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ロイ・ユーフォルビアの恋愛相談室
【閑話】仕方ないなあ、先輩! ~アウディ君視点~
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ある日、僕はルースにあることをお願いした。
「ねえルース、補佐局の空き部屋貸~してっ!」
「いいけど、何に使うの?」
「ん~、恋のキューピッド的な事ぉ?」
もうそろそろ必要になると思うんだよね~。
エッチするためにホテル取るとか絶対無理でしょ。
バレバレなのにバレたくないって超面白くない?
ププ…ククク。
「はぁ…誰と誰のよ」
「バイオレット先輩とフリージア先輩だよぉ!
侯爵家の正室はお見合いのセッティングもお仕事の一つだし、その練習?」
「いやもう付き合ってるじゃん」
「分かってないな~、結婚まで面倒みるのがお見合いなの!
あの2人、今のところ既成事実作るしか道ないじゃない?」
「ああー…それはちょっと申し訳ない」
こういう時の為にも、傍系から養子迎えてその子を当主にできるって法律ができたのは良いんだけど、誰も使おうとしないっていうか…各家が牽制しあってて機能してないんだってさ。
まあ気持ちは分からなくもないよ?
兄弟やいとこの子どもとかがいればいいけど、それ以上遡るとなったらそれって相当の他人だもん。
どこの誰だか分かんない奴に家を継がすなんてヤダ~!とか言って反発するのも分かるけどさ~。
ちょっと覚悟足りないっていうか?
家が家がって言うならそんくらい受け入れないでどうすんのって話だけどね~。
まっ、僕が言うのもアレだけど!
「…でも、あの堅物同士で何とかなんの?」
「うふふ、それがねえ…」
僕はルースに、この前2人がやってきて閨グッズを貸りてった話をした。
「バイオレット先輩には紫のランジェリーとシルクのガウン!
フリージア先輩は清楚系の純白レース閨着~!」
「おー…なるほど、いい仕事してるなぁ」
でしょでしょ!
僕そういうセンスには自信あるんだよね~!
「それから、どっちがどっちになるか分かんないっていうから、洗浄用魔道具2個と汚水袋10枚」
「まだ決まってないの!?」
うん、ほんとそれ。
どう考えてもフリージア先輩が愛される側でしょ?
そっちのほうが後々考えても良いと思うし~。
「あとあと、アナル解す用のクリーム2瓶」
「一人ひと瓶計算でね」
念の為にね!
もしお互い産むんだ~ってなったらそうしたほうが衛生的でしょ?
僕だってその辺は考えてるから!
「それからえっちなお道具フルセット~」
「絶対使い方分かんないやつじゃん」
だって、真っ赤になってる先輩たち見るの超面白いんだもーん!
ププ…ククク。
「そういうわけだから、どっか良い部屋貸してよ。
一応フリージア家とバイオレット家は潰す予定無いんでしょ?」
「あー、フリージアのほうはどうかなぁ…。
オッサンまだ金払わないしさぁ、たった1億、先々の損失考えたら即支払うべきなの分かんないんじゃちょっと…まあ面白いから良いけど」
「んじゃ、軽く潰しちゃう系?」
「それもありかなって話」
僕も補佐局で色々聞いてたら詳しくなっちゃった。
でも、こういう情報収集も夜会やお茶会でするのが侯爵家正室の務めだしね!
この話フィーデにしといてあ~げよっと。
「じゃあさぁ、フリージア先輩がバイオレット家に輿入れして、一回フリージア家無くして、そんで子どもが何人か出来たら、その中から領地経営得意な子選んで、復活!ってのは駄目なの?」
「あー、いわゆるプリムラ方式ね」
「まあそうとも言う…でもうちは暫くいいよぅ、借金子どもに背負わすの嫌だし」
「アウディ君が返すの?」
「うん、せめて今残ってる分はね。
最近出来た株とかいうので儲けるつもり」
うちの領地って結構儲かってたから、国が借金の元本分と同額で買ってくれたんだけど、利子分がね…
ほんと馬鹿みたいに借金してたんだなって。
学園祭予算の水増し分なんか何の足しにもならないじゃん!
ばっかばかしい!
「そういうわけだから、僕もまずはお金稼がないとって。何かいい仕事ない?」
「仕事?」
「まずは株を買うお金いるじゃん、フィーデに出してもらうのも違うし」
するとルースはちょっと考えてから言った。
「うーん、あと数年すれば社交の先生も…あ」
「えっ、何なに?」
「1個ちょっと…アウディ君、絵描ける?」
「うん…ちょっとだけなら」
「衣装係でデザイナー募集してるんだけど…ちょっと一枚描いてよ」
「良いけど…何用?」
「閨着用?」
「誰の?」
「……俺の?」
そう言ってルースは真っ赤になった。
ププ…かーわいい!
