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おまけ
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職場から小走りに出てきた詩乃さんを見た瞬間泣きそうになった。「お待たせ」っていつものように微笑む詩乃さんが詩乃さんでほっとした。
ここ数か月の自分が一体何だったんだと思うぐらい、詩乃さんは普段通りで俺に安心をくれる。
「どうぞ~」
「お邪魔しまーす」
詩乃さんの部屋に入って後ろ手で鍵をしながら抱きしめたのは言うまでもない。詩乃さんはふふって笑って俺の腕に収まってくれた。
「ご飯遅くなっちゃうけどごめんね。お料理温め直したりしなきゃ」
「いい。いつまでだって待つ」
ありがとうとキスをしたら思いの外深くなってしまった。詩乃さんに腕を叩かれて渋々離れた。
「冷蔵庫も冷凍庫もパンパン。来てくれてよかった」
はい好きー。
もう結婚する。
「全部いただきますって言ったでしょ。今日おやつ抜きできた」
なんていうと、詩乃さんがころころと喉を鳴らす。主にポジティブな感情の時の仕草だって知った。中でも今のは喜びの音。かわいい。
本当はひとつ気になっていることがある。
前の男にも手料理を食べさせたのかってことなんだけど、こんなの絶対に詩乃さんに聞けない。小さい男だと思われたくない。悔しいけど、過去にも作ってはいるだろうしね。万が一、俺が好きな料理と被ったりでもしたらすげぇ嫌だ。
部屋着に替えることなく詩乃さんはエプロンをして、きれいな黒髪をまとめあげた。袖まくりをしてさっさと手を洗う。
新婚の奥様感溢れてるなんて考えたら、鼻の奥がじわっとしてきた。鼻血でそう。
「急いで準備するね。逸登君はテレビでも見ててー」
俺は詩乃さんしか見る気ないんだな。
荷物を置いて俺も手を洗う。
「手伝う。指示して」
辞退しかけた詩乃さんだけど思い直したらしく「ありがとう」を忘れない。当たり前のことなのにいつだってちゃんとお礼を口にするところが彼女の心根の良さを表わしている。
「実はお皿が足らなくて紙皿にしちゃった。タッパーのままになっちゃうのもあるの」
「ぜんっぜん気になんない」
取り皿や箸と一緒に出てきたコップを思わずまじまじとみてしまう。
これって。この黒猫って。
「それね、ずいぶん前に宇多がくれたの。私に似てるから買ったっていうんだけど、私そんな愛嬌ないと思うんだよね」
いや。わかる。宇多さん、めっちゃわかる。
詩乃さんの友だちで唯一まだお会いしていない宇多さんだけど、詩乃さんの口から一番よく聞く名前だ。しっかり者で信頼できるひとっぽい。
とりあえず俺も同じキャラのクッションを買ったことは黙っとこ。次に俺んち来たら隠しようがないけど。それまでは。
続いて冷蔵庫から幾つも容器を取り出して手渡される。
全て作り置きしてくれたとしたら手間がかかってるどころじゃない。お誘いの電話から4日間、仕事が終わってから部屋を片づけてこれだけの料理までするって相当大変だったはずだ。
「これ、うちのお母さんの得意料理で私の大好物なの」
と容器のひとつを開けてつまみ食いをした。「んーおいしっ」って目を細めてから「食べる?」って俺にも同じように指で摘まんで差し出してきた。
食うでしょ。
食わんわけないでしょ。
ぱくっと口にした。醤油ベースの味わいで磯の香りが鼻孔を通り抜けた。コリっとした食感で酒のあてにもよさそうだ。
「うまっ。貝?」
「あったり~。ね、いいでしょ」
母上が毎年作る季節ものらしい。今年も送ると連絡があった際に、小食の詩乃さんらしからず多めに頼んだのをきっかけに俺の存在が伝わったとのこと。んでもって大量の食材が届いた、と。
「それって、さ」
「んー?」
「今まで作ってあげたことなかったとか?」
ええ、ええ。小さい男ですよ、俺は。
きょとんとする詩乃さんが考えを巡らして……ちょっと不安になる間が空く。
詩乃さんはきっと噓をつかない。んでもって真実で俺を傷つけまいともする。
「実家から食材送ってもらってまではね~」
ほらね。満点のお返事でしょ。
俺の視線なんて気にせず、さらに冷蔵庫からお皿を取り出してラップを剥がした。うまそうな一品に思わず視線がお皿に釘付けになる。
「詩乃さんそのお肉は?」
「お魚ばっかりもどうかと思って」
綺麗に盛られたローストビーフにソースを垂らす。
作り置きに持ってこいだってことは、出来合いじゃないってことじゃん。
「これも俺のためにわざわざ?」
「ふふっ。はりきっちゃった」
詩乃さんが少しだけ俯き加減になる。髪の中に隠れようとする、彼女の照れる仕草だ。髪をまとめているから隠れきれない。伏し目がちに照れる詩乃さんの柔らかさに心を擽られる。
俺の手に積み重ねられた容器をテーブルに置いて、急いで詩乃さんの元へ戻った。彼女から照れはなくなって、さっきより機嫌よくガスレンジの前に立っている。
詩乃さんの一挙手一投足が見過ごせなくて丸っと食べちゃいたいぐらい愛おしい。
鍋の中身をかき混ぜる詩乃さんの腰に手を回す。
「ちょっ、くすぐったい」
うなじに顔をくっつけると詩乃さんは身をよじる。逃さない。普段は長髪に隠されている華奢なうなじの白さがたまらなく惹きつける。ほんのり香る紅茶みたいな匂いがすげぇ似合ってんだよなぁ。
スンスンしているうちに唇に当たる肌の感触にやみつきになっていく。
うん。
エプロン装備の詩乃さんとキッチンでって、いいじゃん。
いい。とてもいい。
こっそりガスの火を止める。
「ねぇ、詩乃さん」
「無理。ない。絶対だめ」
うぐっ。
ヤメテ。そのコンボ。
もう少し言い方があるでしょうに。
めげるものかと控えめにエプロンの上から胸に手を置いてみる。
「ストーップ」
「えー。俺も無理」
「ほんっと! 今じゃないからっ」
えっ。こんな雰囲気ぶち壊す子じゃないはず。
マジで嫌がってたりする?
思いっきり抱き寄せて顔だけ回り込むように詩乃さんの顔を確認する。
──真顔は止めてクダサイ。オネガイシマス。
ここ数か月の自分が一体何だったんだと思うぐらい、詩乃さんは普段通りで俺に安心をくれる。
「どうぞ~」
「お邪魔しまーす」
詩乃さんの部屋に入って後ろ手で鍵をしながら抱きしめたのは言うまでもない。詩乃さんはふふって笑って俺の腕に収まってくれた。
「ご飯遅くなっちゃうけどごめんね。お料理温め直したりしなきゃ」
「いい。いつまでだって待つ」
ありがとうとキスをしたら思いの外深くなってしまった。詩乃さんに腕を叩かれて渋々離れた。
「冷蔵庫も冷凍庫もパンパン。来てくれてよかった」
はい好きー。
もう結婚する。
「全部いただきますって言ったでしょ。今日おやつ抜きできた」
なんていうと、詩乃さんがころころと喉を鳴らす。主にポジティブな感情の時の仕草だって知った。中でも今のは喜びの音。かわいい。
本当はひとつ気になっていることがある。
前の男にも手料理を食べさせたのかってことなんだけど、こんなの絶対に詩乃さんに聞けない。小さい男だと思われたくない。悔しいけど、過去にも作ってはいるだろうしね。万が一、俺が好きな料理と被ったりでもしたらすげぇ嫌だ。
部屋着に替えることなく詩乃さんはエプロンをして、きれいな黒髪をまとめあげた。袖まくりをしてさっさと手を洗う。
新婚の奥様感溢れてるなんて考えたら、鼻の奥がじわっとしてきた。鼻血でそう。
「急いで準備するね。逸登君はテレビでも見ててー」
俺は詩乃さんしか見る気ないんだな。
荷物を置いて俺も手を洗う。
「手伝う。指示して」
辞退しかけた詩乃さんだけど思い直したらしく「ありがとう」を忘れない。当たり前のことなのにいつだってちゃんとお礼を口にするところが彼女の心根の良さを表わしている。
「実はお皿が足らなくて紙皿にしちゃった。タッパーのままになっちゃうのもあるの」
「ぜんっぜん気になんない」
