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48.ドライブ①
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大学二年の夏休みも後半に入ったある日のこと。
その日は朝から駿二のことが無性に気になり、私から連絡してみたくなった。
GW後に連絡があって以来ずっと気にはなっていたけど、自分からするのはなぁ…とこの時までは躊躇っていた。
なのに、何故かこの時は今連絡しないと後悔するような気がした。
なんてメールしようか…
駿二が返事しやすくて、尚且つ重くならないようにめちゃくちゃ考えた。
結局送ったのはお昼も過ぎて15時を回っていた。
『久しぶり。地元に帰ってきてる?私は帰ってきて毎日のように友達と遊んでるよ!』
『久しぶりだな。帰ってるよ。友達と毎日何してんの?こんな田舎じゃ行くとこないだろ(笑)』
返信が来て一先ずほっとした。
今みたいにLINEとかなかったので、送っても相手が読んだかどうかがわからない。
返信が来るまでは、半ば送らない方が良かったかもとさえ思うほど緊張していた。
普通に返事が来たことに嬉しくなりつつ、私はメールを続けた。
『去年友達と車の免許取ったから、ドライブばっかしてるよ♪私の運転じゃないけど。』
『礼でも免許取れたか(笑)運転せんの?』
『失礼な!一発で取れたもん♪私はしないよー。運転怖いし、いつも舞ちゃんがしてくれてる。』
『それはすごいな!俺筆記一回落ちたし。てか、それじゃ何のために免許取ったかわからんな。』
『そうだけど、まぁいずれ要るだろうし?時間があるうちに取っておこうかなって。』
『まぁな。じゃあ礼の運転練習、俺が付き合おうか!今日これから暇?』
『え!やだ怖い!暇だけど、運転は無理!』
『大丈夫だって。とりあえず礼んちまで車で迎えに行くから、準備しといて。どれくらいで準備できる?』
『ほんとにやるの?まだ何も準備出来てないから、30分後くらいかな?』
『OK!じゃあそれくらいに礼んちの前まで行くから。』
びっくりした。
まさか駿二の方から誘ってくるとは思ってもなかった。
しかも今日!?
これからって!?
私は慌てて準備した。
元々化粧気がないのでそんなに準備はないのだけれど。
30分、長いような短いような時間がただただ焦りと緊張で過ぎていった気がする。
その日は朝から駿二のことが無性に気になり、私から連絡してみたくなった。
GW後に連絡があって以来ずっと気にはなっていたけど、自分からするのはなぁ…とこの時までは躊躇っていた。
なのに、何故かこの時は今連絡しないと後悔するような気がした。
なんてメールしようか…
駿二が返事しやすくて、尚且つ重くならないようにめちゃくちゃ考えた。
結局送ったのはお昼も過ぎて15時を回っていた。
『久しぶり。地元に帰ってきてる?私は帰ってきて毎日のように友達と遊んでるよ!』
『久しぶりだな。帰ってるよ。友達と毎日何してんの?こんな田舎じゃ行くとこないだろ(笑)』
返信が来て一先ずほっとした。
今みたいにLINEとかなかったので、送っても相手が読んだかどうかがわからない。
返信が来るまでは、半ば送らない方が良かったかもとさえ思うほど緊張していた。
普通に返事が来たことに嬉しくなりつつ、私はメールを続けた。
『去年友達と車の免許取ったから、ドライブばっかしてるよ♪私の運転じゃないけど。』
『礼でも免許取れたか(笑)運転せんの?』
『失礼な!一発で取れたもん♪私はしないよー。運転怖いし、いつも舞ちゃんがしてくれてる。』
『それはすごいな!俺筆記一回落ちたし。てか、それじゃ何のために免許取ったかわからんな。』
『そうだけど、まぁいずれ要るだろうし?時間があるうちに取っておこうかなって。』
『まぁな。じゃあ礼の運転練習、俺が付き合おうか!今日これから暇?』
『え!やだ怖い!暇だけど、運転は無理!』
『大丈夫だって。とりあえず礼んちまで車で迎えに行くから、準備しといて。どれくらいで準備できる?』
『ほんとにやるの?まだ何も準備出来てないから、30分後くらいかな?』
『OK!じゃあそれくらいに礼んちの前まで行くから。』
びっくりした。
まさか駿二の方から誘ってくるとは思ってもなかった。
しかも今日!?
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元々化粧気がないのでそんなに準備はないのだけれど。
30分、長いような短いような時間がただただ焦りと緊張で過ぎていった気がする。
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