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月の回廊
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「カツカツ…カツ…」
オレオ「ちょっと…」
兵士「………カツカツ」
オレオ「ちょ……歩くの…速いって!」
兵士「着きました」
オレオ「へ?」
兵士「この中で待っていて下さい」
オレオ「あの…もしかしてあなたは…」
オレオ (…女性…?……声がそうだ…)
ガチャッ
オレオ「あ、行っちゃった」
オレオ (…此処はどこだ?)
オレオ (王宮のなかのようで…少し雰囲気が違うな…)
ガチャッ
オレオ「…!」
「……元気ニャ?」
オレオ「……グッジョブ大臣!」
グッジョブ大臣「…よお!」
オレオ「お会いしたかったです…!大臣…」
グッジョブ大臣「………ほうほう」
グッジョブ大臣「…その顔色…あまり元気がなさそうだニャ」
オレオ「………」
グッジョブ大臣「…ゴホンッ」
グッジョブ大臣「ふざけるのはこれくらいにして…まあ…あれじゃ…災難じゃったな、オレオ…」
オレオ「え、あ…はい…」
オレオ「い、いえ……これも私のいたらぬ限りの事でございます…」
オレオ「…しかし、私は一体これからどうなるのでしょうか?…やはり不安で…」
グッジョブ大臣「……まあな…ミルバに知られたとなれば、こればっかりはのう…」
オレオ「……ミルバ様…」
オレオ「……あの…やはり…まずかったんでしょうか?…」
グッジョブ大臣「…うむ…ギル殿下の事でな、」
オレオ「…ギル殿下……あの…それってつまり…ミルバ様はギル殿下を信用していないという事なんですか?」
グッジョブ大臣「簡単にいうと、そういう事じゃ、お前はこの王国深くにある最もデリケートな部分に触ってしまったんじゃな」
オレオ「…そんな…!」
オレオ「ちょっと…」
兵士「………カツカツ」
オレオ「ちょ……歩くの…速いって!」
兵士「着きました」
オレオ「へ?」
兵士「この中で待っていて下さい」
オレオ「あの…もしかしてあなたは…」
オレオ (…女性…?……声がそうだ…)
ガチャッ
オレオ「あ、行っちゃった」
オレオ (…此処はどこだ?)
オレオ (王宮のなかのようで…少し雰囲気が違うな…)
ガチャッ
オレオ「…!」
「……元気ニャ?」
オレオ「……グッジョブ大臣!」
グッジョブ大臣「…よお!」
オレオ「お会いしたかったです…!大臣…」
グッジョブ大臣「………ほうほう」
グッジョブ大臣「…その顔色…あまり元気がなさそうだニャ」
オレオ「………」
グッジョブ大臣「…ゴホンッ」
グッジョブ大臣「ふざけるのはこれくらいにして…まあ…あれじゃ…災難じゃったな、オレオ…」
オレオ「え、あ…はい…」
オレオ「い、いえ……これも私のいたらぬ限りの事でございます…」
オレオ「…しかし、私は一体これからどうなるのでしょうか?…やはり不安で…」
グッジョブ大臣「……まあな…ミルバに知られたとなれば、こればっかりはのう…」
オレオ「……ミルバ様…」
オレオ「……あの…やはり…まずかったんでしょうか?…」
グッジョブ大臣「…うむ…ギル殿下の事でな、」
オレオ「…ギル殿下……あの…それってつまり…ミルバ様はギル殿下を信用していないという事なんですか?」
グッジョブ大臣「簡単にいうと、そういう事じゃ、お前はこの王国深くにある最もデリケートな部分に触ってしまったんじゃな」
オレオ「…そんな…!」
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