取り皿や箸と一緒に出てきたコップを思わずまじまじとみてしまう。
これって。この黒猫って。
「それね、ずいぶん前に宇多がくれたの。私に似てるから買ったっていうんだけど、私そんな愛嬌ないと思うんだよね」
いや。わかる。宇多さん、めっちゃわかる。
詩乃さんの友だちで唯一まだお会いしていない宇多さんだけど、詩乃さんの口から一番よく聞く名前だ。しっかり者で信頼できるひとっぽい。
とりあえず俺も同じキャラのクッションを買ったことは黙っとこ。次に俺んち来たら隠しようがないけど。それまでは。
続いて冷蔵庫から幾つも容器を取り出して手渡される。
全て作り置きしてくれたとしたら手間がかかってるどころじゃない。お誘いの電話から4日間、仕事が終わってから部屋を片づけてこれだけの料理までするって相当大変だったはずだ。
「これ、うちのお母さんの得意料理で私の大好物なの」
と容器のひとつを開けてつまみ食いをした。「んーおいしっ」って目を細めてから「食べる?」って俺にも同じように指で摘まんで差し出してきた。
食うでしょ。
食わんわけないでしょ。
ぱくっと口にした。醤油ベースの味わいで磯の香りが鼻孔を通り抜けた。コリっとした食感で酒のあてにもよさそうだ。
「うまっ。貝?」
「あったり~。ね、いいでしょ」
母上が毎年作る季節ものらしい。今年も送ると連絡があった際に、小食の詩乃さんらしからず多めに頼んだのをきっかけに俺の存在が伝わったとのこと。んでもって大量の食材が届いた、と。
「それって、さ」
「んー?」
「今まで作ってあげたことなかったとか?」
ええ、ええ。小さい男ですよ、俺は。
きょとんとする詩乃さんが考えを巡らして……ちょっと不安になる間が空く。
詩乃さんはきっと噓をつかない。んでもって真実で俺を傷つけまいともする。
「実家から食材送ってもらってまではね~」
ほらね。満点のお返事でしょ。
俺の視線なんて気にせず、さらに冷蔵庫からお皿を取り出してラップを剥がした。うまそうな一品に思わず視線がお皿に釘付けになる。
「詩乃さんそのお肉は?」
「お魚ばっかりもどうかと思って」
綺麗に盛られたローストビーフにソースを垂らす。
作り置きに持ってこいだってことは、出来合いじゃないってことじゃん。
「これも俺のためにわざわざ?」
「ふふっ。はりきっちゃった」
詩乃さんが少しだけ俯き加減になる。髪の中に隠れようとする、彼女の照れる仕草だ。髪をまとめているから隠れきれない。伏し目がちに照れる詩乃さんの柔らかさに心を擽られる。
俺の手に積み重ねられた容器をテーブルに置いて、急いで詩乃さんの元へ戻った。彼女から照れはなくなって、さっきより機嫌よくガスレンジの前に立っている。
詩乃さんの一挙手一投足が見過ごせなくて丸っと食べちゃいたいぐらい愛おしい。
鍋の中身をかき混ぜる詩乃さんの腰に手を回す。
「ちょっ、くすぐったい」
うなじに顔をくっつけると詩乃さんは身をよじる。逃さない。普段は長髪に隠されている華奢なうなじの白さがたまらなく惹きつける。ほんのり香る紅茶みたいな匂いがすげぇ似合ってんだよなぁ。
スンスンしているうちに唇に当たる肌の感触にやみつきになっていく。
うん。
エプロン装備の詩乃さんとキッチンでって、いいじゃん。
いい。とてもいい。
こっそりガスの火を止める。
「ねぇ、詩乃さん」
「無理。ない。絶対だめ」
うぐっ。
ヤメテ。そのコンボ。
もう少し言い方があるでしょうに。
めげるものかと控えめにエプロンの上から胸に手を置いてみる。
「ストーップ」
「えー。俺も無理」
「ほんっと! 今じゃないからっ」
えっ。こんな雰囲気ぶち壊す子じゃないはず。
マジで嫌がってたりする?
思いっきり抱き寄せて顔だけ回り込むように詩乃さんの顔を確認する。
──真顔は止めてクダサイ。オネガイシマス。
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