嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第四章 また一緒に。

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「廉くん?ごめんね、今日は午前出勤だからもう起きてほしいなぁ」
直人さんの声がする・・・。
「起きたかな?あぁ!目また瞑ったらダメだよ~。それともお家で寝ておく?」
「・・・・」それはダメだ。体力を付けたいのだ!
「あれ?起きた・・・。どうしたかな?・・・・あ、トイレ・・・?」
トイレへゆっくり向かう。
途中で転びそうになって直人さんに慌てさせてしまった。
トイレを済ませ着替えをする前に体重を測る。
49キロ・・・・。ぅう・・・まだ食べたりないか。
いや、筋肉が足りないのかな・・・。
「49かぁ~」
後ろから直人さんが体重計の数字を読み上げた。
「でも少しは増えてるんだから落ち込む必要はないよ。ごはんもちゃんと食べれ始めてる。」
「・・・」
「52キロまであとたった3キロ!大丈夫!」
「・・・ぎゅうにゅう・・・」
「ん?牛乳?ちょちょちょ!!!!」
リビングに入ると母親がいて「あら、おはよ~廉ちゃん」と料理をしながら言ってくる。
「ぉはよ・・・ぎゅうにゅう」
「牛乳?飲みたいの?」頷くと、「廉ちゃんお腹壊しちゃうからホットミルクね。」
そう言って牛乳を温めてくれ始めた。
「よかったぁ~!百合さんおはよう!冷たい牛乳かと思って焦ったよ」
「大丈夫よ。息子のお腹の調子くらいわかるわよ。」
そう言って熱すぎない温度で牛乳を出された。
「廉ちゃん、これならいいわよ。あと卵焼きと白ごはんと味噌汁。」
テーブルには幼児が食べるほどだけ食器に準備されていた。
「おはよ」
翔さんが起きてきて、そのあとを百々が制服姿で「おはよー!!」とかけ下りてきた。
みんなで席について食べる。
百々はダイエットのためゼリー飲料と卵焼きと味噌汁が準備してあった。
出されたものは何とか食べきり、ぽやっとしてると直人さんが「廉くん、あと10分で出るよ~」というので慌てて支度をする。
今日は緑のパーカーだ。
「廉ちゃん今日は寒いからコート着ていきなさい?」
そう言ってコートを羽織らされた。
午前だけで帰るなら久々にoliveに行ってみようかな・・・。
翔さんのところに行き、クイっと袖を引っ張る。
「どうした?」
「・・・・」スマホに文字をうち画面を見せる
「oliveに午後から行きたい・・・・。うーん、じゃぁ少し休んでほしいから16時に親父にoliveまで送ってもらいな?くれぐれも一人で来たらダメだよ?疲れちゃうからね。」
頷くと頭を撫でられた。
「ということで親父、16時に廉くん連れてきてれない?1時間くらいで帰らせたいから迎えもよろしく。」
「はいはい。廉くん無理はダメだからね?体力が戻ってきてても免疫が落ちてたらウイルスもらっちゃうからね。インフルエンザも増えてきてるし。」
「・・・・」わかったと頷くと、翔さんも直人さんも安心したように笑った。
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