7 / 8
コンビニ店員さんの「こんにちは」
しおりを挟む
コンビニに行った。
今日の昼・夕飯を買うためだ。
肉豆腐の素、絹ごし豆腐、カップ焼きそば、ウインナーを買い物かごに入れ、レジに向かった。
レジにカゴを出すやいなや、おれは驚いた。
店員さんの第一声が「こんにちは」だったのだ。
一般的には「いらっしゃいませ」と言う店員が多い。
かく言うおれもコンビニバイト経験があり、「いらっしゃいませ」を言うようにと教わった。
ので、コンビニ店員から「こんにちは」と言われた時、面食らった。
これは、あくまでも良い意味でだ。
なんというか「こんにちは」と言われた瞬間、親近感を覚えたのだ。
昔、子供の頃。
駄菓子屋に行くと心が落ち着いた。
駄菓子屋のおばちゃんは気さくな感じで、「いらっしゃーい」という。
コンビニやファミレスのように、機械的に「いらっしゃいませ」とは言わない。
しかし、現代ではそういったマニュアル式の「いらっしゃいませ」しか聞く機会がなくなってきているように思う。
もう、駄菓子屋のおばちゃんみたいな気さくな人は、少数派なのだ。
時代が進むと、世の中は便利になる。
質の高いサービスが提供される。
でも、その代償として、気楽な感じや、ホッと一息つけるような瞬間が失われていく。
気さくさは、人によっては「馴れ馴れしい」と感じるかもしれない。
だからこそ、接客業においては丁寧さを大切にするのかもしれない。
「丁寧=気さくさ」は両立しないんだろうか…。
ま、そんな堅苦しい話しは置いといて。
今日は別にローマインドに落ちてはなかったけど、コンビニ店員の「こんにちは」に心が温かくなった。
という話がしたかっただけ。
おわり。
今日の昼・夕飯を買うためだ。
肉豆腐の素、絹ごし豆腐、カップ焼きそば、ウインナーを買い物かごに入れ、レジに向かった。
レジにカゴを出すやいなや、おれは驚いた。
店員さんの第一声が「こんにちは」だったのだ。
一般的には「いらっしゃいませ」と言う店員が多い。
かく言うおれもコンビニバイト経験があり、「いらっしゃいませ」を言うようにと教わった。
ので、コンビニ店員から「こんにちは」と言われた時、面食らった。
これは、あくまでも良い意味でだ。
なんというか「こんにちは」と言われた瞬間、親近感を覚えたのだ。
昔、子供の頃。
駄菓子屋に行くと心が落ち着いた。
駄菓子屋のおばちゃんは気さくな感じで、「いらっしゃーい」という。
コンビニやファミレスのように、機械的に「いらっしゃいませ」とは言わない。
しかし、現代ではそういったマニュアル式の「いらっしゃいませ」しか聞く機会がなくなってきているように思う。
もう、駄菓子屋のおばちゃんみたいな気さくな人は、少数派なのだ。
時代が進むと、世の中は便利になる。
質の高いサービスが提供される。
でも、その代償として、気楽な感じや、ホッと一息つけるような瞬間が失われていく。
気さくさは、人によっては「馴れ馴れしい」と感じるかもしれない。
だからこそ、接客業においては丁寧さを大切にするのかもしれない。
「丁寧=気さくさ」は両立しないんだろうか…。
ま、そんな堅苦しい話しは置いといて。
今日は別にローマインドに落ちてはなかったけど、コンビニ店員の「こんにちは」に心が温かくなった。
という話がしたかっただけ。
おわり。
0
あなたにおすすめの小説
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
裏切りの代償
中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。
尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。
取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。
自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる