は口を出さないの!とにかく、私は【現人神】じゃありませんからね~」
その後はアリス様から詳しい説明を聞いた。
そして【現人神】ではないが、縁あって七神女神様達から加護を授かった事と、七神女神様達から自由気ままに、この世界で過ごすようにと命を頂いたので、騒ぎにならないよう秘密にして欲しいと言われた。
恐らく密命を授かってると思うのだが、アリス様の存在が明らかになれば世界中が注目してしまう。そうなれば密命を果たせないので、私の心に留めておくと誓ったのだ。
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