江戸の『鬼』

小豆あずきーコマメアズキー

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赤の嫉妬×黄と青の命を掛けた『夫婦愛』

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しんしんと冷える冬の夜道が豪華な星空に彩られる。

『はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ』

パチパチと火が焚かれた囲炉裏で、美しく、生命感に溢れ、清潔で、セクシーな裸体姿になって、仰向けになるブロンドの短い髪の、一度見たら頭に残る蠱惑的な美貌の14歳の女、鈴の上に覆い被さるのは、緑色が掛かった黒色の髪の、性的魅力に溢れた43歳の男、ナガレが筋肉で引き締まった裸体になって、人並み外れて大きな陰茎を差し込んだ状態で出し入れさせていた。

『ゔ、あぁ!ぐ、はあぁ!』

彼は、額から一筋の汗を流し、締め付けられるその快感にブルッと身震いをし、唾液を垂れ流し、突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、我慢汁がビュクビュクと溢れ、身がゾクッとし、この快感に逆らえない。

『心地良し(気持ち良い)』

ゆるんで少し開いた唇と、エロチックな視線とが射るように圧迫させて言うものだから

『ーーーーーーーーーーーッ!!』

だあぁ畜生(チキショー)!

真剣にしめるなり申して(本気にさせんなって)!

中に出しちまうぞ?

興奮が抑えきれず、バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!と、何度も子宮を突き上げる。

『アァッ!あっ!あぁん!あぁっ!あっ!あっ!あぁ!う、あぁ!はぁ!』

舌を出し、この上ない快感にぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流す鈴は、快楽の海に溺れて這い上がる事が出来ず、体がバラバラになるほど愛され、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかず、唾液を垂れ流し、じょろっと、失禁してしまう。

『あぁっ!ナガレ!』

なかなかお目にかかれない綺麗な形のほっそりとした美脚を両肩に掛け、両方の手でカップル繋ぎする。

『達す!達す!達す!ぅ!あぁっ!ん、はああぁ!』

失神しそうな程のエクスタシーが体を駆け抜け、ビクビクと腰を痙攣させブシュッ!と潮を吹き出し

『おぉ…………………ッ…ぐ……!』

夫も腰を痙攣させ、年甲斐も無く多量の精を放った。射精は力強く、雄々しく、精液はどこまでも濃密だった。きっとそれは子宮の奥まで到達したはずだ。あるいは更にその奥まで。それは実に非の打ち所のない射精。に射精された精子が駆け抜け、子宮へと到達する。そして、卵管を通り卵子を待つ。卵巣から排卵が起こる。精子と排卵をした卵子が、卵管膨大部で出会い、受精をする。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を通り、子宮内へ移動する。子宮に到達した受精卵は、子宮内膜に着床し、妊娠が成立する。

『はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ』

『はぁはぁはぁはぁはぁはぁ』

すべてが終わったとき、次第に遠のいていく恍惚の中で女がブルッと、身震いした。

『けふ、危ふき日(今日、危険日)』

『にひひ♪ 弐人眼はどっちであろうな(2人目はどっちだろうな)?』

既に0歳の息子がおり、彼は子供のように無邪気に笑う。

『二人目は女子ぞ良き。ナガレに覚え、あからさまにヤンチャなれど、臆病なる女の子(2人目は女の子が良いな。ナガレに似て、ちょっとヤンチャだけど、臆病な女の子)』

『貴様に似て美人にて、しかとしてちょーだいなれど、少々鈍臭ゐおなご(お前えに似て美人で、しっかりしてっけど、ちょっとどん臭え女の子)』

お互いの良い所と悪い所を良く知っている。どんな子が生まれたとしても、夫婦はとても幸福であり、妻は唇に唇を押し当て、その幸せを分かち合う。

『ぐ………………………ッ…うぅ!』

笠を被って雪蓑を纏っていたナガレは、狩人としてあってはならないミスを犯してしまった。それは、古くなった誰かが仕掛けたトラバサミに掛かってしまい、脚の肉の奥深くまで挟まれてしまったのだ。

『はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ』

しもうた(ヤベェ)!

