41 / 63
40.温度差②
しおりを挟む
しばらくキスと胸への愛撫が続いたあと、ようやくヤットが私から離れた。
「したいけど、やっぱ礼んちじゃまずいよな。ごめん、がっつきすぎた。」
「…がっついてた自覚はあるんだ?笑」
「マジごめん!って謝るのもなんか違う気がするけど、俺は礼としたいと思ってる。」
「…そっか。」
「礼は?」
「私はまだ先でもいいかなって…」
「じゃあもうちょい待つ。でも心の準備はしといて。」
こんなに想われて、大事にされて、私もいい加減ちゃんと向き合わなきゃなと思った。
でも私が地元を出る日も近く、結局次に会える機会もないまま私は引っ越した。
それでも毎日連絡は欠かさなかった。
朝から寝るまで。
大学が始まってからもそうだった。
最初は私も新生活に寂しさと不安で、ヤットからの連絡がありがたかった。
でも、友達も出来て大学生活にも慣れてくると、少しずつ私からの連絡は減っていった。
当たり前だけど、それがヤットを不安にさせたんだと思う。
4月も中旬を過ぎた頃、ヤットから長いメールが届いた。
自分の家庭のこと、私との将来のこと、最近私が離れていくような気がすることなどが書いてあった。
そんな気持ちにさせてしまっているのに、私は罪悪感よりももう無理だなと思ってしまった。
重いと感じてしまったのだ。
これ以上はヤットに期待はさせられない。
私にはヤットとの将来は見えなかったし、ヤットの家庭を一緒に支えることはできないと思った。
情で離れられなくなる前にはっきりしなくちゃ。
すぐには返事を返せなかったけれど、よく考えてその日のうちに「ごめん」と返した。
すぐに電話がかかってきた。
「したいけど、やっぱ礼んちじゃまずいよな。ごめん、がっつきすぎた。」
「…がっついてた自覚はあるんだ?笑」
「マジごめん!って謝るのもなんか違う気がするけど、俺は礼としたいと思ってる。」
「…そっか。」
「礼は?」
「私はまだ先でもいいかなって…」
「じゃあもうちょい待つ。でも心の準備はしといて。」
こんなに想われて、大事にされて、私もいい加減ちゃんと向き合わなきゃなと思った。
でも私が地元を出る日も近く、結局次に会える機会もないまま私は引っ越した。
それでも毎日連絡は欠かさなかった。
朝から寝るまで。
大学が始まってからもそうだった。
最初は私も新生活に寂しさと不安で、ヤットからの連絡がありがたかった。
でも、友達も出来て大学生活にも慣れてくると、少しずつ私からの連絡は減っていった。
当たり前だけど、それがヤットを不安にさせたんだと思う。
4月も中旬を過ぎた頃、ヤットから長いメールが届いた。
自分の家庭のこと、私との将来のこと、最近私が離れていくような気がすることなどが書いてあった。
そんな気持ちにさせてしまっているのに、私は罪悪感よりももう無理だなと思ってしまった。
重いと感じてしまったのだ。
これ以上はヤットに期待はさせられない。
私にはヤットとの将来は見えなかったし、ヤットの家庭を一緒に支えることはできないと思った。
情で離れられなくなる前にはっきりしなくちゃ。
すぐには返事を返せなかったけれど、よく考えてその日のうちに「ごめん」と返した。
すぐに電話がかかってきた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる