5 / 9
セブンイレブンとウシ
しおりを挟む
時代の進歩というものは早いもので。
最近では、セミセルフレジが主流になってきた。
今日はセブンイレブンに買い物に行ってきた。
セブンイレブンのお会計システムも、以前とはガラリと変わっている。
店員さんがレジ内に立ってはいるものの、お会計はこちら側で行う。
「袋はおつけしますかー?」
「はい、一枚お願いします」
袋が有料になったのも、もう当たり前の習慣に感じられる。
有料化に反発してた人たちは、今頃どうしているんだろう。
店員さんが袋詰めを終えたタイミングで、おれの目の前にあるレジがこちらに喋りかけてきた。
「オーケーボタンを押してください!
そうだ。
お会計を行う際は、オーケーボタンを押した後に、現金かカードかPayPayかを選ぶんだった。
おれはオーケーボタンを押し、現金払いを選択した。
◆
支払いを終え、店を出ようとするとき、いつも考えてしまう。
「ホーケーボタンを押してください」
レジの呼びかけがこう聞こえてしまうのは、おれだけなのだろうかと。
そして、躊躇なくそのボタンを押せるおれが、なんだか虚しく感じられた。
ちなみに、今日はこれからウインナーカレーを食べる。
彼らは皆、ホーケーという概念を知らないんだろうな。
最近では、セミセルフレジが主流になってきた。
今日はセブンイレブンに買い物に行ってきた。
セブンイレブンのお会計システムも、以前とはガラリと変わっている。
店員さんがレジ内に立ってはいるものの、お会計はこちら側で行う。
「袋はおつけしますかー?」
「はい、一枚お願いします」
袋が有料になったのも、もう当たり前の習慣に感じられる。
有料化に反発してた人たちは、今頃どうしているんだろう。
店員さんが袋詰めを終えたタイミングで、おれの目の前にあるレジがこちらに喋りかけてきた。
「オーケーボタンを押してください!
そうだ。
お会計を行う際は、オーケーボタンを押した後に、現金かカードかPayPayかを選ぶんだった。
おれはオーケーボタンを押し、現金払いを選択した。
◆
支払いを終え、店を出ようとするとき、いつも考えてしまう。
「ホーケーボタンを押してください」
レジの呼びかけがこう聞こえてしまうのは、おれだけなのだろうかと。
そして、躊躇なくそのボタンを押せるおれが、なんだか虚しく感じられた。
ちなみに、今日はこれからウインナーカレーを食べる。
彼らは皆、ホーケーという概念を知らないんだろうな。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる