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第1章
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お風呂に行くとおじいさんがくれたいい香りのせっけんを出す。
「んー・・・いい匂い。」
お風呂と言ってもおじいさんが増設してくれたもので、火を燃やす暖炉のようなものが中にあり、お湯が沸くと大きなヤカンから自動で浴槽にお湯が入る妙に複雑なシステムで湯船がはられる。
お水はいくらでも出る蛇口があり、ヤカンのお湯と丁度よくなるように自分で先に入れておくのだ。
桶でお湯を掬って頭からかぶり全身をせっけんで洗う。
「すっきりした・・・。」
タオルで拭いて、先程とは違う緩めの服を着る。
「トイ、でたよ。」
「入らないよ。」
「入ったほうがいいよ?」
「臭い?」
「うーん、無臭ではないかも・・・。」
「はぁ・・・わかった。ライが嫌がるなら入るよ。」
「ありがとう。」
トボトボ尻尾を下げてトイがお風呂へ向かっていった。
「本当に嫌いなんだね。」
『いたぞ!!』
なんだろう・・・。と家の外に出てしまったライ。
「わ!!」
誰かとぶつかって横たわって気を失ってしまった。
「ライ!!!」
トイが慌ててお風呂から飛び出るがそこにライの姿はなかった・・・。
「くっそ!私が側にいなかったから!」
トイが遠吠えをするとライスとパンが森の中から出てきた。
「どうしたの?」
「ライが消えた!」
「ライが!?」
「どうした犬たち。」
「じいさん・・・。ライが・・・」
「はぁ・・・。行先は予想がつく。」
じいさんの愛馬リーフが「あんたたち何やってんのよ!神子ってばれても、災いの子と思われてもライには地獄よ!早く探すよ!!」
じいさんは神子上り。だからトイたちと会話ができるのだ。
「最近一瞬時空がゆがんだように感じた。おそらく災いの子がこの世界に来たのだろう。」
「はぁ・・・ライは神子だなんてわかってないし。いや理解しようともしてない。」
「でも、あの子のパワー爆発したら・・・」
「ダメダメ!それにあの子かわいいから」
「あー!なんでライは一人で生きていけない印象しか思い浮かばないんだ!」
「んー・・・いい匂い。」
お風呂と言ってもおじいさんが増設してくれたもので、火を燃やす暖炉のようなものが中にあり、お湯が沸くと大きなヤカンから自動で浴槽にお湯が入る妙に複雑なシステムで湯船がはられる。
お水はいくらでも出る蛇口があり、ヤカンのお湯と丁度よくなるように自分で先に入れておくのだ。
桶でお湯を掬って頭からかぶり全身をせっけんで洗う。
「すっきりした・・・。」
タオルで拭いて、先程とは違う緩めの服を着る。
「トイ、でたよ。」
「入らないよ。」
「入ったほうがいいよ?」
「臭い?」
「うーん、無臭ではないかも・・・。」
「はぁ・・・わかった。ライが嫌がるなら入るよ。」
「ありがとう。」
トボトボ尻尾を下げてトイがお風呂へ向かっていった。
「本当に嫌いなんだね。」
『いたぞ!!』
なんだろう・・・。と家の外に出てしまったライ。
「わ!!」
誰かとぶつかって横たわって気を失ってしまった。
「ライ!!!」
トイが慌ててお風呂から飛び出るがそこにライの姿はなかった・・・。
「くっそ!私が側にいなかったから!」
トイが遠吠えをするとライスとパンが森の中から出てきた。
「どうしたの?」
「ライが消えた!」
「ライが!?」
「どうした犬たち。」
「じいさん・・・。ライが・・・」
「はぁ・・・。行先は予想がつく。」
じいさんの愛馬リーフが「あんたたち何やってんのよ!神子ってばれても、災いの子と思われてもライには地獄よ!早く探すよ!!」
じいさんは神子上り。だからトイたちと会話ができるのだ。
「最近一瞬時空がゆがんだように感じた。おそらく災いの子がこの世界に来たのだろう。」
「はぁ・・・ライは神子だなんてわかってないし。いや理解しようともしてない。」
「でも、あの子のパワー爆発したら・・・」
「ダメダメ!それにあの子かわいいから」
「あー!なんでライは一人で生きていけない印象しか思い浮かばないんだ!」
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