「任せといて!とっときのやつ描いてあげる」
「とっておき…?」
「楽しみにしててね!」
もう3人子ども出来ちゃうくらいセクシーでムフフなの描いてやろ…
ププ…ククク。
「ねえルース、補佐局の空き部屋貸~してっ!」
「いいけど、何に使うの?」
「ん~、恋のキューピッド的な事ぉ?」
もうそろそろ必要になると思うんだよね~。
エッチするためにホテル取るとか絶対無理でしょ。
バレバレなのにバレたくないって超面白くない?
ププ…ククク。
「はぁ…誰と誰のよ」
「バイオレット先輩とフリージア先輩だよぉ!
侯爵家の正室はお見合いのセッティングもお仕事の一つだし、その練習?」
「いやもう付き合ってるじゃん」
「分かってないな~、結婚まで面倒みるのがお見合いなの!
あの2人、今のところ既成事実作るしか道ないじゃない?」
「ああー…それはちょっと申し訳ない」
こういう時の為にも、傍系から養子迎えてその子を当主にできるって法律ができたのは良いんだけど、誰も使おうとしないっていうか…各家が牽制しあってて機能してないんだってさ。
まあ気持ちは分からなくもないよ?
兄弟やいとこの子どもとかがいればいいけど、それ以上遡るとなったらそれって相当の他人だもん。
どこの誰だか分かんない奴に家を継がすなんてヤダ~!とか言って反発するのも分かるけどさ~。
ちょっと覚悟足りないっていうか?
家が家がって言うならそんくらい受け入れないでどうすんのって話だけどね~。
まっ、僕が言うのもアレだけど!
「…でも、あの堅物同士で何とかなんの?」
「うふふ、それがねえ…」
僕はルースに、この前2人がやってきて閨グッズを貸りてった話をした。
「バイオレット先輩には紫のランジェリーとシルクのガウン!
フリージア先輩は清楚系の純白レース閨着~!」
「おー…なるほど、いい仕事してるなぁ」
でしょでしょ!
僕そういうセンスには自信あるんだよね~!
「それから、どっちがどっちになるか分かんないっていうから、洗浄用魔道具2個と汚水袋10枚」
「まだ決まってないの!?」
うん、ほんとそれ。
どう考えてもフリージア先輩が愛される側でしょ?
そっちのほうが後々考えても良いと思うし~。
「あとあと、アナル解す用のクリーム2瓶」
「一人ひと瓶計算でね」
念の為にね!
もしお互い産むんだ~ってなったらそうしたほうが衛生的でしょ?
僕だってその辺は考えてるから!
「それからえっちなお道具フルセット~」
「絶対使い方分かんないやつじゃん」
だって、真っ赤になってる先輩たち見るの超面白いんだもーん!
ププ…ククク。
「そういうわけだから、どっか良い部屋貸してよ。
一応フリージア家とバイオレット家は潰す予定無いんでしょ?」
「あー、フリージアのほうはどうかなぁ…。
オッサンまだ金払わないしさぁ、たった1億、先々の損失考えたら即支払うべきなの分かんないんじゃちょっと…まあ面白いから良いけど」
「んじゃ、軽く潰しちゃう系?」
「それもありかなって話」
僕も補佐局で色々聞いてたら詳しくなっちゃった。
でも、こういう情報収集も夜会やお茶会でするのが侯爵家正室の務めだしね!
この話フィーデにしといてあ~げよっと。
「じゃあさぁ、フリージア先輩がバイオレット家に輿入れして、一回フリージア家無くして、そんで子どもが何人か出来たら、その中から領地経営得意な子選んで、復活!ってのは駄目なの?」
「あー、いわゆるプリムラ方式ね」
「まあそうとも言う…でもうちは暫くいいよぅ、借金子どもに背負わすの嫌だし」
「アウディ君が返すの?」
「うん、せめて今残ってる分はね。
最近出来た株とかいうので儲けるつもり」
うちの領地って結構儲かってたから、国が借金の元本分と同額で買ってくれたんだけど、利子分がね…
ほんと馬鹿みたいに借金してたんだなって。
学園祭予算の水増し分なんか何の足しにもならないじゃん!
ばっかばかしい!
「そういうわけだから、僕もまずはお金稼がないとって。何かいい仕事ない?」
「仕事?」
「まずは株を買うお金いるじゃん、フィーデに出してもらうのも違うし」
するとルースはちょっと考えてから言った。
「うーん、あと数年すれば社交の先生も…あ」
「えっ、何なに?」
「1個ちょっと…アウディ君、絵描ける?」
「うん…ちょっとだけなら」
「衣装係でデザイナー募集してるんだけど…ちょっと一枚描いてよ」
「良いけど…何用?」
「閨着用?」
「誰の?」
「……俺の?」
そう言ってルースは真っ赤になった。
ププ…かーわいい!
「任せといて!とっときのやつ描いてあげる」
「とっておき…?」
「楽しみにしててね!」
もう3人子ども出来ちゃうくらいセクシーでムフフなの描いてやろ…
ププ…ククク。
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