とあるウシのマイスペック研究日誌

ushiraku

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コンビニ店員さんの「こんにちは」

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コンビニに行った。

今日の昼・夕飯を買うためだ。

肉豆腐の素、絹ごし豆腐、カップ焼きそば、ウインナーを買い物かごに入れ、レジに向かった。

レジにカゴを出すやいなや、おれは驚いた。

店員さんの第一声が「こんにちは」だったのだ。

一般的には「いらっしゃいませ」と言う店員が多い。

かく言うおれもコンビニバイト経験があり、「いらっしゃいませ」を言うようにと教わった。

ので、コンビニ店員から「こんにちは」と言われた時、面食らった。

これは、あくまでも良い意味でだ。

なんというか「こんにちは」と言われた瞬間、親近感を覚えたのだ。

昔、子供の頃。

駄菓子屋に行くと心が落ち着いた。

駄菓子屋のおばちゃんは気さくな感じで、「いらっしゃーい」という。

コンビニやファミレスのように、機械的に「いらっしゃいませ」とは言わない。

しかし、現代ではそういったマニュアル式の「いらっしゃいませ」しか聞く機会がなくなってきているように思う。

もう、駄菓子屋のおばちゃんみたいな気さくな人は、少数派なのだ。

時代が進むと、世の中は便利になる。

質の高いサービスが提供される。

でも、その代償として、気楽な感じや、ホッと一息つけるような瞬間が失われていく。

気さくさは、人によっては「馴れ馴れしい」と感じるかもしれない。

だからこそ、接客業においては丁寧さを大切にするのかもしれない。

「丁寧=気さくさ」は両立しないんだろうか…。

ま、そんな堅苦しい話しは置いといて。

今日は別にローマインドに落ちてはなかったけど、コンビニ店員の「こんにちは」に心が温かくなった。

という話がしたかっただけ。

おわり。
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