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久米田 薫
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「はぁ、久米田君あの子達と仲良くして欲しいんだけど」
ため息をついてる丹下さんに
「はぁ?何で、たかだかバイトに気を使ってるんですか?」
「丹下さんちょっと良いですか?」
確か聖といった子が丹下さんに手招きをして2人でヒソヒソと何か喋っている
何を話してるのか気になったが、まぁ俺には関係ないかと思ってると
「ガチャ」
とドアが開く音がして誰か入って来た。
ああ、例のモデルが来たのかと振り向くと
「!」
言葉が無かった。
こんなのが現実に居るのか?
本物なのか?
良く見ようとフラフラと立ち上がりモデルを見るとモデルは俺を見て嫌そうな顔したが、それすら気にならない
これは…写真よりも綺麗なんじゃ?
「何だよ…今まで見たモデルの誰だより綺麗だ…」
するとモデルが痺れを切らした顔で
「なぁ、測るんなら早くしろよ」
すると聖君が
「こら!」
とモデルに怒るとモデルはそっぽを向いた。
俺は急いで鞄からメジャーを取り出して測ろうとしたが
「!」
緊張して上手く出来ない!
こんなこと初めてだ。
それでもなんとか終わるとモデルは、さっきのハルとか言っていた男が座っていたソファに座りコーヒを飲んだ。
それはさっきの奴の飲みかけなのに誰も何も言わない
良いんだろうか?
それにしても、そんな姿すら絵になるなんて凄いな!
俺は最初この話が来た時すぐ断ろうと思っていた。
俺としてはモデルが生成Alだろうが無かろうがどうでも良かった。
こんな事で俺が使われるのがとても嫌だった。
そもそも俺は最近仕事に手詰まりを感じていて、それどころかじゃなかった。
でも今目の前に現れたモデルを見て震えた。
なんだこの気持ちは?
静かにコーヒを飲んでいるモデルに
「あの、どんな服が良いんだ?」
上擦った声が出て恥ずかしかったがモデルは俺をチラッと見て
「別に無い、適当でいい、つか早く作ってくれれば何でも良い」
その言葉にムッとした。
適当って何だよと思ってると丹下さんが、ため息をつきながら
「もう…本当ごめんね、久米田君」
と言うと聖君が
「もう、いい加減にしなよ!ちゃんとやりなよ!このままだと丹下さんの顔に泥を塗る行為だよ!分かってるの!」
めちゃくちゃモデルに怒ってる、するとモデルがボソッと
「…分かってる」
「もう、本当に久米田さんすいません」
「え、いや別に」
と答えると
「もう測ったし僕達は、これで失礼しますね?じゃ行こう?」
モデルが立ち上がり、ソファの横に積まれていた本の中から何かを取り出した。
途端丹下さんが
「ああ!3ヶ月待ちのが!」
すると聖君がニッコリと
「それじゃあ、失礼しますね!ご馳走さまです。」
と出て行った。
丹下さんは涙目で見ていたが急に俺に
「…久米田君どうだった?服作れそうかな?」
「はい、どうにか頑張ってみます。」
「うん、それにしても服困ってたから有難いんだよね、本当何でも似合うのは良いんだけどサイズが分からなくてさ、ま、久米田君なら大丈夫か!楽しみにしてるよ!」
丹下さんの言う通り、あのモデルだったら何でも着こなしそうだ。
「あれ?そう言えばさっきのもう一人の高校生は何処に?帰ったんですか?」
「えーと、うん、帰ったよ」
「あいつ何なんですか」
「いやー?今後も会うと思うから出来れば仲良くしてして欲しいなーって?」
丹下さんにお願いされたがさっきの奴の態度を思い出して
「無理ですよ!」
「あー、うん、出来ればで良いよ」
丹下さんの頼みでも無理だ。
そして疑問に思っていた事を
「そう言えば丹下さん?あのモデルの名前は?」
誰も名前を呼ばないから不思議だったんだよな?
