43 / 62
生ハムキングダム20
しおりを挟むリチャード「私が同行出来るのは此処までです」
オレオ「うむ…リチャード…お前には苦労をかけたな」
リチャード「……団長…あなたは騎士団長の任を解かれました。何故、こんな事態になったのでしょうか……自分は団長をクーデターを止める事が出来なかった……非常に…非常に悔しいです!」
オレオ「え、俺クーデター起こしてた!?いつ!?…いや、起こしてませんけど!」
リチャード「何を言っているのです団長…!脱走までして…ギル様に取り入ろうとしていたではないですか…!」
オレオ「誤解や!誤解やでっリチャード!」
リチャード「あ!言葉まで真似て、もうギル様の側近気取りですか!」
オレオ「本当に違うんや…いや、違うからっ!ギル様とは本当に偶然お会いしただけなんだ!」
オレオ「…そんな事でクーデター呼ばわりなんて酷いじゃあないか!」
リチャード「団長……お気持ちは分かりますが、今回の団長の行動に関して、さすがにマズかったと私は思います」
リチャード「ギル様はアレク殿下の弟、王位を継承したアレク様からすると2番目の権力者で仰せれるのですよ」
オレオ「…フムフム…でも二人とも仲良さそうだから大丈夫なんじゃない?」
リチャード「いいえ、国を二分する巨大な勢力がある中で、ご兄弟の仲が良いか悪いか見極める事は大変難しいのです、政治的火種が随所にあるが故……」
オレオ「………」
オレオ「……まじか…」
リチャード「…そういう事で…団長の処分…私には検討がつきません…」
リチャード「…でもまあ、」
リチャード「お元気で!」
オレオ「軽いな!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
226
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる