1 / 4
始まり
しおりを挟む
___目を開けると上を見ても左を見ても全て真っ白な空間(世界?)が広がっている。
どうやら自分はここに何故か迷い込んでしまったらしい。とりあえず、まずは脱出方法を探さねば。こういうのは考えるよりも行動だ。うん。なぜこう思うのか自分でもよくは分からないが。
...よし。体は動く。(厳密には手と足の指をピクリと動かしただけだが)
「あ゛ーーーーーー...」
声も出る。にしてもガラガラだな。でもここまで出せたら意思疎通は大丈夫だろう。
それじゃあ立ってみるか...その後は食料とか他の人を探すとかかな。次にーーー
!?何かに足を強い力で引っ張られている感覚がある。
恐る恐る足元を見てみると______
「ア...」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い鳥肌が止まらない吐き気がする頭が殴られたように痛い何か聞こえてもくる意識を飛ばさないのでも体力を使う気持ち悪い吐きそうだ誰か助けてくれこんな所で死にたくない嫌だ嫌だ嫌だ嫌
_________________________...い...おい...
「おい!大丈夫か!?肌色悪いし汗凄いぞ!?」
また目を開けると無駄に派手な格好をしている男(?)が立っていた。あの黒いモヤモヤから助けてくれたのか...?
死んでなくてよかった。それに他の人が居るのは心強い__________が、何故だかこの人とは気が合わない気がしてきた。本当に何故なのだろう。...待て。この男片手に短刀を持ってる。こっちをこのまま殺してくるかもしれない。
「おいおい初対面の人睨みつけんなよー...っておっと。短刀持ってたら怪しいよな。すまん。」
短刀をポケット(?)に直した。どうやらこっちを殺す気は無いらしい。
それに口調はかなりチャラチャラしてるが実力は確かなようだ。
「俺の名前はロイド。お前もここに迷い込んじまったんだろ?」
「えぇ...はい...」
「ハッ!あんまり嬉しくはねぇが迷い込んだ仲間だな!」
......やっぱりなぜかこの人と一緒に居たくない...が、今はこの人ぐらいしか頼りになる人がいない。
「そーいや名前は?」
!そうだ!名前!思い出せないんだったナ...
「...覚えてません」
「あら!やっぱそうなのね~...でも大丈夫よ」
ロイドとかいう男はさっき襲ってきた黒いモヤモヤの残骸から何かを取り出し、投げつけてきた。
「レイ」...?
レコードらしきものに書かれた「レイ」という文字を見た瞬間急に記憶が蘇ってくる。黒モヤに襲われた時と似た感覚だ。吐き気が止まらない。頭痛も酷い。が、意識は大丈夫そうだ。
______...ここは...どこだ?
周りが全て赤黒い...が暖かい...足を動かしてみるとすぐになにやら柔らかい壁(?)に当たった。改めてまるでお湯のなかに入っているようだ...
____光が見えてきた。ここから出られそうだ。
「.....イお前の名前は...」
そうだ。自分の名前は...
「レイだ」
____________
「ゲホッゲフッ...ハァッ...ハァ...」
元の真っ白な空間に意識が戻ってきた。今のは...?
レコードみたいなのを手に取った瞬間、かなり断片的に記憶が蘇ってきた...
「あー...思考を凝らしてるとこ悪ぃけど色々説明するな。ここは MaterialGallery っつうんだ。略してまてぎゃら。なんちて。...で、さっきの黒モヤは不純物って言って、まぁ...いわゆる敵だよ敵。んで、さっき投げたレコードっつぅ...うーん...お前の記憶の具現化?みたいのんを取り込んでぶっ壊す~みてぇなゴミ能力があんだよね。んで、それを阻止しなきゃ~だから不純物をぶっ倒すんだよ。うん。」
.....ちょっと何言ってるか分からない...語彙力が無さすぎる...
「要するに黒モヤは見かけ次第ぶっ倒せってこと」
最初っからそう言えや!!!!!!!
...どう戦えば?
「あの...武器は...」
「あれ!?武器持ってないの!?」
「あ...はい...」
「良いよ。俺が体術ちょい教えたるから。」
「ありがとうございます...」
どうやらロイドは体術も教えれる程度はできるらしい。流石だ。
____________最悪だ。
このロイド、教えるのが下手くそすぎる。猿に教えて貰った方が良さそうだ。
が、自分である程度は工夫を凝らしてシンプルな攻撃は普通にできるようになった。
「うし!良い感じ!流石!」
お前には!なんも!教わってねぇんだよ!クソ!!!!!!!!!!!!!!!!
「まぁ、こんぐらい攻撃できるようになったらパッと対処できんじゃねぇの? てかさ、もしかして体術前にやってた?」
...は?
「記憶無いので...あの...」
「あらそう。体に染み付いてんのかね?」
妙に慣れてる感があったのは前に体術やった事あるからだったのか...