早う外さんと(早く外さねえと)!

血の匂ゐに反応してちょーだい熊が(血の匂いに反応して熊が)!

ザッザッザッザッザッザッ。

『!!!!!!!!!!?』

火縄銃を向けた際、熊よりも厄介な奴に出会ってしまったのだ。

『なにを致し候(している)?狩人』

黒髪で、高身長のイケメンの風貌の主である男、鬼賀乃仁導だ。鬼が歩くだけで村人たちは身を隠す。誰からも恐れられている存在だ。

『仁導。助けござらぬて良き。じゃから今は話し掛けなゐにてくれ(助けなくて良い。だから今は話し掛けないでくれ)』

『それがしに種子島を向けるとはな。命知らずなきゃつじゃ(俺に銃を向けるとはな。命知らずな奴だ)』

口のあたりに意地の悪い笑みを彫りつけたように浮かべ、舐め回すように見ながら周りを歩き出す。

『熊であると思ったんでござる(だと思ったんだよ)!』

『なら気配にて分かる。なれどとらばさみに挟まったまま貴様がごとき鈍臭く単細胞な旦那が屋敷に去れば、美しき正室が悲鳴を上げる。じゃからせめて、この世に、どこぞのどの村にも存在致さぬであらう貴様が娶った哀御台所美しき正室の為に、助けてやる(なら気配で分かれ。だがトラバサミに挟まったままお前のような鈍臭く単細胞な夫が家に帰れば、美しい妻が悲鳴を上げる。だからせめて、この世に、他のどの村にも存在しないであろうお前が娶った哀れな美しい妻の為に、助けてやる)』

『頼む』

瞳を揺らし、助けてくれるなら良いと、彼は許した。

『ここには、熊が在(居)るからな』

仁導は、斧を手にした。

『用魂しねばならぬ(用心しなければならない)』

『あぁ?』

『歯を食ゐ縛れ!』

斧を振り翳した時、全てを悟った。

『おゐおゐおゐおゐおゐおゐ!仁導おおおおおおおぉ!!』

ドスッ!

『あああああぁ~』

顔に飛び散る、濁った赤い血。

『ぐああああああああぁ!!』

叫ばずにはいられない激痛に悶え苦しむ。トラバサミに挟まった脚は切断され、ナガレは唾液を垂れ流し、目を見張る。

『あああああぁ!はぁはぁはぁはぁはぁはぁ』

『約束通り助けてやった。後は自力にて這とは去れば。なれど、熊が血の匂ゐ嗅ぎ付けるのが早ゐか、出血多量にて貴様の命が尽きるのが早ゐか、実物じゃな(後は自力で這って帰れ。だが、熊が血の匂い嗅ぎ付けるのが早いか、出血多量でお前の命が尽きるのが早いか、実物だな)』

そう言い、歩いて森を下って行ったのだ。

『ぐうううううううぅ!!』

ギリッと歯を食い縛り、仰向けになる。すると、獣が喉を鳴らして近付いて来る声が。3頭の熊がナガレの周りをぐるぐると回っていたのだ。

『はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ』

血の匂いを嗅ぎ付けて来たのだ。

『ぐるるるるるるるる』

『貴様。飯にあり付けるのは、早ゐぜ(テメエら。飯にあり付けんのは、早えぜ)!?』

ジャコッ!と火縄銃を向け、臆する事なくパァン!と撃った。すると、1頭の熊が大きい口を開けて唾液を垂れ流し、二足歩行で立ち上がれば、3メートル程はあるであろう大きい熊だった。

拙者正室(俺は妻)と子の為に生きるぜ?

くたばとは(って)溜まるか!

仁導おおおおおおおおおおぉ!!!

ザアァッ。雨が絶え間なく村を包むように降る。

『………………………………………』

囲炉裏で正座する鈴は、息子の京牙を抱いて夫の帰りを待っていた。

『京牙』

ナガレ。

遅しな(遅いな)。

ダンダンダンダン!

