118 / 225
異世界転生 学園編
第15話 冒険者ギルド総本部
しおりを挟む
リフォームの合間に息抜きを兼ねて、王都にある【冒険者ギルド総本部】へと向かってみた。
王都にはギルド通りというものがあって、そこには【冒険者】【魔術】【武術】【商業】【錬金術】【農業】などの多種多様なギルドが並んでいる。
その中でも一際大きな建物で【剣と盾】の大きい看板を揚げているのが【冒険者ギルド総本部】で、世界各地にある【冒険者ギルド】の全てを統括してる場所なの。
私達を乗せた馬車が冒険者ギルド総本部の大きな建物の前に停まった。馬車から降りてから建物を見上げていると、思わず感想が口から漏れた。
「わぁ~、立派で大きな建物だね。これが冒険者ギルド総本部なんだね~」
「確かに立派な建物なのですが、私は冒険者ギルドに良いイメージがありません。中へ入って職員の対応は残念なものかも知れませんから……」
私の感想を聞いたゼシカは、これまでの冒険者ギルドが不手際を繰り返してたせいか、未だに冒険者ギルドへのイメージは悪いみたいで、アナとリューネも頷いてる。私もハッキリ言えば好きとは言えなかった。
「まぁ、流石に冒険者ギルド総本部なら大丈夫じゃないのかな?」
「「そう願いたいです」」
【冒険者ギルド】=何かやらかすってイメージを、そろそろ挽回して欲しいと思いつつ、私達は大きな扉を開けて冒険者ギルド総本部の建物の中へと入っていった。
これまでなら、荒くれ者で溢れているのが普通だったけど、ここはそんな雰囲気は全くなくて、身嗜みをキチンと整えた冒険者達が、各受付にマナー良く並んでいるのだった。
あまりにも予想と違い過ぎて、私は思わず口を滑らせてしまう。
「うん、これは逆にひくねぇ~……」
「なんか、裏切られた感が半端ないですね……」
私が感想を口にすると、これにはゼシカ達も同意見だった。王都にあるからそうなのかも知れないけど、あまりのギャップ差に、異世界に来たのかと思ってしまうほどだった。
「とりあえず、更新課に並んでギルドカードの更新をするよ。その後は、王都近辺にあるダンジョンの情報を教えてもらって帰るからね」
「「かしこまりました」」
今までなら、女だけのパーティーだと冷ややかな目や、脳筋な輩に声をかけられたりしたけど、ここでは全く絡まれることなく、私達の順番が回ってきた。
何も起こらない方が良いんだけど、何かしらやらかすのが冒険者ギルドだって思ってたから、なぜが物足りなく感じてる自分が居たのだった。
王都にはギルド通りというものがあって、そこには【冒険者】【魔術】【武術】【商業】【錬金術】【農業】などの多種多様なギルドが並んでいる。
その中でも一際大きな建物で【剣と盾】の大きい看板を揚げているのが【冒険者ギルド総本部】で、世界各地にある【冒険者ギルド】の全てを統括してる場所なの。
私達を乗せた馬車が冒険者ギルド総本部の大きな建物の前に停まった。馬車から降りてから建物を見上げていると、思わず感想が口から漏れた。
「わぁ~、立派で大きな建物だね。これが冒険者ギルド総本部なんだね~」
「確かに立派な建物なのですが、私は冒険者ギルドに良いイメージがありません。中へ入って職員の対応は残念なものかも知れませんから……」
私の感想を聞いたゼシカは、これまでの冒険者ギルドが不手際を繰り返してたせいか、未だに冒険者ギルドへのイメージは悪いみたいで、アナとリューネも頷いてる。私もハッキリ言えば好きとは言えなかった。
「まぁ、流石に冒険者ギルド総本部なら大丈夫じゃないのかな?」
「「そう願いたいです」」
【冒険者ギルド】=何かやらかすってイメージを、そろそろ挽回して欲しいと思いつつ、私達は大きな扉を開けて冒険者ギルド総本部の建物の中へと入っていった。
これまでなら、荒くれ者で溢れているのが普通だったけど、ここはそんな雰囲気は全くなくて、身嗜みをキチンと整えた冒険者達が、各受付にマナー良く並んでいるのだった。
あまりにも予想と違い過ぎて、私は思わず口を滑らせてしまう。
「うん、これは逆にひくねぇ~……」
「なんか、裏切られた感が半端ないですね……」
私が感想を口にすると、これにはゼシカ達も同意見だった。王都にあるからそうなのかも知れないけど、あまりのギャップ差に、異世界に来たのかと思ってしまうほどだった。
「とりあえず、更新課に並んでギルドカードの更新をするよ。その後は、王都近辺にあるダンジョンの情報を教えてもらって帰るからね」
「「かしこまりました」」
今までなら、女だけのパーティーだと冷ややかな目や、脳筋な輩に声をかけられたりしたけど、ここでは全く絡まれることなく、私達の順番が回ってきた。
何も起こらない方が良いんだけど、何かしらやらかすのが冒険者ギルドだって思ってたから、なぜが物足りなく感じてる自分が居たのだった。
264
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。
スキル素潜り ~はずれスキルで成りあがる
葉月ゆな
ファンタジー
伯爵家の次男坊ダニエル・エインズワース。この世界では女神様より他人より優れたスキルが1人につき1つ与えられるが、ダニエルが与えられたスキルは「素潜り」。貴族としては、はずれスキルである。家族もバラバラ、仲の悪い長男は伯爵家の恥だと騒ぎたてることに嫌気をさし、伯爵家が保有する無人島へ行くことにした。はずれスキルで活躍していくダニエルの話を聞きつけた、はずれもしくは意味不明なスキルを持つ面々が集まり無人島の開拓生活がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる