嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第14章 1歩進んで・・・

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「やばいかもな・・・銃使わないでよ~。廉くんが混乱しちゃうから。」
ボスが吠えた後すぐに警察がやってきてお風呂場に避難するように言われた。
「廉くーん。ちょっと騒がしくなるからお風呂場に行くよ」
冷や汗で顔に髪の毛が張り付いた状態で廉が目を覚ますがもちろんこういう状態の時はご機嫌がよくない。
寝る前は隣のじいちゃんたちを心配して損したモードで寝ちゃったわけで。
「廉くん。おにぎりとか持ってください。」
理紗がなるべく廉に簡単に指示を出して手伝いをさせながら移動する。
廉には下にバスタオルを何枚か敷いた上にクッションを置いたりしてそこにゴロンとしてもいいよってことにしていたがお風呂場でゴロンはさすがに嫌みたいで体育座りでボスを横に座らせて寄り添って目を瞑っていた。
「廉くん冷や汗かいてたけど大丈夫?」
「ん・・・。」
「怖い夢見た?それとも忘れた?」
「忘れた・・・。」
「本当に?」
「ん。」
「わかったよ。とりあえず安定剤飲もうか。」
「なんで・・・いつもこれくらいじゃ飲まないもん・・・。」
そりゃそうだ。と理紗は思っているが本当のことを言うと廉がパニックになる可能性があるためごまかしながら何とか安定剤を飲ませることに成功した。
もしかすると銃撃戦になりかねない状況なわけでそんなの理紗だって平常心じゃいられない可能性が大。
廉が冷や汗をかいていた状況からして絶対に今しか飲ませるタイミングがなかった。
「廉くん。ヘッドホンもしておいてね。」
廉にヘッドホンを付けさせると理紗はある人に連絡をした。
「もしもし・・・。」
『もしもし?理紗?』
「翔、廉くん絶対パニックになるからなるべく近所にいてほしい。」
『規制線の近くにもういるよ。親父からも連絡来てる。受け入れもうちがすることで話しは通してる。』
「さすが。ボスが反応して吠えた後に警察から風呂場に逃げる様に言われて今2階のシャワールームにいるの。」
『助けに行ってやりたいよ・・・』
「大丈夫だよ。警察家に何人もいるし。それに特殊班もついてるでしょ。」
『みたいだね。』
「とりあえず、大丈夫とは思うんだけど。犯人何発持ってるんだろ・・」
と言った時パン!!!と銃声が鳴り響いた。
ボスが騒ぎ廉はボスにしがみついていた。
『理紗、廉くんに聞こえる様にスピーカーにしてくれる?』
「え、うん。」
理紗が廉のヘッドホンを片方だけずらした。
『廉くん。怖くないよ。もう終わるよ。理紗廉くんの様子変わらない?』
「いや、こっちをじっと見てるよ。」
こんな状況だけどなんだか廉がかわいくてくすっと笑った。

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