『?』

玄関の戸をノックされ、彼女は立ち上がって草履を履き、戸を開けた。

『仁導(仁導さん)』

雨に当たり、彼は濡れていた。

『奥方。森を夜回りをしてござったみてすが、お主の旦那様は(奥さん。森をパトロールをしていたんですが、あなたの旦那様は)…』

『りーーーーーーーん!』

『!!!!!!!!!!?』

見ると、地面を這ってこっちに向かって来るナガレの姿が。

『ナガレ』

仁導を避けて外に出

『ナガレええぇ!』

走って向かい肩を貸して上げれば、座った際に脚が無い事に気付いた。

『ナガレ!脚いかがせる!?ナガレ!なにのありし(脚どうしたの!?ナガレ!なにがあったの)!?』

『あぁ。へましてちょーだいしまとはな。じゃから(ヘマしちまってな。んだから)、必ずぶっ潰す』

その時、彼は仁導に顔を向けると、見詰め合った。

『必ず!ぶっ潰す!』

『………………………………………』

すると彼はニヤッとし、その場から立ち去った。

『ナガレ…』

京牙を抱いているので抱き締める事は出来なかったが、彼女はムチュッとキスをし、ナガレは後頭部に腕を回して舌を差し込み絡ませた。

月日が経ち、妊娠7ヶ月を迎えた。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

布団の上で四つん這いになる鈴は、美しく、生命感に溢れ、清潔で、セクシーな裸体になっており、その後ろに膝を突いて密着しているナガレは、妊娠したそのお腹を支えて、人並み外れて大きな陰茎を浅く差し込んで出し入れしていた。

「ゔ、あぁ!はぁはぁ」

唾液を垂れ流し、締め付けられるその快感に身体がゾクッとし、勃起して太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打つ。

「ひ、くっ!んぅ!」

重力でふっくらとした形の綺麗な大きな両胸が垂れ下がり、快楽の海に溺れて這い上がる事が出来ず、体がバラバラになるほど愛され、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかない。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

今、別室の布団の上で京牙は眠っている。

「アァッ!あっ!ああぁ!んはぁ!あぁん!ん、はぁ!」

唾液を垂れ流し、あまりの快感にぼろぼろと雨粒のような涙を流し、舌を出す。

「アァッ!あっ!ん、あぁ!」

布団カバーをクシャッと握り

「鈴!鈴!鈴!」

突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、ビュクビュクと我慢汁が溢れ、そのまま仰向けにさせ、バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!と、子宮を突き上げる。

「ゔ、あっ!アァッ!」

目を見張り、元々が、誰もが満足の行く大きさであり、それが興奮して勃起する事によって更に人間離れした大きさになる。それで出し入れされるので、大いに体が満足する。

「無用!子宮が傷付く!(ダメ!子宮が傷付く!)!ナガレ!」

「悪しき。つゐ(悪ぃ。つい)」

ふっくらとした形の綺麗な大きな胸を両手で鷲掴み、出し入れし続ける。愛おしくて愛おしくて、堪らない。

「アァッ!あ…………………ッ…!」

腰を痙攣させて軽く達し、愛液がパタ。パタタと、糸を引く。

「ナガレ、思へり(愛してる)」

「それがしもお慕い垂き(俺も愛してる)」

彼は、子供のように無邪気な笑みを浮かべて言い、ブルッと身震いし、妊娠しているのでお腹に乗らないように軽く上体を倒し、唇に唇を押し当て、互いに舌を出し絡ませる。

「はぁっ!は、あぁ!んはぁ!はぁ」

「やべぇ。心底こころもち良き。鈴好いておる。お慕い垂き(ヤベェ。マジ気持ち良い。鈴好きだ。愛してる)。鈴!」

伝えても伝えても伝え足りず、名を呼んでも呼んでも、言い足りない程、妻を愛している。

「思へ、り(愛して、る)!ああぁっ!!」

失神しそうな程のエクスタシーが体を駆け抜け、ビクビクと腰を痙攣させ、体は快感のあまりにゾクゾクし、ブッシューーーーーーーーーッ!と、何メートルとも潮を吹き出し

「く、おぉ!」

腰を痙攣させて太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打つ陰茎から、年甲斐も無く多量の精を放った。皮袋を嵌めていたので、中に出される事は無かった。

