江戸の『鬼』

小豆あずきーコマメアズキー

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年頃の…

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「………………………………………」

囲炉裏に座って腰まで衣を開(はだ)けさせている、黒髪で、高身長のイケメンの風貌の主である男、鬼賀乃仁導をジッと、父のナガレに似てイケメンな風貌を貰い、目元のキッとした感じはママの鈴にそっくりな栗色の髪の、13歳ながらも163センチある息子の京牙は、こう口にした。

「仁導って、脇。綺麗でござるな(ワキ。綺麗だよな)?」

黙り込んで見ていたと思えばそんな事を考えていたようで、彼はガッと、後頭部に手を置く。

「褒めらるても嬉しくはござらんがな(褒められても嬉しくは無いがな)?」

「へへへ♪ 毛がぼうぼうぞりかはござらん方が良きと思うておる。それがし的にね?て申す事はさぁ。下の毛もござらんの(毛がぼうぼうよりかは無い方が良いと思う。俺的にね?て言う事はさぁ。下の毛も無いの)?」

すると、興味を示した先は『下』の方であり、目をキラキラと輝かせて聞く。

「拝見して(見て)みるか?」

仁導は、子供相手だからと言ってそんな事を言い遊びだす。

「見たもう(見たい)!」

すると京牙は、裾を捲った。

「!!!!!!!!!!?」

目を見張り、額から一筋の汗を流す。

「いかがじゃ?生ゑておったか(どうだ?生えてたか)?」

彼は顔を向け、どうやら驚愕をして声が出ないようだ。

「やばゐ」

「?」

「父上にても大きゐ(父ちゃんよりもデカい)」

圧倒されてしまったようだ。こんなにも大きい『物』を見た事が無かったので、瞳が揺れ驚愕を隠し切れない。

「ほぉ。白鳥にても大きゐか。其れは喜ばしき事じゃ(白鳥よりも大きいか。それは喜ばしい事だ)」

その夜。

布団の上で胡座をかく京牙は、陰茎を手に優しく握って上下にしごいていた。

「はぁ」

唾液を垂れ流し、突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、目眩に似た恍惚感が訪れブルッと身震いをする。

あぁ~。

こころもち良き(気持ち良い)。

ビュクビュクと我慢汁が溢れ、ふと、顔を向ける。

「………………………………………」

勃起しておるに(むっちゃくっちゃ勃起してるのに)。

仁導のあの大きさにはならないであろうでござるな(ならないんだよな)?

仁導、でかかったなぁ。

「う……………………ッ…ぐ……!」

ビュルルルル!と、放った。びくんびくんと陰茎が脈打ち、まるで犬が遠吠えをしているように射精する。

「ああああああぁ…。こころもち良かった(気持ち良かった)ぁ」

「京牙!湯入らふぜ(風呂入ろうぜ)!」

「あぁ」

部屋の前で呼ばれ、彼は立ち上がった。

「ふい~」

緑色が掛かった黒髪の高身長で、性的魅力に溢れた男、白鳥ナガレは、筋肉で引き締まった43歳とは思えない肉体美を晒して五右衛門風呂に浸かっていた。

「父上(父ちゃん)」

「如何した(どぅーした)?」

すると京牙はこう、口にした。

「父上の大きし(父ちゃんのデケェ)!」

「当たり前で候!父上のはまんもす級じゃからな(あったりめえよ!父ちゃんのはマンモス級だかんな)!ぶっはっはっはっはっ!」

それを、台所に立って大根を切っていたブロンドの短い髪の一度見たら頭にずっと残る蠱惑的な美貌の女、鈴と、その横にしゃがんで竹筒を浸かって火加減を確認しながら竈門に息を吹き掛けて米を炊く息を飲む程美しい女に育った、ナガレの要素が一つも無い14歳の娘、美鈴は、互いに顔を向ける。

「いやしき話(下品な会話)」

「母はいかで父とあひせる(ママはどうしてパパと結婚をしたの)?」

そんな話しを子供からされるとは思ってもなく、彼女は前を向き大根を輪切りにする。

「思へばあひせる。思ひて無くばあひなど、せぬもの(愛したから結婚をしたの。愛して無ければ結婚なんて、しないもん)」

「………………………………………」

いやしけれど、父が良かりけり(下品だけど、パパが良かったんだ)。

母は(ママは)。

されど父も(でもパパも)。

母良くあひしなればかし(ママが良くて結婚したんだもんね)。

当たり前なれど(だけど)。

我は、いかなる人とあはむ(私は、どんな人と結婚するんだろう)?

理想は無い。タイプもないが、結婚を夢に見て家事を手伝い

「それがしも父上さながらに大きゐまんもすになり申してやる(俺も父ちゃんみたいにデケェマンモスになってやる)!」

「ぶははははははは!無理無理!それがしを堪ゑるにてかきまんもすはこの世に居なゐからで候(俺を堪えるデケェマンモスはこの世に居ねえかんよ)!」

低レベルな会話をして盛り上がる彼は、将来の理想など無く生きる。
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