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45.最低な元カレ②
しおりを挟むこの頃の私はとにかく頭の片隅にある駿二の存在を消してしまいたい、前に進みたいと思っていた。
だからというのは言い訳かもしれないけれど、浅はかな行動だったなと今なら思う。
今だったらどうってことないけど、当時は駿二と別れたことで自分が安っぽく思えていた。
自信もなかった。
だから国森さんの誘いにも乗ってしまったのだと思う。
『久しぶり!元気にしてる?今彼氏とかいる?』
いつ見ても軽い。
改めて思い返しても軽い。
でも返信してしまった。
詳しいやり取りはもう忘れてしまったけれど、一緒に飲まないかという誘いだった。
私は適当に話を合わせていた。
正直ヤりたいだけなんだろなとどこかで思っていたから。
ちなみに高校時代は国森さんとはキス止まりでヤっていない。
はっきりしない私の返事に国森さんも諦めたのか、夏休み中に国森さんと会うことはなかった。
それでもちょこちょこメールは来ていたけれど。
そしてお互い大学も始まり、それぞれ県外に進学していたので実質的にも距離が出来ていた。
なのに、それでも国森さんからの連絡は途絶えなかった。
あれ?
ちょっとは私のこと真面目に考えてくれてるのかな?
そう思ってしまった私は油断した。
『今度休みの日にそっちに買い物に行こうと思うんだけど、礼ちゃんとこ行っていい?』
え!
国森さんのとこから私のとこまでって、数時間かかる距離だよ?
本気なのかな?
そう思っていると、次のメールが来た。
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