「やべぇ。未だ(ヤベェ。まだ)出る」

定期的にビュクビュクと精が溢れ

「あぁ……………………ッ…ア……」

こっちもこっちで腰をビクビクと痙攣させて、ピュピュッ。ピュクピュクと潮が吹き出る。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

心地良かりき(気持ち良かった)。

すべてが終わったとき、次第に遠のいていく恍惚の中で女がブルッと、身震いした。

「お風呂入らむ(入ろう)」

「あぁ」

肩を貸して上げ、立たせた。彼はギュッと抱き、鈴は壁に手を付いたが

「あっ!」

「うおっ!」

バランスを崩してしまい、ドサッと倒れてしまったのだ。仰向けになる妻の上に覆い被さり

「御免(ごめん)」

「悪しき。迷惑千万ばかり掛けしめてしまとは(悪ぃ。迷惑ばっか掛けさせちまって)」

彼女の片方の華奢なくびれた手首を掴んで畳に押し付け、見詰める。

「夫婦なれば、あまたまもらせよ。煩ひも掛けよ。すがらに、支ふれば。生涯すがらに、もろともに居れば(夫婦なんだから、沢山世話させてよ。迷惑も掛けてよ。ずっと、支えるから。生涯ずっと、一緒に居るから)」

その頬に触れ、鈴は揺れる瞳で見詰め、ムチュッと、唇に唇を押し当ててキスをした。

思へるぞ(愛してるよ)。

ナガレ。

「………………………………………」

鈴…。

五右衛門風呂に浸かる彼の股の間に背を向けて座る鈴は体育座りしており、ナガレはギュッと、抱き締めた。

「鈴好いておる。お慕い垂き(好きだ。愛してる)」

「我も思へり(私も愛してる)」

顔を向け、唇に唇を押し当ててキスをし、彼はふっくらとした形の綺麗な大きな胸を片方の手で揉み、片方の手でカップル繋ぎし、彼女は片方の手で頬に触れ、舌を絡ませる。

翌日。

明けたばかりの空が、朝の冷気とともに新鮮に輝く。

「はやし(おはよう)!」

井戸端で洗濯物を洗う栗色のソバージュが毛先に掛けられた唇にさしている紅が良く似合う高身長の女、奈良和美嘉は挨拶し

「ジジィが人こき使ひて(ジジィが人をこき使いやがって)!」

隣で文句言っているのは赤だ。赤い着物を纏った細身で低身長の、ブロンドの髪を二つ結びに結えた女の子。夢と違った美人系の顔をしているが目付きがキッとしており、上品な女性の言葉遣いは一切使わず、口調はとても男勝り。

「なればなどかもろともにゐたるぞ(じゃあなんで一緒に住んでるのよ)ー?」

ゴシゴシと洗濯板で洗濯を洗う水色の長い髪をツインテールにして鮮やかな綺麗な水色の着物を身に付けた、あどけない可愛い顔をしているのだが、目付きがキッとしている朧月夢はそう聞いた。

「なにも聞くな童(ガキ)が!」

「なによー!夢聞きしばかりなれど(聞いただけなのに)ー!」

「元服は迎へたれど、いづちもわらはぞな(元服は迎えてるけど、どっちも子供だよな)?」

美嘉は、ゴシゴシと洗濯板で洗いながらそう口にした。

「こちたし(うるせぇ)!」

「夢を巻きな込みそ(巻き込まないで)!」

「にひひひひひひ!」

畜生(ッキショー)!

