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31.臨海&林間学校【2日目、3日目】その8
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白くて細い姫奏の指が器用にわたしの浴衣の帯を解いてゆく感触を、わたしはベッドに押し倒された状態のまま感じていた。
「はい、ほどけたわ。ふふっ……って、あら?」
帯を脇に放り出した後、わたしの浴衣をはだけさせようとピラッと布地を捲った姫奏が、驚いたようにパッと元通りに浴衣を戻すと、少し嬉しそうな声で顔を近づけてきたかと思うと耳許で囁いてきた。
「……もう準備万端じゃないの♪」
その声のトーンと落ち着く姫奏の香り、そして姫奏の体温を感じてわたしはもっときゅんっ♪ となってしまった。
さっきからわたしはずっと、うれしすぎて、その……少し濡らしてしまっていたのだ。……愛液で、ショーツを。
「ひ、姫奏がいろいろと、興奮させてくるから……」
「あら、そんなことしたかしら私?」
惚けた声で返してくる姫奏。いじわる……。ニヤニヤしたまま私にいじわるするように見つめてくる姫奏。
こ、こういうときはっ……! マノン先輩が言っていた最強の方法でやるしかっ……!
わたしは震える手で自分の浴衣の衽を持ち、不思議そうにしている姫奏に向かって精一杯の甘えた声を出す。
「姫奏ぁ……。わたしを、食べて……? 姫奏のじゆうにして……」
その言葉と共にすっと私の肌が見えるように両側に開く。
その光景に驚いて固まる姫奏。
「あ……う……」
「姫奏……? んむぐっ!?」
と思ったらいきなりキスされた。
「はい、ほどけたわ。ふふっ……って、あら?」
帯を脇に放り出した後、わたしの浴衣をはだけさせようとピラッと布地を捲った姫奏が、驚いたようにパッと元通りに浴衣を戻すと、少し嬉しそうな声で顔を近づけてきたかと思うと耳許で囁いてきた。
「……もう準備万端じゃないの♪」
その声のトーンと落ち着く姫奏の香り、そして姫奏の体温を感じてわたしはもっときゅんっ♪ となってしまった。
さっきからわたしはずっと、うれしすぎて、その……少し濡らしてしまっていたのだ。……愛液で、ショーツを。
「ひ、姫奏がいろいろと、興奮させてくるから……」
「あら、そんなことしたかしら私?」
惚けた声で返してくる姫奏。いじわる……。ニヤニヤしたまま私にいじわるするように見つめてくる姫奏。
こ、こういうときはっ……! マノン先輩が言っていた最強の方法でやるしかっ……!
わたしは震える手で自分の浴衣の衽を持ち、不思議そうにしている姫奏に向かって精一杯の甘えた声を出す。
「姫奏ぁ……。わたしを、食べて……? 姫奏のじゆうにして……」
その言葉と共にすっと私の肌が見えるように両側に開く。
その光景に驚いて固まる姫奏。
「あ……う……」
「姫奏……? んむぐっ!?」
と思ったらいきなりキスされた。
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