「んと。ヤツらが来るぜ。」
ヤツらとはきっと黒モヤのことのはずだ。構えをしよう。
どうやら自分はここに何故か迷い込んでしまったらしい。とりあえず、まずは脱出方法を探さねば。こういうのは考えるよりも行動だ。うん。なぜこう思うのか自分でもよくは分からないが。
...よし。体は動く。(厳密には手と足の指をピクリと動かしただけだが)
「あ゛ーーーーーー...」
声も出る。にしてもガラガラだな。でもここまで出せたら意思疎通は大丈夫だろう。
それじゃあ立ってみるか...その後は食料とか他の人を探すとかかな。次にーーー
!?何かに足を強い力で引っ張られている感覚がある。
恐る恐る足元を見てみると______
「ア...」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い鳥肌が止まらない吐き気がする頭が殴られたように痛い何か聞こえてもくる意識を飛ばさないのでも体力を使う気持ち悪い吐きそうだ誰か助けてくれこんな所で死にたくない嫌だ嫌だ嫌だ嫌
_________________________...い...おい...
「おい!大丈夫か!?肌色悪いし汗凄いぞ!?」
また目を開けると無駄に派手な格好をしている男(?)が立っていた。あの黒いモヤモヤから助けてくれたのか...?
死んでなくてよかった。それに他の人が居るのは心強い__________が、何故だかこの人とは気が合わない気がしてきた。本当に何故なのだろう。...待て。この男片手に短刀を持ってる。こっちをこのまま殺してくるかもしれない。
「おいおい初対面の人睨みつけんなよー...っておっと。短刀持ってたら怪しいよな。すまん。」
短刀をポケット(?)に直した。どうやらこっちを殺す気は無いらしい。
それに口調はかなりチャラチャラしてるが実力は確かなようだ。
「俺の名前はロイド。お前もここに迷い込んじまったんだろ?」
「えぇ...はい...」
「ハッ!あんまり嬉しくはねぇが迷い込んだ仲間だな!」
......やっぱりなぜかこの人と一緒に居たくない...が、今はこの人ぐらいしか頼りになる人がいない。
「そーいや名前は?」
!そうだ!名前!思い出せないんだったナ...
「...覚えてません」
「あら!やっぱそうなのね~...でも大丈夫よ」
ロイドとかいう男はさっき襲ってきた黒いモヤモヤの残骸から何かを取り出し、投げつけてきた。
「レイ」...?
レコードらしきものに書かれた「レイ」という文字を見た瞬間急に記憶が蘇ってくる。黒モヤに襲われた時と似た感覚だ。吐き気が止まらない。頭痛も酷い。が、意識は大丈夫そうだ。
______...ここは...どこだ?
周りが全て赤黒い...が暖かい...足を動かしてみるとすぐになにやら柔らかい壁(?)に当たった。改めてまるでお湯のなかに入っているようだ...
____光が見えてきた。ここから出られそうだ。
「.....イお前の名前は...」
そうだ。自分の名前は...
「レイだ」
____________
「ゲホッゲフッ...ハァッ...ハァ...」
元の真っ白な空間に意識が戻ってきた。今のは...?
レコードみたいなのを手に取った瞬間、かなり断片的に記憶が蘇ってきた...
「あー...思考を凝らしてるとこ悪ぃけど色々説明するな。ここは MaterialGallery っつうんだ。略してまてぎゃら。なんちて。...で、さっきの黒モヤは不純物って言って、まぁ...いわゆる敵だよ敵。んで、さっき投げたレコードっつぅ...うーん...お前の記憶の具現化?みたいのんを取り込んでぶっ壊す~みてぇなゴミ能力があんだよね。んで、それを阻止しなきゃ~だから不純物をぶっ倒すんだよ。うん。」
.....ちょっと何言ってるか分からない...語彙力が無さすぎる...
「要するに黒モヤは見かけ次第ぶっ倒せってこと」
最初っからそう言えや!!!!!!!
...どう戦えば?
「あの...武器は...」
「あれ!?武器持ってないの!?」
「あ...はい...」
「良いよ。俺が体術ちょい教えたるから。」
「ありがとうございます...」
どうやらロイドは体術も教えれる程度はできるらしい。流石だ。
____________最悪だ。
このロイド、教えるのが下手くそすぎる。猿に教えて貰った方が良さそうだ。
が、自分である程度は工夫を凝らしてシンプルな攻撃は普通にできるようになった。
「うし!良い感じ!流石!」
お前には!なんも!教わってねぇんだよ!クソ!!!!!!!!!!!!!!!!
「まぁ、こんぐらい攻撃できるようになったらパッと対処できんじゃねぇの? てかさ、もしかして体術前にやってた?」
...は?
「記憶無いので...あの...」
「あらそう。体に染み付いてんのかね?」
妙に慣れてる感があったのは前に体術やった事あるからだったのか...
「んと。ヤツらが来るぜ。」
ヤツらとはきっと黒モヤのことのはずだ。構えをしよう。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