巻きな込みそ(あの)ジジィ。

『ゔあぁ!あぁっ!ぐっ!んっ!あぁ!』

布団の上に立って両膝き腕を通して抱き上げられている自分は、体中むしゃぶりつきたいくらい綺麗な裸体を晒してており、筋肉で引き締まった実年齢である51とは思えない程の肉体美を晒して膣に差し込まれた大きい陰茎でバコッ!バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!と、突き上げ続けられていた。

『あっ!あぁっ!この!少女好き(ロリコン)ジジィ!うち込みてしか楽しやよ(ぶっ込んでそんなに楽しいかよ)!?』

『あぁ実に愉快である。口の悪しきがきは、躾直し甲斐がござるからな(実に楽しい。口の悪いガキは、躾直し甲斐があるからな)!』

額から一筋の汗を流してニヤッとし、突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、ビュクビュクと我慢汁が溢れる。

『ひぎぃっ!ぐ、あぁっ!あう!う、あぁ!あっ!!』

唾液を垂れ流し、ギッチギチに締め付け、腰を痙攣させて軽くイき、愛液が糸を引く。

『軽く達したでござるか。口のみにてあとは、御身は素直に聞きゆえにゐる(軽く達したか。口だけであって、体は素直に聞き従っている)』

『ぐふうぅ!調子な乗りそよジジィ(調子乗んなよジジィ)!』

畜生(チキショー)!

認むまじ(認めたくねえ)!

されど(でも)!

げに心地良ければ(マジで気持ち良すぎて)!

体が、あやしくなる(身体が、ぶっ壊れちまいそうだ)!

快楽の海に溺れて這い上がる事が出来ず、体がバラバラになるほど愛され、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかず、舌を出し、この上ない快感にぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流し、身体は素直に聞き従って敏感に感じ、腰に回しているほっそりとした長い脚がガクガクと震える。

『貴様の子宮は、とっくに降りておる。子を産む準備は整ゑられたでござる。しかと、受け取れで候(お前の子宮は、とっくに降りている。子を産む準備は整えられた。しっかりと、受け取れ)!』

その時、赤はドキッと鼓動した。

『なふざけそ!誰が汝のごとき屑をのこの童を産むや!中にいださばぶっ×すからなジジィ!我はなんぢの!童を産む道具ならず(テメエざけんじゃねえぞ!誰がテメエみてえなクズヤローのガキを産むか!中に出したらぶっ×すかんなジジィ!オレはお前の!ガキを産む道具じゃねええぇ)!!』

涙を流したままギュッと、抱き締める。

くふぅ!

中にいださるるを悦べるおのれが居て(中に出されるのを悦んでる自分が居て)!

口惜し(悔しい)!!

『未だ分かとはなゐごとしな!かじゃから単細胞は好まぬじゃ!物申す!貴様はそれがしの、がきを産むしか生きる価値のござらん、ただにの道具じゃ(まだ分かってないようだな!これだから単細胞は嫌いだ!言っておく!お前は俺の、ガキを産むしか生きる価値の無い、ただの道具だ)ああああぁ!』

唾液を垂れ流し、子宮にグリッと突き付けた状態で唾液を垂れ流して腰を痙攣させて太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打つ陰茎から、飛び散る程の多量の精を放った。射精は力強く、雄々しく、精液はどこまでも濃密だった。きっとそれは子宮の奥まで到達したはずだ。あるいは更にその奥まで。それは実に非の打ち所のない射精だった。卵管を通り卵子を待つ。卵巣から排卵が起こる。精子と排卵をした卵子が、卵管膨大部で出会い、受精をする。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を通り、子宮内へ移動する。子宮に到達した受精卵は、子宮内膜に着床し、妊娠が成立する。

『ひぎっ!い、ぎゃあああぁ!』

上体を逸らし、失神しそうな程のエクスタシーが体を駆け抜け、ビクビクと腰を痙攣させ、体は快感のあまりにゾクゾクし、ブッシューーーーーーーーーッ!と、何メートルとも潮を吹き出した。

『は………………………ッ…く、はぁ』

舌を出して白目を剥き

『はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁがきを産むに役立たせて貰ゑてる事に、有り難く思ゑ。こっちは価値のござらん無能な貴様を使ひてやったんじゃ(ガキを産むのに役立たせて貰えてる事に、有り難く思え。こっちは価値の無い無能なお前を使ってやったんだ)』

『我は、なんぢの(オレは、お前の)…』

道具には無し(じゃねえ)。

彼女は停電したようにプッツリと、意識を失なってしまう。

畜生(チキショー)!

畜生!畜生!畜生(チキショー!チキショー!チキショー)!

ゴシゴシと大根を洗う赤は、ギリッと歯を食い縛った。

ただの少女好き(ロリコン)ジジィが!

調子に乗りて(乗りやがって)!

「誰と暮らせりや(誰と暮らしてるんだっけ)?」

「仁導なるぞ(だよ)。鬼賀乃仁導」

「仁導(仁導さん)?」

この子が?

仁導と(仁導さんと)?

その時

「はやくさうらふ(おはようございます)」

タライと洗濯板と洗濯物を手にして歩いて来た新島唯子の姿が。

「唯子はやし(おっはよー)!」

夢は元気に挨拶したその矢先

「やよ(やい)ゴラこの雌豚!」

立ち上がり、彼女の前に出たのだ。

「なんぢ仁導の世間彷徨きて!仁導となんの縁ありとてんなりなんぢ(テメエ仁導の周り彷徨きやがって!仁導となんの関係があるってんだオラァ)!」

「えっ?」

唯子は、その迫力に負けて一歩下がり、額から一筋の汗を流す。

「うわ~。引く際嫉妬せり(引く程嫉妬してる)ー」

「なんぢ鬼賀乃の事まめに恋しきかな(あいつ鬼賀乃の事ガチで好きなんだな)?」

赤は、美嘉の首を締め付け怒りを向けた。

「ぐえええええぇ!!」

「誰がかかる腐れジジィすずろに(あんな腐れジジィなんかあああぁ)!」

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ。3人は黙って洗濯物を洗い出す。

「畏しかし(怖いね)?」

「畏し(怖~い)」

「………………………………………」

鈴は、一切含有せずに洗い続ける。

「京牙~♪」

囲炉裏で仰向けになるナガレは、ハイハイして歩く京牙を抱き締めた。その時、ドンドンドンドン!と、戸をノックされた。

「開ゐてんぜ?」

ガラッと戸を引くと、仁導が入って来たのだ。

「仁、導…!」

彼はガバッと上体を起こし、息子を抱き締めて守った。

「貴様の奥方は妊娠致し候。それゆえそれがしが貴様の代わりに育て、鈴を貰ゐ受ける!貴様の抱ゐておる京牙もじゃ!子をそれがしに寄越せ(お前の妻は妊娠している。よって俺がお前の代わりに育て、鈴を貰い受ける!お前の抱いている京牙もだ!子を俺に寄越せ)」

何を言いに来たのかと思えば、ナガレは俯いて吐くように笑い出し

「ふざけるな!正室も子も渡さぬ(ざっけんじゃねえぞ!妻も子も渡さねえよ)!」

「さふ申すと思とはおりき。かはいたし方のござらん事じゃ(そう言うと思っていた。これは仕方の無い事だ)」

懐に手を差し込めば、銃を手にして向けたのだ。

「貴様を殺し、強制的に鈴と子を頂戴いたす(お前を殺し、強制的に鈴と子を貰う)!」

「それがしには愛がござる。それがしの愛を殺す事も、それがしを殺す事も、貴様には出来なゐ!くたばらぬ!それがしと鈴の愛を引き離す事は、断じて出来なゐ!掛かとは来られよごらあぁ(俺には愛がある。俺の愛を殺す事も、俺を殺す事も、お前には出来ねえ!くたばらねえよ!俺と鈴の愛を引き離す事は、断じて出来ねぇ!掛かって来いゴラアァ)!」

仁導はニヤッとし

「良き覚悟じゃ(良い覚悟だ)!」

パァン!と、放った。鈴は、歩いて戻って来た。その時、玄関の戸が開いてる事に気付いた。

「!?」

戸開けり(戸が開いてる)!