本人の名乗らないし
「あー!えーと名前?名前か!…月…月湖!月湖さん!」
「え?今考えませんでした?」
「え?ううん?考えてないよ!」
怪しい…と丹下さんを見ると焦った顔で
「取り敢えず!デザイン出来たら見せてね!」
「はぁ、いつくつか出来たら見せに持ってきますね」
丹下さん挨拶すると
「うん、よろしくね!」
とマンションを出て空を見上げると
「今日は満月だったのか…」
とマンションを後にした。
ため息をついてる丹下さんに
「はぁ?何で、たかだかバイトに気を使ってるんですか?」
「丹下さんちょっと良いですか?」
確か聖といった子が丹下さんに手招きをして2人でヒソヒソと何か喋っている
何を話してるのか気になったが、まぁ俺には関係ないかと思ってると
「ガチャ」
とドアが開く音がして誰か入って来た。
ああ、例のモデルが来たのかと振り向くと
「!」
言葉が無かった。
こんなのが現実に居るのか?
本物なのか?
良く見ようとフラフラと立ち上がりモデルを見るとモデルは俺を見て嫌そうな顔したが、それすら気にならない
これは…写真よりも綺麗なんじゃ?
「何だよ…今まで見たモデルの誰だより綺麗だ…」
するとモデルが痺れを切らした顔で
「なぁ、測るんなら早くしろよ」
すると聖君が
「こら!」
とモデルに怒るとモデルはそっぽを向いた。
俺は急いで鞄からメジャーを取り出して測ろうとしたが
「!」
緊張して上手く出来ない!
こんなこと初めてだ。
それでもなんとか終わるとモデルは、さっきのハルとか言っていた男が座っていたソファに座りコーヒを飲んだ。
それはさっきの奴の飲みかけなのに誰も何も言わない
良いんだろうか?
それにしても、そんな姿すら絵になるなんて凄いな!
俺は最初この話が来た時すぐ断ろうと思っていた。
俺としてはモデルが生成Alだろうが無かろうがどうでも良かった。
こんな事で俺が使われるのがとても嫌だった。
そもそも俺は最近仕事に手詰まりを感じていて、それどころかじゃなかった。
でも今目の前に現れたモデルを見て震えた。
なんだこの気持ちは?
静かにコーヒを飲んでいるモデルに
「あの、どんな服が良いんだ?」
上擦った声が出て恥ずかしかったがモデルは俺をチラッと見て
「別に無い、適当でいい、つか早く作ってくれれば何でも良い」
その言葉にムッとした。
適当って何だよと思ってると丹下さんが、ため息をつきながら
「もう…本当ごめんね、久米田君」
と言うと聖君が
「もう、いい加減にしなよ!ちゃんとやりなよ!このままだと丹下さんの顔に泥を塗る行為だよ!分かってるの!」
めちゃくちゃモデルに怒ってる、するとモデルがボソッと
「…分かってる」
「もう、本当に久米田さんすいません」
「え、いや別に」
と答えると
「もう測ったし僕達は、これで失礼しますね?じゃ行こう?」
モデルが立ち上がり、ソファの横に積まれていた本の中から何かを取り出した。
途端丹下さんが
「ああ!3ヶ月待ちのが!」
すると聖君がニッコリと
「それじゃあ、失礼しますね!ご馳走さまです。」
と出て行った。
丹下さんは涙目で見ていたが急に俺に
「…久米田君どうだった?服作れそうかな?」
「はい、どうにか頑張ってみます。」
「うん、それにしても服困ってたから有難いんだよね、本当何でも似合うのは良いんだけどサイズが分からなくてさ、ま、久米田君なら大丈夫か!楽しみにしてるよ!」
丹下さんの言う通り、あのモデルだったら何でも着こなしそうだ。
「あれ?そう言えばさっきのもう一人の高校生は何処に?帰ったんですか?」
「えーと、うん、帰ったよ」
「あいつ何なんですか」
「いやー?今後も会うと思うから出来れば仲良くしてして欲しいなーって?」
丹下さんにお願いされたがさっきの奴の態度を思い出して
「無理ですよ!」
「あー、うん、出来ればで良いよ」
丹下さんの頼みでも無理だ。
そして疑問に思っていた事を
「そう言えば丹下さん?あのモデルの名前は?」
誰も名前を呼ばないから不思議だったんだよな?
本人の名乗らないし
「あー!えーと名前?名前か!…月…月湖!月湖さん!」
「え?今考えませんでした?」
「え?ううん?考えてないよ!」
怪しい…と丹下さんを見ると焦った顔で
「取り敢えず!デザイン出来たら見せてね!」
「はぁ、いつくつか出来たら見せに持ってきますね」
丹下さん挨拶すると
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「今日は満月だったのか…」
とマンションを後にした。
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