「ぎゃああぁ~ん!」

京牙の泣き叫ぶ声が。

「京牙!」

ダッと走れば、洗濯したタライと板が落ち、洗い立ての着物と衣が地面に落ちる。

「ぐっ!うぅ!」

ナガレは、床を転がって逃げる。

「逃げてるのみにては良き覚悟とは云ゑん。先刻まにての威力は如何した(逃げてるだけでは良い覚悟とは言えん。さっきまでの威力はどうした)!?」

パァン!と放ち、彼は転がって避ける。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

とは申した(言った)ものの。

丸腰なんでござる(丸腰なんだよな)?

拙者(俺)。

「お楽しみは終わりじゃ(だ)。×ね!白鳥!」

その時だった。

「ぎゃあああぁ!」

鈴は後ろから飛び付き

「!!!!!!!!!!?」

仁導を押し倒したのだ。

「鈴!」

妊娠しているのに無茶な事をし、彼は体を使って振り払い

「あぁっ!」

彼女は仰向けになり、自分のお腹を守った。

「女!」

腕を掴んで上体を起こさせれば、後ろに回って無理矢理に後ろ手にさせれば

「あああぁ!」

ゴキッと腕の骨が鳴り、華奢なくびれた両手首を片方の手で掴んで束ね、お腹に銃口を突き付けた。

「鈴!!」

「動くな!腹の子共々鈴は死ぬ!正室(妻)と子を生かす事が出来るのは貴様(お前)次第じゃ(だ)!」

「はぁ…!」

鈴は俯き、あまりの痛みに唾液を垂れ流す。

「仁導!よせ!止めろ!止めてくれ!頼む!」

「くっふっふっふっふっ。情けござらん男じゃ。慕う正室が貴様次第にて生きるか死ぬかが決まると申すに、なぞ情けござらん男なんじゃ(情け無い男だ。愛する妻がお前次第で生きるか死ぬかが決まると言うのに、なんて情け無い男なんだ)」

「欲しきものがあらば奉る!お願ひ!をひとにもわらはにも、生きむとこころばめるお腹の子にも手をないだしそ(欲しいものがあれば差し上げます!お願い!夫にも子供にも、生きようと頑張ってるお腹の子にも手を出さないで下さい)!」

「所望致すのは貴様じゃ(欲しいのはお前だ)」

手首を掴んでいた手を離し、アゴを掴んで顔を向けさせた。

「くっ!」

「旦那とせがれをぶち×し、貴様を娶る。時期に腹の子が生まらるる。がきが生を得たら、直ぐに撃ち×し、それがしの子を産ましめる(夫と息子をぶち×し、お前を娶る。時期に腹の子が生まれる。ガキが生まれたら、直ぐに撃ち×し、俺の子を産ませる)」

ナガレの前で鈴の口内に舌を差し込み、絡ませる。

「やっ!あぁっ!」

ぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流し、彼は、京牙を抱いたまま何も出来ない。

「よせ!」

畜生(チキショー)!

正室と子のひい大事に(妻と子のピンチに)!

なにも出来ぬとかで候(出来ねえのかよ)!

おゐそれがし(おい俺)!

片脚の無きからなんじゃ(片足がねえからなんだ)!?

片脚が無くたとは(片足が無くたって)!

接写(俺)は生きてる!

正室(妻)と生きると!

決めたんじゃ(だ)ああああぁ!

彼女はバッと顔を逸らし、ギリッと歯を食い縛り俯く。

「白鳥。正室と子を生かすか、生かさなゐかは貴様次第じゃ。まぁ、なんにしてちょーだいも、鈴を生かしめるなら、それがしの奥方となるがな(妻と子を生かすか、生かさないかはお前次第だ。まぁ、なんにしても、鈴を生かせるなら、俺の妻となるがな)」

「ぐ………………………ッ…!」

自分の選択で、妻と子の運命が変わる。いや、変わらせない。

「我は。我は、ナガレと生くとて、定めけり(私は。私は、ナガレと生きるって、決めたんだあああぁ)!」

鈴は、後ろに体重を掛け

「ぐっ!」

2人はドサッと倒れた。

「!!!!!!!!?」

今じゃ(だ)!

するとナガレは床に京牙を置き、冷たくなった燃え滓の牧の上に置いてあった鉄鍋を手にして這う。

「あぁっ!」

囲炉裏から落とされ、地面に頭を押さえ付けられ、彼は、股の間に侵入して腹部に銃口を突き付ける。

「抵抗するでござるな!聞き従ゑ!どの道貴様の旦那は死ぬ!それがしが貴様の旦那になるんじゃ(抵抗するな!聞き従え!どの道お前の夫は死ぬ!俺がお前の夫になるんだ)!」

「赤(せき)は本気にきみを思へり!赤ばかりの愛に、いらふべし(本気であなたを愛してる!赤だけの愛に、答えるべきだ)!」

「あのがきは、ただにの道具じゃ(ガキは、ただの道具だ)!」

「正室から離れろ(ゴラテメエ!妻から離れろボケがあああぁ)!!」

鉄鍋でガン!と後頭部を叩き付け、ナガレも囲炉裏から落ち

「ナガレ!」

彼の首を締め付けて殴り合い、仁導は口の中に手を差し込んだ。

「おえええええぇ!!」

「喉を貫ゐてやる!」

「あ…………………ッ…が……!」

白目を剥き、舌を出して意識を失い掛けたその時だった。ガァン!と言う衝撃と共に、彼はドサッと、倒れたのだ。

「ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」

ナガレは咳き込み顔を向けると

「ジジィが世話ばかり掛けさせて(世話ばっか掛けさせやがって)」

気絶した仁導の腕を掴んで赤は引っ張って家から出て行ったのだ。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

何奴じゃ(誰だ)あれ?

「ナガレ!」

「鈴!」

彼女はギュッと抱き締めると、鈴はぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流した。

「良かりき!我、ナガレ居ずならば、生きえいかず(良かった!私、ナガレが居なくなったら、生きていけない)!」

「鈴」

笑みを浮かべ、後頭部と背に腕を回して抱き締めた。

それがしもじゃ(俺もだ)。

貴様無しの人生何やら(お前え無しの人生なんざ)。

存念られぬ(考えられねえ)。

囲炉裏に胡座をかく仁導は、額に包帯を巻いていた。

「やよジジィ。なんぢの遊びかたきは我ばかりに足ればぞ(おいジジィ。お前えの遊び相手はオレだけで十分だかんな)」

「がきの世話は飽きた。人の正室を物にしたかったでござるが。邪魔しおとは(ガキの世話は飽きた。人妻を物にしたかったが。邪魔しおって)」

「なにさはる!なんぢが我に絞らねばいかれじ(なにが邪魔だ!お前がオレに絞らねえからいけねんだろう)?」

「絞らけらばゐけなゐとか(絞らければいけないのか)?」

「当たり前ならむ(だろう)?」

膝の上に向き合って座ると、彼女は両肩に手を置き見詰めた。

「其れは何奴が決めたんじゃ(それは誰が決めたんだ)?」

「我こそ定めけれ(オレが決めたんだよ)」

「拙者貴様を聞き従わしめる身じゃぞ?自惚らるるながきが(俺はお前を聞き従わせる身だぞ?自惚れるなガキが)!」

「さる童に、なんぢこそ負けけれ(そんなガキに、あんたは負けたんだよ)」

ギュッと抱き締め、唇に唇を、押し当てた。

自惚れおとは(って)。

負けたのは。

仁導は、背中に腕を回すなり

貴様じゃ(お前だ)!

銃口を突き付けた。パァン!
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